多くの人が一度は経験する片思い。あなたも片思いが辛くて苦しい思いをしていませんか?
「自分のことどう思ってるのかな?」「他に好きな人がいたらどうしよう」など、不安で眠れない夜を過ごしたこともあるのではないでしょうか。
では、なぜ片思いはこんなにも辛いものなのでしょうか?辛い理由がわかれば、対処することも可能です。
そこでこの記事では、片思いが辛い理由や、辛い片思いに対処する方法を解説します。片思いからアプローチする方法や片思い中に気をつけることも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
片思いとは
片思いとは、夫婦や恋人関係などの両思いの関係と違い、一方的に相手のことを好きな状態を指す言葉です。
心に秘めた片思いや、告白して振られたにも関わらず諦めきれない片思いなど、片思いにもさまざまな種類があります。
また、実は両思いなのにお互いに片思いだと思っている「両片思い」という、ちょっともどかしい片思いも。
中には片思い期間を楽しめるポジティブな人もいますが、基本的には辛く苦しい思いをする恋愛感情です。
片思いが辛い理由
辛い気持ちを何とかしたいなら、まずは片思いがなぜ辛いのかを知らなければなりません。
ここでは、片思いが辛い理由について解説します。
相手の気持ちがわからないから
片思いが辛い理由の一つに、相手の気持ちがわからないというものがあります。
片思いしている相手が自分のことをどう思っているのかがわからないため、ずっとモヤモヤした気持ちを抱えることになるからです。
特に、ある程度親しい仲の場合、単なる友人や同僚としての感情なのか、異性として特別な感情があるのかを判断するのは簡単ではありません。
相手の気持ちがわからないため、相手の何気ない言動一つで「嫌われてしまったのではないか」と悩んでしまい、より辛くなってしまうのです。
嫉妬してしまうから
嫉妬してしまうこともまた、片思いを辛くする原因です。
片思いしている相手が異性と仲良くしているのを見ると、嫉妬してしまうのは仕方のないこと。
恋人ならそれとなく嫌だと伝えることもできますが、片思いならひたすら我慢するしかありません。
特に、職場の同僚やクラスメートなどいつも顔を合わせる関係の場合、常に異性と仲良くしている姿を見て辛い気持ちを抱え続けることになってしまいます。
他の人に取られるのではないかと不安だから
片思い中は、他の人に取られるのではないかという不安から辛くなってしまいます。
相手の気持ちがわからない以上、常に他の人のものになる不安を抱え続けなければならないのです。
特に、片思いをしている相手が異性にモテる場合、競争率が高くなるため不安はより大きなものに。
明らかに自分よりもモテそうな相手と仲良くしている場合にも「好きになってしまうのではないか」と常に不安が付きまといます。
相手に恋人や好きな人がいるから
片思いが辛い理由の中でも、相手に恋人や好きな人がいるというのが最も辛い理由の一つといえます。
これは、自分に特別な感情を持っていないことがはっきりしているからです。
現状ではほぼ付き合える可能性がないのにも関わらず、好きな気持ちが消えないのは本当に辛いもの。諦めた方が良いと頭ではわかっていても、心が簡単に割り切れないからこそ辛いのです。
辛い片思いの対処法
片思いが辛い理由がわかったところで、今度は辛い気持ちに対処する方法も知っておきましょう。
ここでは、辛い片思いの対処法について紹介します。
プライベートを充実させる
辛い片思いに対処するには、プライベートを充実させるのがおすすめです。
相手のことばかり考えてしまうと辛くなるため、少しでも考えない時間を作りましょう。
趣味に没頭する、友人と遊びに行くなど、夢中になって楽しめるならどんなことでも構いません。
また、興味を持っていることや習い事を始めてみるのもおすすめです。新しいことにチャレンジすることで新たな世界や人間関係が広がり、片思いの辛さを紛らわせてくれるはず。
相手と適切な距離を保つ
片思いが辛いなら、相手と適切な距離を保ちましょう。相手との距離が近いと、どうしても相手のことばかり考えてしまいがちだからです。
どうしても他の異性に嫉妬してしまうという場合にも、距離をとることで自然と嫉妬することが少なくなります。
ただし、あからさまに距離をとると関係性にヒビが入る危険があるため、あくまでも自然に適切な距離を保ちましょう。
上手くいけば、片思いの相手にあなたのことを意識させるきっかけになるかもしれませんよ。
心を許せる友人に話す
片思いが辛いときには、心を許せる友人に話しましょう。気持ちを言葉にして吐き出すことで、辛さが軽減されるからです。
心を許せる友人に辛い気持ちを聞いてもらうだけで、ぐっと気持ちが楽になるはず。
このとき大切なのは、気持ちを包み隠さずに話すこと。すべてをさらけ出すことで気持ちが楽になりますよ。
ダメ元で告白する
何を試してもどうしても片思いが辛いなら、告白してはっきりさせてしまいましょう。相手の気持ちをはっきり知ることで気持ちに区切りをつけるのです。
ただしこれはあくまで最終手段。失敗するとさらに辛くなるのは当然覚悟しなければいけません。
しかし、たとえ失敗したとしても、辛い恋から抜け出すことができるのは大きなメリットです。気持ちが整理できれば、新たな恋に向かうことができるようになりますよ。
片思いからアプローチする方法
辛い片思いへの対処法はわかったものの、どうせなら片思いの相手と上手くいくに越したことはありませんよね。
そこでここでは、片思いからアプローチする方法を紹介します。
積極的にコミュニケーションを図る
片思いからアプローチしたいなら、まずは積極的なコミュニケーションを図りましょう。人となりを知ってもらった方が成功しやすくなります。
そのため、まだ親密な関係性を築けていないなら、まずは仲良くなるところから始める必要があるのです。
なかなか勇気がでなくても、話しかけることさえできないようでは告白などできるはずもありません。勇気を振り絞って、自分から積極的に話しかけましょう。
共通の趣味をもつ
共通の趣味をもつことも、片思いからアプローチする際にはおすすめです。
趣味の話は、最も盛り上がる話題の一つ。共通の趣味を持つことで話題が生まれ、より仲良くなることができるのです。
共通の趣味がないのなら、相手の趣味を調べて自分でも楽しめそうなものを始めてみましょう。
ただし、全く興味がない趣味を始めても続かないため、あくまで興味が湧いたものに限定して始めてくださいね。
とにかく自分を磨く
片思いからアプローチしたいなら、とにかく自分を磨きましょう。より魅力的になることができれば、少しでも成功率が上がるからです。
見た目でも中身でも、自分を磨くためにできることはいくらでもあります。自分磨きをすることで自信につながりますし、自信は表情にも表れ、より魅力が増すといった相乗効果も。
最終的に失恋してしまったとしても「やるだけやった」ことは諦めにつながり、立ち直りを早くするというメリットもあります。
聞き上手を目指す
片思いからアプローチする際には、聞き上手を目指すのもおすすめ。話し上手な方がモテると思っている人が少なくありませんが、実際は聞き上手な人の方が他人に好かれるのです。
相手が気持ち良く話せると「この人と一緒にいると楽しいな」と思わせることができます。片思いの相手が話好きの場合には、聞き役に徹するのが特におすすめです。
一方、自分の話ばかりする人は敬遠される傾向にあるため、注意しましょう。
友人に協力してもらう
片思いからアプローチするなら、友人に協力してもらうのは特におすすめです。
気持ちを共有することでメンタルケアにもなりますし、第三者目線でのアドバイスはとても役に立ちます。
特に、片思いの相手と仲の良い友人なら、相手のこともよく知っているため積極的に相談しましょう。
逆に友人が悩んでいるときは、しっかり相談に乗って支えてあげるのを忘れずに。
片思い中に気をつけるべきこと
片思いの相手に好かれるのは大切なこと。しかし、片思いの相手に嫌われないことも、同じくらい大切です。
ここでは、片思い中に気をつけるべきことについて解説します。
過度な連絡やスキンシップを避ける
片思い中には、過度な連絡やスキンシップは避けましょう。
好きな人とコミュニケーションをとりたい気持ちはわかります。しかし、しつこい連絡や過剰なスキンシップは嫌われる原因になってしまうからです。
特にLINEやDMをしつこくしてしまうと、うんざりされて距離を置かれる危険性があります。
また、相手を意識させようとして過剰にスキンシップをすると、嫌悪感を抱かれる可能性があるため注意しましょう。
意識しすぎない
片思い中には、相手を意識しすぎないように気をつけなければなりません。
片思いの相手はどうしても意識してしまうもの。しかし、意識するあまりにぎこちなくなってしまうと、せっかくのあなたの魅力が伝わりにくくなってしまいます。
できるだけ自然に、他の友人と変わらないように接しましょう。
また、好かれたいがために何でも相手に合わせるのも良くありません。自分をしっかり持っていない人は、異性から魅力的に見られないため注意しましょう。
ライバルのことを悪く言わない
片思い中には、ライバルのことを悪く言わないように注意しましょう。
他人を悪く言う人が嫌われるのは当然のこと。ライバルに負けたくなくても、絶対に悪く言ってはいけません。
特に、片思いの相手の友人がライバルの場合、友人のことを悪く言う人になってしまい最悪な印象を与えてしまいます。
悪口が多い自覚があるなら、うっかり片思い中の相手の前で出てしまわないように気をつけましょう。
好き避けしない
好き避けしないことも、片思い中に気をつけなければならないことの一つです。
好意を悟られたくない気持ちが強すぎると、ついつい素っ気ない態度をとってしまいます。しかし、嫌われていると勘違いされる危険があるため、絶対にしてはいけません。
こうなってしまうと相手からも避けられてしまい、関係性を築くことさえできなくなってしまいます。
目を見て話す、笑顔で挨拶するなど、最低限のことはできるようになりましょう。
わざと他の異性の影を匂わせない
片思い中には、相手の気を惹こうとして異性の影を匂わせてはいけません。好きな人がいると思われて、最初から恋愛対象外にされるリスクがあるからです。
また、モテる異性は付き合うと心配になるため、恋人にしたくないという人も少なくありません。
下手な駆け引きは上手くいかないものです。ありのままのあなたで、まっすぐに勝負しましょう。
片思いを正しく乗り越えて幸せな未来をつかもう
この記事では、片思いが辛い理由やその対処法、片思いからアプローチする方法を解説しました。
片思いはどれだけ辛くても、乗り越えた先には幸せな未来が待っていることもあります。
正しい乗り越え方やアプローチの方法を知っていれば、きっと上手くいく確率は上がるはずです。
この記事をあなたの片思いが上手くいくための参考にして、幸せな未来をつかんでくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部