大人の遊びとして人気を集めるダーツデート。ダーツだけではなくドリンクもたしなめるなど、多用な楽しみ方がダーツデートの魅力です。
とはいえ「ダーツ初めてでも、デートに行って楽しめるのかな?」「ダーツにはどんな格好で行けばいいの?」と疑問に思うことでしょう。
そこで今回は、ダーツデートの魅力や楽しみ方を解説します。後半では、ダーツデートの注意点も紹介しますから、お相手とのダーツデートを存分に楽しんでください。
目次
ダーツデートの魅力
まずはダーツデートの魅力を紹介します。具体的には、下記の3点です。
大人の雰囲気を味わえるダーツデートの魅力を紹介します。
場所や時間によっては低料金で楽しめる
ダーツデートは、低料金で楽しみやすいプランです。
ディナーでデートすると多くの場合、1人5,000円前後はかかりますよね。温泉などの旅行に行く場合は、10,000円を超えてくることもあるでしょう。
一方ダーツデートの場合、場所によってピンキリではありますが、2,000円前後で楽しめるところが一般的。さらにダーツバーならば、お酒も含めて3,000円前後で楽しめるため、出費を削れます。
また朝割などの時間割引が用意されているスポットもあるため、工夫次第でデート代を減らせます。
日常のやり取りで「ダーツって意外と安く楽しめるって知ってた?」と切り出し、お相手の反応を伺ってみてください。
スポーツが苦手でも楽しみやすい
ダーツデートは、スポーツが苦手でも楽しみやすいデートプランです。
バスケのようなスタミナや瞬発力、野球のような筋力も必要ありません。ダーツに必要なのは、ダーツボードの狙った位置を射抜く集中力と、繊細なコントロール力。
男女差も生まれにくいためハンデなども設ける必要がなく、お相手と同じ目線で楽しみやすいスポーツです。
もちろんダーツ上級者との実力差はありますが、お互いに初めて楽しむ、もしくは経験が浅い状態なら、お相手と競い合いながら一緒に楽しめることでしょう。
自然に会話が弾みやすく、いい雰囲気になりやすい
会話が自然と弾むところも、ダーツデートの魅力のひとつ。
たとえばカラオケデートではどちらか一方が歌っている状態がほとんどですから、ゆっくりと会話をする時間はあまりありません。
一方ダーツデートは、話題が生まれやすい特徴があります。「真ん中に当たった!」や「〇〇さん今何点?」など、プレイにまつわる話題が豊富であり、会話のきっかけに困りづらいのが魅力的です。
また、時にお酒をたしなみながら過ごせるデートプランですから、ダーツから離れて日常会話に花を咲かせるのもいいですね。
居酒屋デートだと話題が尽きる方も、いい雰囲気になりやすいダーツデートにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
初めてのデートや付き合う前のデートにもおすすめ
ダーツデートは、初デートや付き合う前など、関係性が浅いときのデートにもおすすめです。
会話のきっかけが豊富であるため、まだお相手のことをあまり知らない状態でも会話が途切れにくいのがダーツデートの魅力です。
食事やお酒をたしなみながら会話を交わせるため、ダーツデートがお相手を知るいいきっかけになることもあります。
また工夫次第では料金も削れるため、レストランにディナーへ行くよりも気軽に楽しめるのもありがたいポイント。
とはいえ未経験であれば若干ハードルの高いデートプランでもありますから、お相手がダーツデートに抵抗がないか否かを確認するようにしましょう。
ダーツデートにおすすめの服装やコーデ、髪型
ここではダーツデートの服装と髪型を紹介します。
ダーツデートでは、動きやすさとおしゃれさを重視した服選びが大切です。以下のポイントを取り入れ、ぴったりの身なりでダーツデートに出かけましょう。
脱ぎ着しやすい服装で行く
ダーツデートでは、脱ぎ着しやすい服を選ぶことをおすすめします。
ダーツでは、ご自身のプレイ時とお相手のプレイ時に時間差があります。もちろん体温に合わせて部屋の温度は変えにくいため、体温調節できる服装がベターです。
オーバータイプのニットなど着ると、なかなか脱げずに汗をかいてしまうことも考えられます。大人の雰囲気を楽しむダーツデートでは、清潔感をアピールすることも重要ですから、羽織ものなどを選ぶといいでしょう。
ダーツではおしゃれさも大切な要素ですから、伸縮性のあるジャケットや薄手のカーディガンなど、おしゃれさと動きやすさを兼ねる服がいいですね。
髪型を整えておしゃれも楽しむ
ダーツデートでは、髪型を整えてみてください。
バスケなどのスポーツでは激しく動くため、どうしても髪型は崩れます。せっかく髪を整えていっても、次第に崩れてしまい、切ない思いをしますよね。
一方ダーツはスポーツとはいえ、髪が乱れるほどの動きはありません。そのため髪型を整えればおしゃれを楽しめますし、カッコいいところ・可愛いところを見せられるのが嬉しいポイントです。
せっかくおしゃれを楽しめるわけですから、ぜひ髪型を整えてみてください。
動きやすい靴を履こう!スニーカーがおすすめ
ダーツは大人の雰囲気が味わえる場所ですから、ヒールやブーツなどを履きたくなるかもしれません。しかしダーツデートには、スニーカーなどの動きやすい靴を履いていくことをおすすめします。
ダーツでは投げる際に、体全体を前傾させ、片足に体重が乗るフォームになります。その際ヒールなどのバランスが悪い靴だと、重心が崩れて転倒することも考えられますよね。
せっかくのダーツデートを苦い思い出にしないためにも、履き慣れたスニーカーを選ぶといいでしょう。
どうしてもスニーカーが嫌な場合は、ヒールなどのついていない柔らかい靴を選ぶといいですね。
ダーツデートの作法や楽しみ方
ここではダーツデートの作法や楽しみ方を紹介します。
ダーツデートは楽しい時間を過ごせるプランです。しかしダーツに馴染みがない場合は「どうやってダーツデートを楽しめばいいの?」と疑問に思うことでしょう。
以下の内容を把握し、お相手と楽しいダーツの時間を過ごしてくださいね。
料金プランはワンゲーム制を選ぶ
ダーツデートでは、ゲームごとの料金プランを選ぶことをおすすめします。
一般的にダーツには、下記の2種類の料金プランがあります。
- 時間制…「1時間〇〇円」など、時間単位で料金が設定されるケース
- ワンゲーム制…「1ゲーム〇〇円」など、遊んだゲーム数だけ料金が設定されるケース
ワンゲーム制の料金プランをおすすめする理由は、お相手がダーツに飽きてしまった時に対応しやすいからです。
たとえば2時間パックを選んだとしたら、1時間が経過した段階で飽きてしまっても、残り1時間はダーツを続けなくてはいけません。
一方ゲーム制なら、2ゲーム目で満足した場合にも、ゲームが終わったらそこで切り上げられますよね。
もちろんお互いダーツが趣味なら時間制でも問題ありません。しかしお相手がダーツ初心者の場合、ワンゲーム制を選んでみてください。
得点を競い合い、ゲーム感覚で楽しむ
ダーツデートでは、得点を競い合うのがおすすめです。得点を競い合うことで、よりダーツデートが盛り上がりやすくなります。
楽しみ方はさまざまとはいえ、ダーツには単調な側面もあります。ダーツを投げているだけでは、次第に飽きることも考えられますね。
派手な賭け事などは、お相手にネガティブな印象をあたえる可能性がありますから、適度に勝負を楽しむのがおすすめ。たとえばジュース代や交通費など、自分が支払ってもいいと思えるくらいの額を賭けて勝負するのも選択肢のひとつです。
スコアを競い合うことによって、お相手の真剣な一面が見られるかもしれません。普段見られないお相手の一面を知りたい方は、ぜひスコアの勝負を提案してみてください。
経験に応じてハンデをつける
スコアを競い合う際、もしもダーツ経験に差があるのなら、ハンデをつけてみてください。
実力が拮抗しているのならハンデはいりませんが、たとえばどちらかが初心者ならば、実力が開きやすいはずです。
勝負ごとは「勝つか負けるか?」の一進一退の展開があるからこそ盛り上がるもの。実力差があり過ぎると、2人で楽しみにくいものです。
そのためダーツの経験に差がある場合はハンデを付けて、フラットな状態からスタートするようにしましょう。ハンデを付けることで、スポーツならではのハラハラ感やドキドキ感を楽しめるはずです。
ダーツボードによってはハンデ機能が搭載されているものもありますから、積極的に利用してみましょう。
ダーツバーでカクテルなどのお酒を楽しむ
ダーツデートでは、お酒をたしなむのも楽しみ方のひとつです。
場所によってはダーツバーが併設されていることもありますから、ダーツと一緒にドリンクをたしなむのがおすすめです。
カクテルなど豊富な種類が用意されているのなら、お相手と一緒に飲んだことのないお酒にチャレンジしてみるのもいいですね。
ただし、お相手がお酒が苦手であることも考えられます。お相手とお酒を飲んだことがないのなら「〇〇さんお酒飲める?」「お酒苦手ならソフトドリンクもあるよ!」と気遣うことを忘れないようにしましょう。
ダーツデートの注意点
最後に、ダーツデートの注意点を紹介します。
せっかくのダーツデートを楽しい時間で終わらせるためにも、以下のポイントを把握しておきましょう。
ダーツ以外のデートプランも用意する
ダーツは単調な一面も持つスポーツです。そのため、ダーツ以外の時間も用意することをおすすめします。
たとえば併設されたダーツバーでドリンクを楽しむのはもちろんですが、他にもビリヤードなどのゲームを行うものいいアイデアですね。
ラウンドワンなどの複合施設を選べば、ダーツ以外のスポーツをまんべんなく楽しめます。あるいはダーツバーが併設された漫画喫茶なら、飽きることなく楽しめることでしょう。
ダーツばかり長時間行っていては、次第に飽きてくることも考えられます。ダーツ以外のデートプランも用意することで、飽きへの対策をしておきましょう。
自然体を意識する
ダーツデートでは、お相手にいいところを見せたい気持ちが先行し、普段とは異なる姿を見せたくなることでしょう。しかしあくまでも、ダーツデートでは自然体で過ごすことをおすすめします。
お相手の前で背伸びしていては、せっかく一緒にいる時間が苦しくなることも考えられます。また普段慣れていない行動は違和感の原因にもなり、お相手に「〇〇さんカッコつけてるな…」と見抜かれてしまうかもしれません。
お相手と関係を長く続けていくためにも、ダーツデートでは変にカッコつけずに、自然体のご自身を見てもらいましょう。
細かいルールを設定しない
プロの選手が参加する本格的な大会もありますから、ダーツには細かいルールが設定されています。しかしことダーツデートであれば、細かいルールは設定しすぎないことをおすすめします。
たとえばダーツの競技規則には、得点の計算方法からダーツボードからの距離まで、細かくルールが設定されています。
しかし「ラインを少しでも超えるとアウトね!」など言われると、初心者だと楽しめないかもしれません。また細かい人だと思われることもあるでしょう。
そのためある程度はルールに則りながらも、ダーツが苦手な人向けの特別ルールを作るのがおすすめです。
たとえば「近い距離から投げてOK」や「得点を1.5倍」などの独自ルールを作り、お相手がダーツを楽しめるように配慮しましょう。
勝敗を意識しすぎない
ダーツデートでは、勝敗を意識しすぎないことが大切です。
スコアの競争を意識し過ぎると殺伐とした雰囲気が流れ、デート自体が楽しめなくなることも考えられます。あまりに熱くなりすぎて「くそっ!また外したよ!」など、乱暴な言葉が飛び出せば、お相手はネガティブな印象を持つことでしょう。
ダーツデートの目的は、勝負に勝つことではなく2人でダーツを楽しむこと。勝負ごとはほどほどに、ドリンクや会話なども楽しみながら、いい雰囲気で過ごすことを意識しましょう。
特に負けず嫌いな人などは熱が入りやすいため、定期的に「今熱くなりすぎてないかな?」と自問自答することをおすすめします。
まとめ
今回はダーツデートの魅力や楽しみ方を紹介しました。
ダーツデートは低料金ながらも、スポーツやお相手との会話、お酒も楽しめる点がメリット。そのためお酒が好き・なにか新しいことに挑戦したいカップルにおすすめのデートプランです。
ダーツデートでお相手のまだ見ぬ魅力を引き出し、より2人の距離を近づけていきましょう。
他のアクティブなデートも検討したい方は、下記の記事も参考にしてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部