「恋人との関係が始まったばかりで、相手の気持ちが分からず不安…」
このようなお悩みを抱える方は多くいます。付き合いたては嬉しいことも多い反面、さまざまな不安やトラブルはつきものです。
本記事では、付き合いたてによくある不安やトラブルを紹介。さらに、幸せな関係を築くための秘訣を解説します。
二人の関係をより良く築くためのヒントが満載ですので、参考にしてくださいね。

付き合いたてに不安を感じる心理5選

恋人との関係が始まったばかりの時期は、誰もが不安を感じるものです。
これは自然な感情であり、むしろ相手のことを大切に思っている証拠でしょう。
新しい関係を築く中で感じる不安には、いくつかの共通したパターンがあります。
ここでは、次のような付き合いたての5つの不安と対処法について解説します。
付き合いたてに不安を感じる心理5選
- 相手の気持ちがわからない
- 自分の気持ちに自信が持てない
- 関係の進展スピードに不安がある
- 周りとの比較による焦りがある
- 関係が長続きするか分からない
相手の気持ちがわからない
付き合いたては、相手の気持ちが分からず不安になるものです。
たとえば、相手からのLINEの返信が遅いとき「何か気に障ることをしたのだろうか?」と悩んでしまうかもしれません。
あるいは、デートの約束をしても、乗り気でないように感じてしまうこともあると思います。
そんなときは、相手に素直に聞いてみましょう。気持ちを確認し合うことで関係性は深まっていくでしょう。
自分の気持ちに自信が持てない
恋人同士であっても、好きという気持ちに迷いを感じるのはよくあることです。
とくに付き合いたての頃は「本当に相手のことが好きなのか」「他に良い人がいるのではないか」と考えてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、相手の良いところを思い出してみてください。どんなところに惹かれたのかを改めて考えてみると良いでしょう。
完璧な確信を持つよりも、少しずつ気持ちを確かめていく過程を大切にしてください。
関係の進展スピードに不安がある
二人の関係の進展スピードに不安を感じる人も多いでしょう。
たとえば、スキンシップのペースが速すぎると感じたり、遅すぎると感じたりするかもしれません。
大切なのは、お互いが心地良いペースを見つけることです。二人で進展スピードについて話し合いながら、快適な距離感を見つけていきましょう。
周りとの比較による焦りがある
付き合いたては、周囲のカップルと自分たちを比較してしまいやすい時期です。
友人のカップルや、SNSで見かけるカップルの仲睦まじい様子を目にして、自分たちの関係性に不安を感じることもあるでしょう。
しかし、ほかのカップルと比べるのではなく、二人の関係性や生活リズムに合わせてゆっくりと関係を育んでいくことが大切です。
焦らずに、自分たちのペースで関係を深めていきましょう。
関係が長続きするか分からない
付き合いたては、相手との未来に胸を膨らませる一方で「この関係、本当に長続きするのかな…」と不安になることもあります。
とくに「付き合う前と態度が違う」「連絡が減った気がする」などを感じると、つい不安が募ってしまうものです。
相手のちょっとした変化に敏感になってしまうのも、付き合いたての時期ならではといえます。
しかし、これは付き合う前の新鮮な気持ちが落ち着いてきただけかもしれません。
焦って詰め寄るのではなく、信頼関係が築けている証拠だと捉えましょう。
付き合いたての適切な距離感とは?

新しい恋人との関係では、どのくらいの距離感を保つべきか迷いますよね。
理想的なのは、お互いが心地良いと感じられる距離感です。
ここでは、お互いが心地よいと感じる関係を作るために、コミュニケーションの3つのポイントについて解説します。
LINEの頻度と返信スピード
付き合いたての時期は、LINEのやり取りにとくに気を遣うものです。
毎日「おはよう」「おやすみ」のメッセージを送るカップルもいれば、用事があるときだけ連絡を取り合うカップルもいます。
大切なのは、お互いの生活リズムを尊重すること。仕事や学業で忙しい時間帯は返信が遅くなることを理解し合いましょう。
また、既読無視が気になる場合は「忙しいときはあとでいいよ」と一言添える気遣いも大切です。相手の心の負担を減らすことを意識しましょう。
デートの頻度と誘い方
デートの頻度は、お互いの予定や生活環境によって異なります。
お互いの休みにデートをおこなうのが一般的ですが、これにもルールはありません。
誘い方のコツは、相手の予定を考慮しながら、余裕を持って提案することです。
「今度の休みどう?」という漠然とした誘い方より「〇日の午後から、新しくできたカフェに行かない?」という具体的な提案の方が予定を立てやすいでしょう。
相手の予定を尊重しながら、お互いにとって心地の良いデート頻度を探ってみてください。
スキンシップのとり方
スキンシップは、お互いの気持ちや関係性を確認できる大切なコミュニケーション手段です。
しかし、だからこそ独りよがりなスキンシップにならないように気をつけなければいけません。
手をつなぐ、ハグをする、キスをするなど、段階的に進んでいくのが自然な流れです。
相手の反応を見ながら、心地良いと感じられる範囲で進めていきましょう。
また、公共の場でのスキンシップは控えめにし、お互いの気持ちを大切にすることで、より深い信頼関係を築くことができます。
長続きするカップルになるための3つのポイント

付き合ったばかりの頃は、誰もが関係が長続きすることを願うもの。
恋愛関係を長く続けるためには、単に好きな気持ちだけでなく、お互いを理解し尊重し合う姿勢が重要です。
ここでは、長続きするカップルになるための3つのポイントを紹介します。
長続きするカップルになるための3つのポイント
- お互いの価値観を理解し合う時間をつくる
- 適度な距離感を保ちながら互いに成長する
- 共通の趣味や目標を持つ
お互いの価値観を理解し合う時間をつくる
長続きするカップルになるために二人の関係を深めるには、お互いの考え方や人生観を知ることが大切です。
デートの際に、仕事や将来の夢、家族のこと、大切にしている価値観について話し合う時間を持ちましょう。
このとき、意見が合わない部分があっても、それを否定するのではなく、お互いの違いを尊重し合う姿勢が大切です。
適度な距離感を保ちながら互いに成長する
適度な距離感を保つことも、長続きの秘訣です。常に一緒にいるのではなく、お互いにとって心地良い距離感を見つけなければいけません。
二人の時間も大切にしながら、趣味や仕事などの一人で過ごす時間も大切にすることで、互いに成長できるはず。
お互いの趣味や仕事、目標を尊重し、束縛し合わない関係を築きましょう。
共通の趣味や目標を持つ
二人で楽しめる共通の趣味や目標は、関係を深めるための大きな役割を果たします。
単に同じことをするだけではなく、お互いの夢や興味を共有し、支え合うことが大切です。
共通の目標に向かって一緒に何かを乗り越える過程は、単なる時間の共有以上の意味を持ちます。
違いを楽しみながら、共通の夢や目標に向かって歩むことで、二人の関係はより豊かになるでしょう。
付き合いたてにありがちな5つのNG行動

付き合いたては、相手のことを知りたい気持ちでいっぱいになりがちです。
しかし、その気持ちが行き過ぎてしまうと、相手を困らせてしまう可能性があります。
ここでは、付き合いたてにありがちなNG行動を5つ紹介します。
付き合いたてにありがちな5つのNG行動
- 束縛しすぎる
- 連絡を強要する
- すぐに体の関係を求める
- 過去の恋愛話を持ち出す
- 相手のプライベートに踏み込みすぎる
束縛しすぎる
付き合いたては、相手を独り占めしたくなる気持ちも分かりますが、過度な束縛はNGです。
相手の行動を常に監視したり、誰と会っているのか詮索したりするのは避けましょう。
束縛は、好きな相手をかえって息苦しくさせてしまいます。
信頼関係を築くためにも、適度な距離感を保つことを意識しましょう。
束縛しすぎる例
- 常に行動を報告させる
- 友人との交流を制限する
- SNSの友人や投稿を逐一チェックする
連絡を強要する
頻繁な連絡は愛情表現ではなく、相手への精神的な圧力になりかねません。
相手の都合や気持ちを考え、適度な距離感を保つことが大切です。
LINEの返信が遅かったり電話に出なかったりしても、すぐに怒ったり責めたりするのは避けましょう。
連絡を強要する例
- 1日に何十回も連絡する
- 既読無視されると怒る
- 相手の仕事や予定を無視して連絡する
すぐに体の関係を求める
体の関係を持つことは、二人の関係を深める上で大切なことですが、すぐに求めるのはNGです。
感情的な親密さと身体的な親密さは別物であり、相手がまだ心の準備ができていない可能性もあります。
相手の気持ちを無視して性急な行動を取ってしまうと、信頼関係を損なうことになるかもしれません。
体の関係を持つタイミングは、二人でよく話し合って決めましょう。
すぐに体の関係を求める例
- 相手の同意なく親密な行為を求める
- 性的な話題を執拗に持ち出す
- 体の関係を愛情の証と勘違いする
過去の恋愛話を持ち出す
過去の恋愛経験について語ることは、ときに相手の不安や嫉妬心を刺激してしまいます。
「元恋人はどんな人だったのか?」「なぜ別れたのか?」など、詮索するのはできるだけ避けましょう。
過去の恋愛話は相手との関係が深まってから、自然な流れで話すようにしてください。
過去の恋愛話を持ち出す例
- 元恋人と比較する
- 元恋人との接点について詳しく語る
- 過去の失恋や傷ついた経験を繰り返し話す
相手のプライベートに踏み込みすぎる
お互いを知りたい気持ちは大切ですが、相手のプライバシーを尊重しなければいけません。
とくに付き合いたての頃は、親しい関係になれた嬉しさから相手のプライベートに踏み込みがちです。
収入や家族構成、友人関係など、デリケートな話題は、相手との関係が深まってから聞いてみてください。
無理に聞き出そうとしたり、詮索したりするのは避けましょう。
相手のプライベートに踏み込みすぎる例
- 家族や友人の個人的な情報を執拗に聞き出す
- 相手の電話やSNSを無断でチェックする
- 相手が話したくない話題を強要する
付き合いたてによくあるトラブル3選

付き合いたては楽しい反面、価値観の違いからトラブルに発展してしまうことも。
あらかじめトラブルになりやすいポイントを把握しておけば、いざというときに冷静に対処できるはずです。
ここでは、よくあるトラブルを3つ紹介します。
連絡頻度のすれ違い
連絡頻度は、付き合いたてのカップルによくあるトラブルの一つです。
こまめに連絡を取りたい人もいれば、そうでない人もいます。どちらが良い悪いではなく、お互いの価値観の違いなのです。
連絡頻度が合わない場合は、お互いの希望を伝え合い、妥協点を見つけることが大切です。
「毎日連絡を取りたい」という希望を伝えるだけでなく「でも、あなたが忙しいときは無理しなくていいよ」といった配慮も忘れずにしてください。
デートプランの行き違い
デートは二人の個性と価値観が表れる場面であり、トラブルの原因にもなりやすいタイミングです。
デートの費用や場所の選択、時間の使い方など、小さな違いが大きな認識のギャップを生むことがあります。
どちらか一方の希望を押し付けるのではなく、お互いの希望を尊重し、バランスの良いプランを立てることが大切です。
二人でデートプランを探るプロセスが、関係性を深める貴重な機会となるでしょう。
スキンシップの温度差
スキンシップの温度差も、トラブルに発展しやすいポイントです。
積極的に愛情表現をしたい人とそうでない人がいるため、二人の温度差に悩んでしまうこともあるでしょう。
ただし、スキンシップのペースは無理強いしたり、我慢したりするのではなく、相手に合わせてゆっくり進めていかなければいけません。
付き合いたての不安を解消して信頼関係を築こう!
付き合いたては悩むこともありますが、小さな葛藤を一緒に乗り越えていければ、それこそが二人にとって本当の絆となります。
お互いを理解し、尊重し合うことで、長続きするカップルになれるはずです。
焦らず、ゆっくりと二人の関係を育んでいきましょう。