好きなミュージシャンのライブに1人で参加する人の中には、せっかく行くなら同じファンの異性と仲良くなりたいという人もいるはず。
こんな方のために、この記事ではライブの出会い事情について詳しく解説します。
結論から言うと、ライブから出会いに発展する可能性は十分にあり、ライブから生まれた恋は長続きする傾向にあります。
はじめての「ひとりライブ」でドキドキしている方は、ぜひ1人ならではの楽しみ方をおさえておきましょう!
目次
ライブに出会いのチャンスはある!一人参加が増えている理由とは?
かつてライブというと友達や恋人と行くイメージでしたが、近年は1人でライブに参加する人が増えています。
これには、主に以下の2つの社会的背景が関係しています。
- 本人確認の徹底
- 外出自粛の影響
1人参加が増えたことで、それだけ出会いのチャンスも高くなったといえます。まずは1つずつ、具体的な要因を確認してみましょう。
本人確認の徹底
近年のライブでは、以下の2つによる本人確認が徹底されています。
- スマホチケットの導入
- 入場口での本人確認書類の提示
かつてライブのチケットは紙チケットが一般的で、購入者は友人をランダムに誘うことができました。
しかし、近年は転売防止を目的として本人確認が厳しくなっており、購入時に友人の名前も事前登録しなければなりません。
また、会場に入場する際は、スマホに表示した電子チケットとともに、運転免許証や保険証などの本人確認書類を提示することが原則義務付けられています。
かつてのように「とりあえず〇枚買っておいて、あとで行く人を決めよう(余ったらインターネットで売ろう)」ということができなくなったため、友人を誘うハードルは高くなったといえます。
外出自粛の影響
もう1つは、外出自粛となる期間が長かった時代背景の影響です。
2020年頃から一時期ライブなどのイベントがすべて中止となり、再開後も「声だし禁止」、「マスク着用」などさまざまな制約が設けられました。
一緒にいっても気軽に喋れませんし、一人で参加する人が増えたことで「意外と一人でも楽しめる」と気づいた方が多いと考えられます。
そういったことから、外出自粛やライブの制限の影響がなくなった今でも、引き続き一人参加をする人があまり減っていないのです。
ライブで出会いが生まれやすいタイミング
ライブから出会いが生まれると聞いても、「なんだか難しそう」、「どんな話をしたらいいの?」と困惑する方も多いでしょう。
しかし意外なことに、ライブには出会いが生まれやすい環境が整っています。
- ライブ前:好きなミュージシャンの話題で盛り上がれる
- ライブ中:ライブという特別な瞬間を共有できる
- ライブ後:ライブの感想を語り合える
シチュエーション別に分けると、以上のように初対面同士でも仲良くなりやすいポイントがたくさんあります。
不特定多数の人が集まる婚活パーティーや合コンなどよりも、気の合う異性と出会える可能性は高いでしょう。
ライブ前:好きなミュージシャンの話題で盛り上がれる
ライブが始まるまでの待ち時間は、好きなミュージシャンの話題で盛り上がることができます。
共通の趣味があるため、たとえ初対面同士であっても会話が盛り上がる可能性は高いでしょう。
「どうやって話しかけたらいいのかわからない」という方は、以下のよくある会話例を参考にしてください。
- 「どの曲が一番好きですか?」
- 「〇〇(ミュージシャン名)のライブにはよく来るんですか?」
- 「〇〇さん(ミュージシャン名)かっこいいですよね。」
特におすすめなのは、ライブの参加歴についての話題です。「〇〇年の△△公演に行きました」などと話すと、相手と参加歴がかぶることもあるかもしれません。
過去にも同じ空間を過ごしたことがあるとわかれば、互いに親近感を抱きやすいといえます。
ライブ中:ライブという特別な瞬間を共有できる
ライブ中は、待ちに待った特別な瞬間を互いに共有できます。最高の瞬間を共有することで、たまたま居合わせた初対面の異性も特別な存在に感じられることもあるでしょう。
実際、ライブは恋愛心理効果の1つである「吊り橋効果」が生まれやすい場所として知られています。ライブという「ドキドキ」を共有することで、異性にも「ドキドキ」を感じやすいといえます。
ただし、ライブ中に何度も相手に話しかけるのはNGです。ライブはファンにとって特別な瞬間であるからこそ、「誰にも邪魔されたくない」、「自分の世界に入りたい」と考える人が多いようです。
ライブ中に話しかけるとしたら、アンコール待ちの時間などに留めるようにしましょう。
ライブ後:ライブの感想を語り合える
ライブ終了後には、余韻に浸りながらライブの感想を語り合うことができます。
ライブ会場では話が終わらないことも多いため、そのまま食事など誘ってみるのもいいでしょう。長居できるバーや居酒屋にいけば、そのままライブトークに花を咲かせることができます。
ただし、飲食店や電車の中など、不特定多数の人がいる中でネタバレ要素を話すのはNGです。周囲には「明日ライブに行く」という人がいるかもしれないため、楽しみを奪わないよう十分に配慮が必要です。
ライブで出会った異性と仲良くなるコツ
ライブで出会った異性と仲良くなるにあたって「どんなタイミングで話しかけたらいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
初対面の人でも話しかけやすいタイミングとしては、主に次の3つが挙げられます。
- グッズの物販コーナーで話しかける
- 撮影スポットで写真を撮ってあげる
- 開演前の待ち時間に話しかける
異性に話しかけるなら、ライブ前がおすすめです。ライブ後では相手も「帰るモード」になってしまうため、いきなり話しかけてもすぐにお別れとなってしまいます。
実際の会話例を交えながら、1つずつ声をかける方法をチェックしましょう。
グッズの物販コーナーで話しかける
異性に声をかける最初のチャンスは、グッズなどの物販コーナーです。
物販コーナーに並んでいるということは、同じミュージシャンのファンであることは明白です。互いに一人同士なら、行列で待っている間に会話が盛り上がることもあるでしょう。
声をかけるきっかけとしては、以下の会話例がおすすめです。
- 「ここ最後尾ですか?」
- 「〇〇(商品名)の列はここで合ってますか?」
こうした会話をきっかけに「すごい行列ですね」「このグッズかっこいいですよね」などと話しかければ、そのままスムーズに会話に入ることができます。
撮影スポットで写真を撮ってあげる
ライブ会場には、ツアーポスターやツアートラックなど、ファンなら写真を撮りたいと思う場所がたくさんあります。
一人だとどうしてもセルフィーになってしまうため、「写真撮りましょうか?」と声をかければ相手にも喜ばれるでしょう。
写真を撮り終えたタイミングで「お一人ですか?」と声をかければ、そこから会話が盛り上がることも十分に考えられます。
ついでに自分の写真も相手に取ってもらえば、自分の思い出にもなり一石二鳥といえます。
開演前の待ち時間に話しかける
会場に入ってからも、異性に話しかけるチャンスはたくさんあります。
たとえば、自分の隣の席に異性が座っていたら、話しかける大チャンスです。互いに1人同士とわかれば、ライブ開演までの時間を楽しくおしゃべりで過ごせるでしょう。
会話のきっかけとしては「ここ〇列の〇番であってますか?」と話しかけると自然です。その後で「ステージ近いですね」、「ステージの装飾すてきですね」などと一言添えれば、相手もリアクションしやすいといえます。
ライブ好きな人とネットで仲良くなる方法
「同じミュージシャンのファンと仲良くなりたい」という方なら、ライブ以外にもさまざまな方法があります。
よくある例としては、以下の3つが挙げられます。
- ファンページ
- SNS
- マッチングアプリ
いずれも不特定多数の中から、自分の好みの異性を探せるのがメリットです。ライブだと「運次第」な要素が強いですが、3つの方法なら連絡を取る相手を自分で選ぶことができます。
ファンページ
ファンの異性と効率よくつながれるのが、ファンページです。
ファンページは、SNSのコミュニティページから独自サイトまでさまざまです。どんなファンページがあるか知りたい方は「〇〇(ミュージシャン名) ファンページ」と検索するといいでしょう。
ファンページの交流は基本的にオンラインですが、不定期でオフラインの集まりが開催されることもあります。こうしたイベントに参加すれば、一度に複数の異性と知り合うことができ、互いに好きなミュージシャンの話で盛り上がることができます。
SNS
TwitterやInstragramなどで「〇〇(ミュージシャン名)好き」と検索すると、たくさんのアカウントが出てきます。こうしたアカウントの中に気になる異性がいれば、フォローしたりDMを送ったりするのもいいでしょう。
中には、そのミュージシャンのために開設した「専用アカ」を持っている人もおり、かなりコアなファンと交流できる可能性もあります。
ただし、SNSで出会いを探すうえでは、セキュリティ面での注意が欠かせません。不用意にコンタクトをとると、思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性もあるため、少しでも怪しいアカウントは避けるべきといえます。
マッチングアプリ
効率よく異性と出会いたいなら、マッチングアプリの利用が便利です。
たとえば、マッチングアプリで「〇〇(ミュージシャン名)好き」と検索すれば、顔写真つきでファンの異性が表示されます。写真の中から好みの異性を見つけたら、いいねやメッセージを送ることで相手にも自分をアピールできるでしょう。
マッチングアプリは男性は有料であることがほとんどで、それだけ真剣な人が集まりやすいといえます。本人認証などのセキュリティ対策が徹底されているため、SNSのように思わぬトラブルに巻き込まれるリスクも低いといえます。
ライブきっかけの出会いは長続きしやすい!
ライブで知り合った異性と恋愛に発展すれば、その恋は長続きしやすいといえます。
これは、共通の趣味があることで、2人の時間を楽しみやすくなるためです。一緒にライブデートしたり、家の中にグッズを飾ったりできるのは、ともにファンだからこそのメリットでしょう。
近年はライブへの一人参加が増えていることで、もしかしたら相手も誰かに声をかけられるのを期待しているかもしれません。
ぜひこの記事で紹介した会話例やタイミングを参考に、ライブで「運命の出会い」を探してみてください!
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部