いま出会いの場として注目されている「カラオケバー」は、普通の居酒屋やバーに行くよりも客同士が仲良くなりやすいのが魅力です。
カラオケバーは初対面の人同士で盛り上がることができ、一人でも入店できるのがメリット。カジュアルでおしゃれなお店が増えており、スナックのような昭和な雰囲気はありません。
今回はカラオケバーで仲良くなるコツやメリットについてまとめましたので、ぜひご参考ください。
目次
カラオケバーとは?
「カラオケバー」とは、その名のとおり「カラオケ」と「バー」の要素を掛け合わせたお店のこと。
個室で楽しむカラオケボックスとは違って、カラオケバーはその場に居合わせた人と同じ空間でカラオケを楽しむのが特徴です。
雰囲気は昭和のスナックのようなイメージですが、カラオケバーは20代や30代からも人気があり、一人で入店できるのもメリットです。
非会員制&カジュアルなお店が多い
かつてカラオケバーは会員制を採用していたお店が多く「芸能人のお忍びスポット」というイメージが定着していました。中には「一見さんお断り」というお店もあり、見知らぬお店に行くのはかなりハードルが高かったといえます。
しかし近年は非会員のカラオケバーがほとんどで、誰でも気軽に立ち寄ることができます。
お客さんの年代は20~50代とさまざまで、音楽好きな人が集まっていて、お互い気軽にコミュニケーションが取れる場になっています。
カラオケバーの料金体系
カラオケバーの料金は、男女別で設定されていることがほとんどです。1〜2時間くらい遊ぶ相場としては、だいたい下記のとおり。
- 男性:約3,000~4,000円
- 女性:約2,000~3,000円
料金体系は1ドリンクオーダー制や飲み放題など、お店によってさまざまです。また、カラオケが歌い放題のお店もあれば、1曲歌うたびに〇円と加算されるケースもあります。
料金が高くならないか心配な人は「飲み放題&歌い放題」を選んでおけば、追加でチャージがかかったりしなくて安心感があります。
カラオケバーがある場所
カラオケバーは主に大都市圏の繁華街に店舗を構えています。地方都市だと、カラオケバーよりスナックの要素が強いかもしれません。
都市別にカラオケバーがある主なエリアをまとめると、以下のとおりです。
- 札幌:すすきのなど
- 東京:新宿、渋谷、池袋、六本木、銀座、神楽坂など
- 名古屋:栄、錦など
- 大阪:梅田、なんば、心斎橋など
- 福岡:博多、天神など
いずれも、各都市のターミナル駅周辺に多くある傾向にあります。カラオケバーは明け方まで営業していることが多いため、終電を逃したときなどに利用するのもいいかもしれません。
カラオケバーで出会いを手に入れるコツ
カラオケバーでの出会いを確実にモノにするなら、次の5点がポイントとなります。
- 同年代が多いカラオケバーを見つける
- 恥ずかしがらずに歌う
- 聞いているときもノリを意識する
- デュエットに誘う
- 連絡先は早めに聞いておく
カラオケバーでの出会いは、一期一会です。5つのコツをしっかりと抑え、短時間で仲良くなることを心がけましょう。
同年代が多いカラオケバーを見つける
カラオケバーで効率よく出会いを探すには、まずお店選びが重要です。
先述のとおり、カラオケバーに来るお客さんの年齢層は20~50代とさまざまです。しかし店舗によって「20代がほとんど」「40代が多い」など、顧客層に特徴があるのも事実です。
気になるカラオケバーが見つかったら、ホームページや口コミなどで主な年齢層をチェックしておくのがおすすめです。自分と同世代の人が集まるカラオケバーなら、話も打ち解けやすく恋のきっかけが見つかるはず!
恥ずかしがらずに歌う
カラオケバーは初対面の人が集まるため、いきなり知らない人の前で歌うのは緊張するという方が多いかもしれません。
しかし、まずは自分の存在をアピールするためにも、恥ずかしがらずに歌うことが大切です。たとえ歌がうまくなくても、歌をきっかけに「お上手ですね」「〇〇(ミュージシャン名)が好きなんですか?」などと異性から話しかけられることもあるでしょう。
歌に自信がある人なら、しっとりと聞かせるバラードを歌うのもありですが、そうでなければできるだけアップテンポな曲がおすすめです。誰もが知っている曲や、最新のヒットナンバーなら、それだけで会場全体を盛り上げることができます。
聞いているときもノリを意識する
カラオケバーで異性を惹きつけるには、聞いているときの態度も大切です。ほかの人が歌っているときは、できるだけノリを意識し、会場を盛り上げるように心がけましょう。
いくら自分の知らない曲でも、つまらなそうな顔をしていると空間全体がシラケてしまうことになります。タンバリンなどの楽器を使って盛り上げれば、歌っている人はもちろん、その場にいる異性からも好感を得ることができます。
また、気になる異性が歌ったときは、「上手ですね」「素敵な歌声ですね」などと声をかける絶好のチャンスです。歌った直後は相手も気分が高揚しているため、すんなりと会話を受け入れてくれるでしょう。
デュエットに誘う
カラオケバーで異性と仲良くなったら、デュエットに誘ってみるのもおすすめです。出会った当日にデュエットするのはかなりハードルが高いといえますが、2人で同じ曲を歌うことで、互いの距離はグッと近くなるでしょう。
ただし、デュエットは相手がその曲を知らないと成り立ちません。誘うときは一方的に「〇〇を歌おう」というのではなく、いくつか選択肢を提示してあげると親切です。
デュエットの定番曲としては、主に以下が挙げられます。
- 打上花火(DAOKO×米津玄師)
- WINDING ROAD(絢香×コブクロ)
- Love Forever(加藤ミリヤ×清水翔太)
- 3年目の浮気(ヒロシ×キーボー)
- とびら開けて(神田沙也加×津田英佑)
連絡先は早めに聞いておく
カラオケバーで知り合った異性と仲良くなるには、連絡先を早めに聞いておくことが大切です。
カラオケバーは「2時間3,000円」など時間制限があることが多く、退店のタイミングは人によって異なります。そのため、たとえ素敵な異性と知りあえても、相手があっという間に退店してしまうというケースは少なくありません。
知り合って間もない異性に連絡先を聞くのは、なんとなく気が引けてしまう人も多いでしょう。しかし、相手が常連でない限り、その人と再び巡り合える可能性はほぼゼロといえます。
あとになって「連絡先聞いておけばよかった」と後悔しないよう、気になる異性が帰るまでに連絡先をゲットしておきましょう。
カラオケバーで出会いを探すメリット
カラオケバーで出会いを探すメリットとして、次の4つが挙げられます。
- すぐに仲良くなりやすい
- 一人でも入店できる
- 好きな音楽の話題で盛り上がれる
- 歌が好きな異性に出会える
カラオケバーは初対面でも盛り上がりやすく、異性と短時間で打ち解けやすいのが特徴です。フォーマルな婚活パーティーやお見合いなどとは異なり、カジュアルな雰囲気で出会いを探せるのが良いところですね。
初対面でも仲良くなりやすい
カラオケバーは居合わせた人と同じソファーに座るため、初対面でもすぐに仲良くなりやすいのがメリットです。マイクやドリンクの受け渡しなど、自然な流れで交流を図ることができ、会話のきっかけも生まれやすいでしょう。
また、アップテンポの曲で盛り上がれば、お客さん同士でハイタッチしたり肩を組んだりすることもできます。音楽とお酒の力を借りて盛り上がれるため、普段はシャイな人でも気さくに打ち解けやすいといえます。
また、お店によってはお客さん同士のカラオケバトルを開催していることもあります。1位になったり高得点をとったりすると景品がもらえるうえ、異性に歌がうまいことをアピールできます。お店にいる間にカラオケバトルが開催されたら、「のど自慢」の人は参加してみるといいかもしれません。
一人でも入店しやすい
カラオケバーは、一人でも気兼ねなく入店できるのがメリットです。
一人なら仕事帰りや飲み足りないときなどに入店しやすく、友人とスケジュールを調整する必要もありません。カラオケバーに同じく「おひとり」の異性がいれば、互いに親近感が湧き会話も生まれやすいでしょう。
「いきなり一人で入店するのは勇気がいる」という人は、まずは友人などを誘って2~3人で入店し、雰囲気がわかってから一人で行くのがおすすめです。カラオケバーはお酒が好きなお客さんが多く、お酒の力を借りれば「おひとり」同士でも打ち解けやすいといえます。
好きな音楽の話題で盛り上がれる
カラオケバーは音楽が好きな人が集まるため、好きな音楽の話題で盛り上がることができます。
たとえば、気になる異性が歌った曲から「〇〇(ミュージシャン名)が好きなんですか?」と聞けば、会話のきっかけとしても違和感がありません。互いに好きなミュージシャンが共通していれば、そこから一気に会話が盛り上がるでしょう。
中には、居合わせた人同士の音楽の趣味が合い、「〇〇しばり」のカラオケ大会に発展することもあります。音楽をきっかけに男女の距離が縮まるのは、カラオケバーならではのメリットといえます。
歌が好きな異性に出会える
カラオケバーに来店する人は、基本的に歌やカラオケが好きな人ばかりです。そのため、共通の趣味で会話が盛り上がりやすく、仲良くなったら2人でカラオケデートに出かけることもできます。
共通の趣味があることは、男女が交際するうえでとても大切な要素です。どれだけタイプの異性でも、性格や趣味が違うと、交際が長続きするのは難しいでしょう。
カラオケバーにははじめから歌が好きな人が集うため、歌が好きな人にとっては出会い探しの場として最適です。
カラオケバーで出会いを探してみては
「出会いの新常識」であるカラオケバーは、一人でも気軽に入店できるうえ、歌を通して初対面の人でも盛り上がりやすいのがメリットです。
しかし入店したタイミングで素敵な異性がいるかどうかは、運に任せるしかありません。タイミングが悪いと、ほかにお客さんがほとんどいなかったり、同性のお客さんばかりということも。
そんな状況も「まあいいか」と楽しむのが、カラオケバーで出会いを探す究極のコツかもしれません。
カラオケ好きな方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部