自然の中で、のんびりと運動ができるキャッチボール。晴れた日には、恋人とキャッチボールデートに出かけるのもおすすめです。
大人になってから、キャッチボールをする機会は減りますよね。日常的に行うものではないため、好きな人とキャッチボールデートに出かければ新鮮な気持ちで楽しめるはずです。
とはいえ「キャッチボールデートって楽しいの?」「どんな服装を選べばいいの?」と疑問に思うことでしょう。
そこで当記事では、キャッチボールデートの楽しみ方やおすすめの服装を紹介します。キャッチボールデートの注意点も紹介しますから、当記事を参考に、キャッチボールデートを楽しんでくださいね。
目次
キャッチボールデートの魅力
キャッチボールデートは、気軽に遊べてお相手とも距離が近づきやすいデートプラン。お金もそれほどかからないため、付き合いたてのカップルにもおすすめです。
そんなキャッチボールデートの4つの魅力を紹介します。
投げ方やグローブの使い方を教わりながら距離を縮められる
やり方を教わりながら距離を縮められる点が、キャッチボールデートの魅力のひとつです。
物理的な距離が自然に近づくのはもちろんのこと、教わることでお相手との心の距離も近づくはず。
とくにキャッチボール初心者は、どう投げたら相手のグローブに届くのか、来たボールをどうキャッチしたら良いのかなど、わからないことがたくさんあります。しかしキャッチボールデートなら、その「わからない」が仲を深めるチャンスになるのです。
お相手のレクチャーを熱心に聞くことで、お相手に好印象をあたえることも期待できます。さらにキャッチボールの基本がわかると、後々ラリーも続けやすくなるため、デート自体も楽しめるはず。
「キャッチボールなんてしたことないから…」と食わず嫌いせず、ぜひチャレンジしてみてください。
運動が苦手な人でも楽しく汗をかける
キャッチボールデートは、運動が苦手な人でも楽しみやすいアクティブデートです。
ボールを投げてキャッチする動作をくり返すため、激しく動くシチュエーションがそれほどありません。走るのが苦手な方でも、楽しみながら汗を流しやすいのが魅力的です。
またキャッチボールはハードなスポーツに比べると疲れにくく、続けやすいのもうれしいポイント。
それほど激しくないものの、広大な青空や芝生の中でキャッチボールをすると爽快感を味わえるもの。運動が苦手な方こそ、キャッチボールデートに出かけてみてはいかがでしょうか。
細かいルールがなく未経験でも楽しめる
キャッチボールは他のスポーツと異なり、細かいルールがありません。たとえキャッチボール未経験でも気軽に楽しみやすいのが魅力のひとつ。
他のスポーツであれば、ルールを理解することから始まります。バスケットボールなどのように細かいルールがある場合は、規則を把握することで精一杯。
一方キャッチボールなら、グローブを付けてボールをお相手に向かって投げるだけ。これだけわかりやすいスポーツは、他にそうありません。
また、はじめはうまくキャッチできなくても、次第にラリーが続くようになるなど、上達がわかりやすいのもキャッチボールの魅力のひとつです。
上達してきたら「動かずにキャッチできるボールを投げられたら3点」などの独自ルールを作り、ゲーム感覚で楽しむのもいいですね。
付き合う前のデートにもおすすめ
気軽に楽しみやすいキャッチボールデートは、付き合う前のカップルのデートにもおすすめです。
複雑なルールもなく、運動が苦手な男女でも楽しみやすいアクティビティですから、カジュアルに楽しめるのがキャッチボールデートの魅力のひとつ。またお金もかけずに取り組めるため、まだまだ知り合ったばかりのカップルにもおすすめのプランです。
とくにお互いに野球に興味があるのなら、積極的にキャッチボールデートに誘ってみてはいかがでしょうか。
キャッチボールデートおすすめの服装やコーデ
続いて、キャッチボールデートにおすすめの服装やコーデを紹介します。
キャッチボールデートを楽しむには、カジュアルな動きやすい服装を選ぶのがおすすめです。
また体を動かしているうちに暑くなることも考えられますから、羽織りものなど、体温調節しやすい服装も適しています。
以下の内容を参考に、クローゼットの中身をチェックしてみてくださいね。
動きやすいパンツスタイルでアクティブに
キャッチボールデートでは、動きやすさを重視したパンツスタイルがおすすめです。
ボールを投げるとき、足を曲げたり伸ばしたりするため、あまりにタイトなパンツだと窮屈に感じるかもしれません。また女性の場合、スカートのように裾がヒラヒラしていると、足が引っかかって転倒してしまう可能性もあります。
伸縮性のあるパンツなら、足を曲げても問題ありませんし、足を伸ばす際に引っかかりづらいはず。
テンションが上ってくると、プロ野球選手のような投げ方を真似したくなるものです。「このパンツは、野球選手の投球フォームを真似できるかな?」という視点で選ぶのもおすすめです。
足元が安定するスニーカーがベター!
キャッチボールデートでは、足元が安定する靴を選ぶのがおすすめです。足元が不安定な芝生の上を歩いたり、投げる動作で足に体重を乗せたりするため、歩きやすさやクッション性を重視しましょう。
とくにスニーカーは動きやすさが重視されているため、芝生の上を歩くキャッチボールにはぴったり。
また新しいスニーカーよりも、履き慣れたスニーカーを選ぶことで、靴ずれも起きにくくなります。おろしたてのお気に入りの1足が汚れてしまうと、せっかくのデートも悲しい思い出になってしまうかもしれませんよね。
履き慣れたスニーカーを選び、怪我のないようキャッチボールデートを楽しんでくださいね。
汚れてもいい服装がおすすめ
キャッチボールデートでは、多少汚れてもいい服装を選ぶのがベターです。
キャッチボールの合間に休憩することもありますが、都合よくベンチが空いているともかぎりません。地べたに座って休憩することも考えられますから、ある程度服が汚れることを想定しておきましょう。
また不意に転んでしまったり、天候が変わって雨に打たれたりすることも考えられます。キャッチボールデートでは、新しい服やお気に入りの服、白い服などは避けることをおすすめします。
キャッチボールデートの楽しみ方
キャッチボールデートの楽しみ方を紹介します。
キャッチボールは投げて受けてのラリーをくり返すスポーツですから、単調になりやすいのが特徴のひとつです。
お相手とキャッチボールを楽しむためには、ちょっとしたコツを取り入れることが大切です。
キャッチできたらお相手を褒めよう
お相手がボールをうまくキャッチできたら、褒めることを忘れないようにしましょう。
初心者や運動が苦手な人は「ナイス!」「キャッチできたね!」と言われるだけでもうれしいものです。
一言声をかけるだけでも「ちゃんと見てくれてる」と感じ、お相手にポジティブな印象をあたえられるかもしれません。
反対に、お相手が投げたボールをキャッチしたときは「ナイスボール」などと伝えてあげることで、投げた側は自信につながります。
ただし「プロ野球目指しなよ!」など大げさに褒めるのは逆効果ですから、適度に行うことを意識してみてください。
慣れたら投げ方にバリエーションを持たせてみよう
キャッチボールに慣れてきたら、投げ方のバリエーションを増やしてみましょう。少しずつ工夫を入れることで、単調になりやすいキャッチボールも長く楽しめるはず。
たとえば少しずつ距離を離していったり、ボールを高く投げてフライ風にしたりと、変化を加えてみましょう。
あるいは何回ラリーが続くか、どちらが先に失敗するかなど、ゲーム要素を加えてもいいですね。
変化を意識しすぎてお相手が取りにくいボールを投げては本末転倒ですから、お相手が楽しんでいるかを考えながら投げることをおすすめします。
風景を楽しみながらキャッチボールしよう
キャッチボールデートでは、風景を楽しむのも醍醐味のひとつです。
たとえば広々とした公園なら、視界に広がる青空や青々とした木々、爽やかな風の音など、自然と触れ合えるでしょう。
もしくは河川敷でやるのなら、水の流れや川の音をたしなみながら、優雅にキャッチボールできるため、日常の喧騒を忘れられるかもしれません。
このようにキャッチボールは、自然の風景を楽しめることも魅力的です。キャッチボールだけではなく、風景を楽しみ、お相手と写真を撮りながら満喫してみてください。
キャッチボールデートの注意点
最後にキャッチボールデートの注意点を紹介します。
せっかくのデートですから、嫌な気分で終わらせたくありませんよね。以下の注意点に気を配り、キャッチボールデートで楽しい時間を過ごしましょう。
ラリーが続かなくても機嫌を損ねない
キャッチボールデートでは、ラリーが続かなくても機嫌を損ねるなど、態度に出さないことを心がけましょう。
たしかにはじめのうちは、ボールを取りこぼし、拾いにいくことが多いかもしれません。うまくラリーが続かないと、フラストレーションが溜まることもあるでしょう。
しかし態度に出してしまえば、場の空気が悪くなってしまいます。またご自身の態度を見て、お相手は「キャッチボールは失敗だったかな…」「機嫌が悪いから、あまり楽しめなかったな…」とネガティブな気分になるかもしれません。
ラリーが続かないなら態度に出すのではなく、お相手との距離を短くしてみるなど、建設的な対応を心がけましょう。
お相手に合わせたボールを投げよう
キャッチボールデートでは、お相手のレベルに合わせたボールを投げることが重要です。
たとえばお相手が初心者にもかかわらず、早すぎるボールや変化球を投げても、お相手は恐怖を感じるだけです。
かっこいいところをアピールするどころか、「自分勝手な人」と思われてしまうかもしれません。
山なりのゆっくりとしたボールを投げる、下手投げをするなど、思いやりを持ったボールを意識してみてください。
集中しすぎて無言はNG!適度な会話が大事
キャッチボールに集中しすぎて、無言で投げ合うのは禁物です。適度な声かけや会話を意識しましょう。
キャッチボールの最中に「ナイスボール!」「惜しい!ギリギリ届かなかったね」など、少し声をかけるだけでも場の雰囲気は変わります。ときおり休憩をはさみ、木陰に腰かけながら会話を交わすのも良いですね。
他にも、ボールを投げるタイミングに合わせて、しりとりで遊ぶのもいいアイデアです。
デートの基本は、笑顔で楽しい時間を過ごすこと。ただのボールの投げ合いではなく、「キャッチボールデート」にするために、楽しい雰囲気作りを心がけましょう。
まとめ
キャッチボールデートは、初心者でも楽しみやすい気軽なデートプラン。
景色を楽しみながら、程よい運動で汗を流せるキャッチボールは、運動が苦手な人にもぴったりです。
お相手のことを第一に考え、適度に会話を意識すれば、お相手との距離がますます近づくことでしょう。
当記事を参考に、お相手とキャッチボールデートを楽しんでくださいね。
他のアクティブデートも検討したい方は、ぜひ下記の記事も参考にしてください。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部