どれだけ愛し合っている恋人同士でも、ずっと仲の良いまま付き合い続けるのは難しいものですよね。
ケンカが増えたりマンネリを感じたりすることも珍しくありません。こうなってしまうと、きちんと考える時間を設けないまま破局を迎えることになりがちです。
しかし、そんなときにおすすめなのが「距離を置く」という方法。物理的にも心理的にも一時的に離れることで、冷静に考える時間を作れます。
この記事では、距離を置くことのメリットやデメリットを紹介します。期間中にやるべきことや注意点も併せて解説するので、恋人との関係を考える参考にしてくださいね。
目次
距離を置くとは
「距離を置く」とは、交際を解消せずに一時的に関係を絶つことを指し、別の言い方では「冷却期間」とも言います。
基本的には冷静になって関係性を見直すための期間とされ、直接会うことはもちろん連絡も一切とらないのが一般的です。
また、さまざまなパターンがあるものの、関係を修復するためのポジティブなものと、関係を終わらせるためのフェードアウト的な意味合いに大きく分けられます。
恋人関係を解消しているかどうかが「距離を置く」と「別れる」の違いです。
距離を置くメリット
距離を置くことには多くのメリットがあります。一時的にでも恋人と離れる寂しさはありますが、それを加味しても試してみる価値があるのです。
ここでは、距離を置くことのメリットについて紹介します。
自分の本心と向き合う時間が作れる
距離を置くメリットのひとつが、自分の本心と向き合う時間が作れることです。
今後の関係をどうするにしても、まずは自分の本心がわからなくては始まりません。
いつも一緒にいると、自分の気持ちがわからなくなることがあります。しかし会わない時間を作ることで、自分の本心と向き合えるようになるのです。
本当に恋人のことが好きなのかわからなくなったときに、距離を置くという方法はとても有効に働きます。
感情を落ち着かせることができる
感情を落ち着かせることができるのも、距離を置くメリットです。
ケンカをすることや感情的になることが多くなった際、顔を合わせないようにすることで自分の感情を落ち着かせることができます。
また、お互いに自分の悪い点を見つめ直すことで、ケンカを回避できるようにもなるというのも大きなメリットです。
感情的になったまま売り言葉に買い言葉で別れてしまうと、必ず後悔することになります。
ケンカには少なからず原因があるため、冷静になってゆっくり原因を探ってみましょう。
二人の関係について見直すことができる
距離を置くと、二人の関係について見直すことができます。
距離が近いとどうしても関係性が見えづらくなるもの。そんなとき二人の関係を見直すことで、なぜ上手くいっていないのかが浮き彫りになることがあります。
- どちらかが相手に依存していた
- 付き合いが長くなることで扱いがぞんざいになっていた
- マンネリを感じつつも打開する努力をしていなかった
こうした問題点を見つけることで、修復への道筋が見えてくるのです。
恋人の大切さを再認識することができる
恋人の大切さを再認識することができるのも、距離を置く大きなメリットです。
付き合いが長くなると、いて当たり前の存在になりがちな恋人。一度距離を置いてみることで、その大切さが再確認できるようになります。
ここで大切なのは、再確認したその気持ちを忘れないようにすること。そうすることで恋人のことをより大切にでき、良い関係が続くようになるはずです。
新鮮な気持ちを取り戻すきっかけになる
距離を置くことは、新鮮な気持ちを取り戻すきっかけにもなります。
付き合いたての気持ちをいつまでも持ち続けるのは、なかなか難しいもの。しかし一度距離を置くことでマンネリ感がリセットされ、付き合いたての新鮮な気持ちを取り戻せるのです。
ここでのポイントは、付き合いたての頃を思い出してみること。
「あんなくだらないことで笑えてたな」「あの旅行楽しかったな」と思い出すことで、新鮮な気持ちも同時に思い出すことができます。
恋愛絡みのストレスから解放される
恋愛絡みのストレスから開放されることも、距離を置くメリットです。
恋愛は人間関係の一種であるため、どうしてもストレスと切り離すことはできません。
いくら相手のことが好きでも、強いストレスが同時にかかるなら関係を続けることが難しくなってしまいます。
そんなときは一時的に関係性を絶つことで、ストレスをリセットするのがおすすめ。会わない時間を使って自分の時間を充実させることで、ストレスを解消しましょう。
しかし、長い間距離を置いても今の状態の方が良いと思うなら、別れを考えた方が良いのかもしれません。
距離を置くデメリット
何事においても、メリットがあればやはりデメリットも存在します。
当然距離を置くことにもメリットだけではなく、いくつかのデメリットがあるのは事実です。
ここでは、距離を置くデメリットを紹介します。
気持ちが離れやすくなる
距離を置くデメリットとして、気持ちが離れやすくなることがあります。
会わない時間が長くなると会わないことが当たり前になり、会いたい気持ちが湧いてこなければそのまま破局になる可能性があるのです。
逆に、距離を置かれた側にも不満が溜まるため、距離を置いたことをきっかけに気持ちが離れてしまうことも。
言い出した側は自業自得な側面もあるため、距離を置く際は気持ちが離れる危険性を考慮しておかなければなりません。
相手を不安にさせてしまう
相手を不安にさせてしまうことも、距離を置くデメリットです。
距離を置くことを提案する側はそれで良くとも、言われる側は別れの危険を察知して不安になってしまうものです。
そのため、距離を置く提案は慎重に切り出さなければなりませんし、恋人の気持ちのフォローも忘れずにするようにしましょう。
ここを怠ってしまうと、いざ元に戻ろうとしても恋人に不満が溜まって修復できなくなる可能性があります。自分の気持ちと同じくらい、恋人の気持ちも大切に考えて話を進めましょう。
恋人に新しいパートナーができる可能性がある
距離を置くと、恋人に新しいパートナーができる可能性があります。
いくら関係を修復するための前向きな処置だとしても、距離を置かれた側にはどうしても不安や不満が募るもの。そのため、寂しさから新たなパートナーを作られる危険性があるのです。
「距離を置いているだけで恋人同士なんだからそれはおかしい」と言ったところで、一度離れた心は戻ってこないかもしれません。
新たに好きな人ができてしまったら、取り返しがつかないことだけは覚えておきましょう。
距離を置く際にやるべきこと
距離を置くといっても、ただ恋人と会わなければそれで良いというものではありません。
有意義な時間にするために、やらなければならないことがいくつかあるのです。
ここでは、距離を置く際にやるべきことについて解説します。
距離を置く期間を決めておく
距離を置くときは、距離を置く期間を決めておきましょう。期間を決めておかないと、ダラダラと時間だけが過ぎて何も解決しないことが多いからです。
いつまでとはっきり決めることでメリハリがつき、会わない時間をより有意義に使うことができます。
特に関係性を改善させるための前向きな目的であるなら、期間を決めることは別れの防止という側面からも有効です。
期間を決めずに時間だけが過ぎていくと、再会するタイミングを失って自然消滅する可能性がでてきます。今後どうするかに関わらず、距離を置く期間は決めておきましょう。
距離を置いている間の連絡について決めておく
距離を置いている間の連絡についても決めておきましょう。
連絡手段や頻度などを決めておかなければ、距離を置かれる側がついつい連絡してしまうからです。
頻繁に連絡を取り合ってしまうと、せっかく距離を置いた意味がなくなります。
「どうしても緊急で連絡が必要な場合のみ」「LINEのみ」など、頻度や連絡方法を具体的に決めておきましょう。
距離を置く際に大切なことなので、相手が引き下がらない場合でも、できるだけ妥協しないようにしてください。
自分の反省点を顧みる
距離を置いている期間には、自分の反省点を顧みましょう。
距離を置くということは、二人の間に何かしらの問題があるはず。人間関係において問題が生じる場合、どちらかだけが100%悪いということはほとんどありません。
自分に非はないと思っていても、一人でゆっくり考えることで反省すべきことが見えてきます。
しっかりと自分を見つめ直して、二人の関係を好転させるとともに自分の成長にもつなげる機会にしましょう。
二人のこれからについてゆっくり考える
距離を置いている期間には、二人のこれからについてゆっくり考えることも大切です。
特に今後の関係を良いものにするために距離を置いた場合、将来を考える良い機会になります。
別れを念頭に置いている場合でも、本当にそれで良いのか一度考え直してみましょう。それでもやはり別れたいのなら仕方ありませんが、何かやり直す糸口が見つかることも。
せっかく出会って交際するにまで至った二人なのですから、お互いができるだけ良い方向に進める道を探りましょう。
恋人の存在について再確認する
距離を置いている期間には、恋人の存在について再確認することも大切です。
恋人が自分にとってどんな存在なのか、いてくれることでどんな幸せがあったのか考えてみましょう。
付き合いが長くなるほど当たり前の存在になってしまい、その大切さを忘れがちだからです。
大切さが再確認できたなら、きっと以前より良い関係が築けるようになるはずです。
距離を置く際にやってはいけないこと
距離を置く際には、やるべきことと同様にやってはいけないことも存在します。
これを守らないと破局を迎えるなどの問題に発展してしまうため、きちんと理解して注意するようにしてください。
用もないのに連絡する
距離を置く際には、よほど緊急の用事があるとき以外は連絡するのを控えましょう。距離を置いた意味がなくなってしまうからです。
いざ距離を置いてみたら急に寂しくなったとしても、こちらからの連絡は厳禁です。それだけの覚悟が持てないのなら、最初から距離を置くべきではありません。
せっかくの機会なのですから、お互いの成長や今後の関係改善のために我慢しましょう。
浮気と見なされる行動はしない
距離を置いている期間には、浮気と見なされる行動はしないように気をつけましょう。
せっかく今後のことを考えて距離を置いたのに、一気に破局してしまう危険があるからです。
距離を置いているといっても、恋人の関係を解消したわけではありません。新たに恋人を作るのはもちろん、人によっては浮気に感じるような行動は慎みましょう。
距離を置くことで恋人の監視の目はなくなりますが、関係を修復することを考えているのなら自重しなければなりません。一時的な解放感に浮かれて過ちを犯さないように気をつけましょう。
恋人のSNSをチェックする
距離を置いている期間は、恋人のSNSをチェックするのは控えましょう。
せっかく前向きに距離を置いていたとしても、SNSで楽しそうな姿を見たり、逆に寂しそうな投稿を見たりするとつい会いたくなってしまうからです。
連絡を絶ったとしても、恋人が何をしているのか気になってしまうのはわかります。しかしどれだけ気になったとしても、絶対にSNSをチェックしてはいけません。
恋人のSNSをチェックする癖がある人は特に注意しましょう。
距離を置いて二人の未来をより良いものにしよう
距離をおくことには多くのメリットやデメリットがあることを見てきました。
デメリットはたしかに怖いかもしれませんが、恋人との関係修復が難しく感じているなら試してみる価値はあるのではないでしょうか。
相手のことをきちんと考えて、お互いの幸せを模索するために過ごした時間は、きっと無駄になることはないはずです。
この記事を参考にして、二人の未来をより良いものにしてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部