親しい友人や家族の新しい門出を祝う結婚式。参加すると恋愛ムードが高まり、とにかく出会いが欲しくなります。披露宴や二次会で出会いがあれば、なんて素敵なことでしょうか。
そんな結婚式という場には、出会いにつながりやすい環境が整っています。コツやきっかけさえ知れば、素敵な出会いを手に入れるチャンスは十分にあります。
そこで今回は、結婚式で良い出会いを見つけるためのコツや心構えをまとめました。ぜひとも参考にし、幸せを連鎖させていきましょう!
目次
結婚式に出会いがある理由
参列者全員で幸せを共有できる結婚式は、出会いが生まれやすい環境がそろう場です。結婚式が「出会いの宝庫」である理由は次の3つ。
- 同世代が集まる
- 話のきっかけが生まれやすい
- 共通の話題がある
結婚式の参列者は自分と何かしらつながりがある可能性が高く、合コンにはない「自然な出会い」が期待できます。
一度に何十人もの異性と知り合えるのは、結婚式ならではのメリットなので、チャンスを逃さないようにしましょう。
同世代が集まる
結婚式の参列者は、新郎新婦と同世代の人がほとんど。たとえば新郎新婦が20代後半なら、参列者の半数程度は同じ20代後半の可能性が高い状況です。
お互いに同世代なら初対面でも話しやすい雰囲気ができますし、仕事やプライベートのことも気軽に聞きやすいのがメリットです。
話のきっかけが生まれやすい
参列者全員で幸せを共有する結婚式は、初対面同士でも話のきっかけが生まれやすい環境です。
- 「新郎さんのご友人ですか?」
- 「新婦さんと同じ職場ですか?」
- 「新婦さんのドレスきれいですね」
上記のような会話をきっかけに、思いのほか話が盛り上がることも。とくに結婚式や二次会で近くに座った人なら、待ち時間に自然な会話が生まれやすくなります。
街中で急に話しかけられたら警戒するでしょうが、結婚式という限定された空間には、初対面でもすんなり受け入れやすい空気感が漂っています。
全員幸せムードになっている
結婚式に参列する人は、だいたい幸せムードをまとっています。
独身の方はとくにウキウキし始めますので「同じ場にいる異性」というだけでポイントをゲットできるかもしれません。お互いにドレスとスーツを着ていて華やかな装いですし、ちょっと楽しげに話せただけでも気になり始めることは十分にあり得ます。
もちろん露骨に出会いを探すのはノーマナーですが、積極的に話しかけてコミュニケーションを取るのはおすすめです。
友人の結婚式によくある出会いのきっかけ
結婚式の出会いのチャンスは、主に下記のようなきっかけで訪れます。
- 二次会で席が近かった
- 受付や幹事を一緒にやった
- ゲームなどの余興で盛り上がった
- ウェルカムスペースで隣になった
とくに二次会は会場全体が賑やかになり、参列者同士の会話も生まれやすいため、出会いを探すならマストで参加すると良いでしょう。
二次会で席が近かった
結婚式で出会いが生まれる定番のシチュエーションが、二次会です。二次会は参列者同士でテーブルを囲むため、初対面でも自然な会話が生まれやすい環境になっています。
もちろん知り合い同士で固まるだけでは出会いは生まれません。しかし新郎新婦に挨拶するために席を立って動き回りますので、新郎新婦を介して話すタイミングがあれば、その後も話しかけやすいでしょう。
式の後に新郎新婦を介し、連絡先をやり取りすることもよくあります。
受付や幹事を一緒にやった
結婚式では、新郎側と新婦側から数名ずつ受付や幹事を出すケースがほとんどです。たとえば新郎側の受付を引き受ければ、新婦側の友人とコミュニケーションを取るきっかけができます。
受付は意外と待ち時間がありますし、隣に座れば自然と話すこともあります。お互い新郎・新婦との関係性を話すだけでも間が持ちますし、それぞれ近い友達であることも多いので、意外と意気投合することも。
結婚式に出会いを期待するなら、積極的に受付や幹事の仕事を引き受けると良いでしょう。
ゲームなどの余興で盛り上がった
二次会や披露宴では、一般的にビンゴやカラオケなどの余興がおこなわれます。盛り上がると近くの方と話しやすいものですし、余興に出演した方になら「すごかったですね!」などと話しかけるきっかけにもなります。
また新郎新婦へのサプライズに、友人同士で事前に連絡を取ってギフトを用意することもあります。そういったお誘いがあれば、積極的に参加すると良いでしょう。
ウェルカムスペースで隣になった
結婚式前のウェルカムスペースも、出会いのきっかけになる可能性があります。
ウェルカムスペースとは、参列者の待合スペースのこと。「〇〇さんの結婚式ですか?」など話のきっかけを作りやすく、同じ式の参列者だとわかれば互いに親近感が生まれやすい状況です。
ちょっとしたきっかけがあれば、迷惑にならない程度に話しかけてみてください。
友人の結婚式を「出会いの場」にする5つのコツ
友人の結婚式で出会いを手にするには、ただ待つだけでなく自分からきっかけを作るのが重要です。
下記のようなコツを守り、チャンスをモノにしましょう。
- グループで固まりすぎない
- 共通の知人がいないか探す
- 写真撮影を手伝う
- 三次会に参加する
- 新郎新婦に後日紹介してもらうのもあり
1. グループで固まりすぎない
多くの人が参列する結婚式では、同級生や職場の同僚など、ついグループで固まりがちです。とくに久しぶりに再会する同級生なら、同窓会のような感覚で思い出話にも花が咲くでしょう。
しかし結婚式で出会いを見つけるなら、グループで固まるのはNGです。グループで固まると周囲から近寄りにくくなり、せっかくの出会いのチャンスを逃す可能性が高まります。
参列者の中に気になる異性がいるなら、グループ同士での会話はほどほどに、話しかけるチャンスをうかがうといいでしょう。
2. 共通の知人がいないか探す
参列者の異性に一目惚れしたときは、まず共通の知人がいないかを考えましょう。席次表やよく話す人を見れば、何かしら自分とのつながりが見つかるかもしれません。
もし互いに共通の知人がいたら、知人に依頼して会話のきっかけをサポートしてもらえます。知人を介して話せば、相手から警戒されることもほとんどないでしょう。
3. 写真撮影を手伝う
結婚式は写真を撮る機会が多いため、ふとしたきっかけに「写真を撮りましょうか?」と声をかけるのもおすすめです。
写真撮影を手伝えば相手からも好印象を持ってもらえる可能性があり、会話も自然と弾みやすいでしょう。
結婚式では、新婦新婦との写真はもちろん、参列者同士でセルフィーを撮ることもあります。気になる異性がいたら、写真撮影のチャンスがないか様子を伺うのもいいかもしれません。
4. 三次会に参加する
二次会終了後は基本的に解散しますが、その後もグループごとに三次会がおこなわれることがあります。
ときにはグループの垣根を超え、参列者同士で飲みにいくこともあり、気になる異性と急接近できるチャンスです。
5. 新郎新婦に後日紹介してもらうのもあり
どうしても気になる異性がいた、なかなか話す機会がなかったときは、あとで新婦新婦に紹介してもらうのも選択肢の一つです。
ただしいきなり連絡先を教えてほしいと言っても、相手から「誰だろう?」と思われるでしょう。そのため結婚式当日に、少なからずコンタクトをとるのが前提です。
気になる異性がいたら、まずは勇気をふりしぼって話しかけるのが大切です。新郎新婦に紹介してもらうのは、あくまで「最終手段」と考えるべきでしょう。
結婚式で出会いを探す注意点
ここまで結婚式で出会うためのコツや方法を解説しましたが、結婚式の本来の目的は友人の新しい門出を祝うこと。
出会い探しを優先しすぎると、周囲から浮くだけでなく、結婚式の雰囲気を壊すことにもなりかねません。
- ガツガツしすぎない
- 連絡先交換は二次会以降にする
- お酒は飲み過ぎない
結婚式で出会いを探すうえでは、以上の3点に注意が必要です。あくまで友人の結婚式と忘れず、出会い探しは「おまけ」と考えるのがおすすめです。
ガツガツしすぎない
何十人もの異性が参列する結婚式だと、つい「気になる異性にどんどん連絡先を聞こう」と意気込むかもしれません。
しかし結婚式でガツガツ出会いを求めると、出会い目的として周囲から引かれる可能性が高いといえます。最悪、新郎新婦からも呆れられるでしょう。
連絡先を聞くにしても数名にとどめ、あくまで友人の結婚を祝う気持ちを忘れないようにしましょう。
連絡先交換は二次会以降にする
気になる異性に連絡先を聞くときは、二次会以降などできるだけ後半にするのが大切です。
とくに結婚式前後はまだまだフォーマルな雰囲気が強く、連絡先を聞くのは「場違い」です。気になる異性に連絡先を聞いても「このタイミングで?」と思われる可能性が高いでしょう。
連絡先を聞くなら早くて二次会の後半、できれば二次会終了後や三次会にとっておくのがおすすめです。
お酒は飲み過ぎない
異性に話しかけるのが得意でないと、つい「お酒の力を借りよう」と思うかもしれません。
しかし多少のお酒ならまだしも、飲み過ぎて泥酔しては本末転倒です。連絡先を聞けないどころか、新郎新婦の顔に泥を塗りかねません。
結婚式というお祝いの場で泥酔するのは、参列者としてマナー違反です。くれぐれも節度をもち、「軽く酔っぱらった」程度に抑えましょう。
友人の結婚式で出会えたら新郎新婦に報告しよう!
結婚式で知り合った異性と恋愛に発展した場合、「新郎新婦に言うべきなのか?」と迷う人も多いようです。
しかし結婚式の出会いから恋愛に発展したなら、積極的に新郎新婦に報告すべきです。自分たちの結婚式からカップルが生まれたとなれば、新郎新婦も「恋のキューピット」になったことを喜んでくれるでしょう。
またもし将来的に結婚するとなれば、結婚式でスピーチを依頼したり、婚姻届の証人になってもらったりと、さまざまなメリットがあります。互いによく知る仲ですから、夫婦になってからも関係を続けやすいでしょう。
結婚式は同世代の身近な人が参列するため、きっかけやコツさえ知れば出会いを見つけやすい場といえます。
ぜひ当記事で紹介したコツやポイントをおさえ、友人の結婚式で自分の幸せも探してみてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部