大好きな恋人からある日突然「距離を置きたい」と言われたら、絶望のどん底に叩き落されたような気持ちになりますよね。
さらに「距離を置くとだんだん相手のことがどうでもよくなる」なんて話を聞いたら、不安な気持ちでいっぱいになるのも仕方ありません。
この記事では、距離を置くとどうでもよくなる理由と防ぐ方法を紹介します。
待たせる側と待つ側、男女における心理の違いも解説するので、関係を修復する参考にしてくださいね。
目次
距離を置くとどうでもよくなる理由
関係を修復するために距離を置いたはずなのに、どうでもよくなってしまうのはなぜなのでしょうか?
ここでは、距離を置くとどうでもよくなる理由について解説します。
気持ちが冷めてしまうから
気持ちが冷めてしまうと、恋人のことがどうでもよくなります。
距離を置きたいと考える時点で何らかの問題があるはず。そんな状況で会わなくなることで、どんどん気持ちが冷めてしまうのです。
恋人と離れて気持ちが楽になったり、ストレスから解放されたりすることにより、気持ちが冷める可能性があります。
長い期間距離を置けば置くほど、時間の経過とともに気持ちが薄れていくのが特徴です。
もともと別れたいと考えていたから
もともと別れたいと考えていた場合、距離を置くとすぐに恋人のことがどうでもよくなります。
距離を置いた時点で気持ちが離れているため、会わなくなることでさらに気持ちが離れてしまうのです。
こうなると、よほどのことがない限り関係の修復は困難です。いきなり別れを切り出すのが心苦しくて、自然消滅させようと考えているのかもしれません。
距離を置く期間を長くしようとしたり、期間を特に決めずに距離を置こうとしたりするなら別れを考えている可能性が高いといえます。
距離を置いている間に魅力的な異性が現れたから
距離を置いている間に魅力的な異性が現れると、恋人のことがどうでもよくなる可能性が高まります。
もともとは関係の修復を考えていたとしても、魅力的な異性と出会うと心を惹かれてしまうことがあるからです。
距離を置くことで交友関係に時間を割けるようになり、異性と出会う機会が増えます。もともと恋人との間には問題があるため、まだ恋人がいる状態なのについつい惹かれてしまうのです。
こうなってしまうと、恋人に気持ちが戻る可能性はかなり低くなります。
一人の時間が充実するから
一人の時間が充実することも、距離を置くと恋人の存在がどうでもよくなる理由の一つです。
自由になったことで、趣味に没頭したり友人と遊びに行ったりと時間を好きに使えるようになります。
恋人と過ごしていた時間より今が充実していると感じると、どうでもよくなってしまうのです。
これは、恋人の束縛が激しい場合や同棲している場合などに多く見られる理由。多趣味な人や交友関係が広い人も、この傾向が強くなります。
距離を置かれるとどうでもよくなる理由
実は距離を置かれた側もどうでもよくなってしまうことがあります。
ここでは、距離を置かれるとどうでもよくなる理由について説明します。
冷静になって冷めてしまうから
距離を置かれるとどうでもよくなる理由の一つに、冷静になって冷めてしまうことが挙げられます。
最初は距離を置かれてとても悲しかったのに、時間が経って冷静になることで冷めてしまうのです。
意外と多いのが「実は距離を置かれる前から冷めていた」というパターン。自分でも気づいていなかった気持ちに、距離を置いて冷静になることで気づくことができるのです。
一度本心に気づくとなかなか好きだった頃の気持ちを取り戻すのは難しく、そのまま破局になることも少なくありません。
待ち疲れてしまうから
距離を置かれると、待ち疲れてどうでもよくなることがあります。
期間を定めずに、または長期間にわたって距離を置く場合、いつまで待てば良いのかわからずに疲れてしまうのです。また、不安から溜まったストレスが爆発し、一気にどうでもよくなることも。
「関係性をより良いものにするため」とはっきり伝えられているならまだしも、明確な理由も伝えられずに距離を置かれた場合、この傾向が強まります。
距離を置いても意外と平気だったから
距離を置いても意外と平気だった場合にも、恋人のことがどうでもよくなります。
距離を置くことを伝えられたときは混乱して慌てるものの、いざ距離を置いてみると意外と平気なことがあるのです。
これは時間の経過とともに冷静さを取り戻し、思考が整理されたことによるもの。意外と平気な自分に気づくと、恋人への気持ちにも疑問を抱き始めます。
仕事や趣味、友人関係など、没頭できるものや楽しめることが多い人に多く見られる傾向です。
恋人の身勝手さに怒りを覚えるから
恋人の身勝手さに怒りを覚えることで、どうでもよくなることもあります。自分の気持ちを考えてくれておらず、自己中心的に感じてしまうのです。
恋人に距離を置くことを提案され、反対したのにも関わらず押し通された場合などに起こりやすくなります。
自分のことしか考えていないのは相手に伝わるもの。二人の今後に関わることなのですから、きちんと話し合って納得してから距離を置かなければなりません。
距離を置くとどうでもよくなる男性心理
距離を置くとどうでもよくなる心理には男女における違いも存在します。そして、その違いを理解することで、より関係を修復しやすくなるはずです。
ここでは、距離を置くとどうでもよくなる男性心理について解説します。
一人の方が楽だと気づく
男性は、一人の方が楽だと気づくことでどうでもよくなる傾向にあります。距離を置いて彼女と離れたことで、恋愛絡みのストレスから解放されるからです。
彼女といることの楽しさよりも、一人の気楽さが勝ると起こりやすくなります。また、一人の時間も大切にしたい彼氏と、いつも一緒にいたい彼女の組み合わせでも陥りやすい理由です。
彼女の方が大きく譲歩しなければ、復縁は難しいといえます。
仕事が楽しくなり没頭する
男性は距離を置いている間に仕事に没頭することで、恋人がどうでもよくなることがあります。物事に夢中になる人に多く見られ、仕事に夢中になるとほかのことが考えられなくなるのです。
また、将来のことを考えて今は仕事に集中したいと考える場合にも、この傾向は強く見られます。
この場合に関係を修復したいなら、寂しさを我慢して彼氏を支える覚悟が必要です。ただし、ここで彼氏を支えることができれば、一気に将来のパートナーとして見られる可能性が高まります。
趣味の時間を作りたくなる
趣味の時間を作りたくなることで、恋人がどうでもよくなる男性もいます。男性は多趣味な人が多く、趣味に没頭する時間が絶対に必要という人も多いからです。
「私より趣味のほうが大切なの?」と彼女は思うかもしれませんが、彼女と趣味は比べられるものではありません。
どちらも大切なものであるため、趣味の時間を充実させられないのであれば交際を続けるのは難しくなります。
距離を置くとどうでもよくなる女性心理
距離を置くとどうでもよくなる男性心理が存在するなら、当然存在するのが女性特有の心理です。
ここでは、距離を置くとどうでもよくなる女性心理について解説します。
未来が不安になる
女性は、距離を置いている間に未来が不安になることで、どうでもよくなることがあります。
一方的に距離を置かれることで、彼氏との未来を不安に感じてしまうのです。
特に結婚まで考えていた場合、本当にこの人で良いのかと思い始めることも。彼氏が曖昧な態度をとっていればいるほど、この傾向は強くなります。
女性は現実的な考えの人が多いため、将来に不安を感じると冷めてしまうのです。
寂しさに耐えられなくなる
会えない寂しさに耐えられなくなることでも、だんだんと彼氏のことがどうでもよくなってきます。
「こんなに寂しくて辛い思いをするなら、いっそのこと別れたい」と思うからです。
寂しがり屋でいつも彼氏にべったりな女性は、特に寂しさに耐えられなくなる傾向にあります。
趣味などほかに寂しさを紛らわす手段がなければ、耐えるのは簡単ではありません。
ほかの優しい男性に惹かれてしまう
距離を置かれている間に優しい男性が現れると、惹かれてしまう女性もいます。
距離を置かれて寂しい思いをしているため、優しさに惹かれて好きになってしまうのです。
この場合、距離を置かれることに不満を感じているため、優しさが余計に心に染みます。心が弱っていれば、優しい男性に惹かれるのは仕方のないことかもしれません。
「女性の恋愛は上書き保存」といわれるように、新たに気になる男性ができるとたちまち彼氏のことがどうでもよくなってしまいます。
距離を置くとどうでもよくなるのを防ぐ方法
距離を置くとどうでもよくなるさまざまな理由について見てきました。
これだけの理由があるのなら、どうでもよくなるのを防ぐことは難しいと思われるかもしれませんが、防ぐ手立てがないわけではありません。
ここでは、距離を置いている間にどうでもよくなるのを防ぐ方法を紹介します。
はっきりと期間を決めておく
距離を置いている間にどうでもよくなるのを防ぎたければ、はっきりと期間を決めておきましょう。
距離を置いている期間が長くなればなるほど、どうでもよくなりやすいからです。
- いつまでなのか
- 期間が過ぎたらどう連絡するのか
- 期間中の連絡はどうするのか
関係を終わらせたくないのであれば、最低でも上記のことは決めておくことが大切です。
明確に決めておいたほうがメリハリがつき、どうでもよくなるのを防ぐことができます。
嫌だと思うところを聞いて改善する
嫌だと思うところを聞いて改善することでも、どうでもよくなるのを防ぐことができます。
恋人が距離を置きたいと思っているということは、こちらに何かしら思うところがあるはず。しっかりと理由を聞いて、距離を置いている期間に改善するよう努めましょう。
何もせずにダラダラ過ごしていても何も解決しません。距離を置くことをポジティブに捉えて、関係改善や自分の成長に活かすことをおすすめします。
自分磨きをする
どうでもよくなるのを防ぎたいなら、距離を置いている期間に自分磨きをしてみましょう。
ダメなところを改善するとともに、自分磨きをしてより魅力的な人間を目指すのです。
- ダイエット
- おしゃれに力を入れる
- 内面を磨く
こうした努力をすることで、関係改善だけではなく恋人に惚れ直させることができます。
ただし、元の関係に戻った途端に安心してやめてしまっては意味がありません。しっかりと継続して、再び距離を置くことのないようにしましょう。
気持ちが冷めそうなら連絡してみる
どうしても気持ちが冷めそうなら、連絡してみることも一つの手段です。
距離を置いている間は、基本的に連絡はNG。緊急の用事があるなら仕方ありませんが、頻繁に連絡してしまうと距離を置いた意味がなくなるからです。
しかし、どうしても気持ちが冷めてしまいそうなら、連絡するのも一つの手です。久しぶりにコミュニケーションをとることで、冷めそうだった気持ちに変化が見られることも。
あまり我慢しすぎず、二人の関係のために連絡するのが必要だと感じたら思い切って連絡してみましょう。
距離を置く期間を乗り越えて関係を修復させよう
この記事では、距離を置くとどうでもよくなるさまざまな理由や防ぐ方法について解説しました。
どうでもよくなるのは、距離を置いたカップルなら誰にも起こり得ること。それを乗り越えてこそ、関係を修復することができるのではないでしょうか。
この記事を参考に距離を置いている期間を乗り越えて、恋人と幸せな未来を手に入れてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部