気になる相手がいても、自分の気持ちが恋愛によるものか自覚できないケースは珍しくありません。
特に相手と友達期間が長いほど、その傾向が表れやすいものです。
「好き」は恋愛だけでなく、友情や家族愛、憧れなどによるものがあるため、判断に迷うのも無理はありません。
本記事では、恋愛感情の意味や、恋愛感情がわからなくなる理由、悩んだ際の判断方法を解説します。
さらに、恋愛感情がわからないときに試してほしいことも紹介するので、自分の気持ちが恋愛なのか確認するための参考にしてください。
目次
恋愛感情とは?
恋愛感情とは、恋愛中に芽生える感情を指します。
恋愛をすると、気になる相手と一緒にいたり考えたりするだけで、胸がどきどきすることがあります。
また、相手を独り占めしたい気持ちや、心身ともに深くつながりたいという気持ちを覚える人もいるでしょう。
しかし、恋愛への価値観は人それぞれなので、前述した気持ちがあれば「恋愛感情」だと明確に判断できるものではありません。
たとえば「相手をもっと知りたい」気持ちが恋愛感情によるものの人もいれば、友情によるもののケースもあるでしょう。
恋愛感情がわからなくなる理由
「恋愛感情がわからない」と悩む人は、意外と多いものです。
学生時代は誰かにときめいた経験があっても、大人になるほど恋愛感情がどういった心理を指すのか判断できなくなるケースは少なくありません。
たとえば、恋人に対して付き合い始めの頃に抱いていた気持ちがなくなった際に、恋愛感情を抱いているのかわからなくなることがあります。
また、以前より恋愛の基準が高くなったことで「この気持ちはまだ恋愛ではない」と判断しているケースもあるでしょう。
今まで恋愛をした経験がない人や、恋愛経験が乏しい場合、経験がないゆえに恋愛感情なのかわからないと悩むケースもあります。
恋愛感情なのかわからないときに判断する方法
相手への気持ちが恋愛感情なのかわからないと悩んでいるなら、これから紹介する判断方法を試してみましょう。
恋愛感情を自覚することで、恋を楽しめる未来が待っているはずです。
一緒にいるとときめく
恋愛感情なのかわからない場合は、相手といるときの自分の気持ちに向き合ってみましょう。
一緒にいたり、顔を見かけたりするだけで、ドキドキと胸がときめくようであれば恋愛感情を抱いていることが原因です。
友達に対しては、一緒にいて楽しい気持ちはあっても、ときめくことはないものです。
恋愛感情のときめきは、ほかの人に対しては芽生えない感情なので、意識すると簡単に気づくことができるでしょう。
嫉妬をする
相手が自分以外の異性と仲良くしていると、気持ちがモヤモヤしたりイライラしたりしないでしょうか。
恋愛をすると感情が揺さぶられやすく、ささいなことで嫉妬心が生まれるものです。
「もっと自分だけを見てほしい」「ほかの人は相手にしないでほしい」と思うなら、恋愛感情だと判断して良いでしょう。
相手とスキンシップをしたくなる
恋愛感情かわからないときは「相手とスキンシップをしたい」気持ちがあるのか自問してみましょう。
好きではない相手には、積極的に触れたいと思わない人がほとんどです。
友達や家族に対して「好き」な気持ちはあっても、スキンシップをしたいとは思わないのではないでしょうか。
気になる相手と身体的距離も縮めたいと感じるのは、特別な関係になりたい気持ちからくるものです。
相手に好かれたい気持ちが強い
恋愛感情なのかわからないなら、相手を思ったときに「相手の特別になりたい」「好きになってほしい」といった感情があるのか考えてみてください。
相手に好かれたい気持ちがあり、関係を進展させたいなら、恋愛感情を抱いているサインです。
相手に対して「いいな」「素敵だな」と思っていても、好かれたい気持ちがないなら憧れとして好意を抱いていることが考えられます。
ほかの人より特別感がある
気になる相手のことを「この人でないとダメ」と思えるなら、特別な感情が芽生えている証拠。
ほかの人でも別に良いと思うのであれば、恋愛とは違った「好き」の可能性があります。
恋愛感情を抱いている相手は、ほかの人では代わりにならない特別な存在です。
誰よりも会いたくなったり、一緒にいる時間を幸せだと感じたりするなら、恋愛感情が影響しています。
恋愛感情なのかわからないときに試してほしいこと
続いては、恋愛感情なのかわからないときに試してほしいことを紹介します。
自分の気持ちを見つめ直しても恋愛感情なのか自信が持てないなら、ぜひ試してみましょう。
相手が自分以外と付き合っているところを想像する
相手が、自分ではなくほかの人と付き合っているところを想像してみてください。
その際、独占欲や嫉妬心があるのであれば、相手に恋していることが理由に挙げられます。
さらに、自分が気になる相手以外と付き合っているところも想像してみましょう。
「相手以外は考えられない」と思うなら、恋愛感情を抱いている証拠です。
相手のために自分を変えられるか考えてみる
自分とまったく同じ価値観の人はいないため、相手と一緒にいると意見がわかれることもあるでしょう。
相手の意見を変えたくても簡単にうまくいくものではなく、相手にばかり求めるのはフェアではありません。
自分の価値観を変えてでも相手と一緒にいたいと思うなら、恋愛感情があると判断できます。
周囲から「最近変わったね」と言われるのであれば、恋をしていることが理由かもしれません。
相手がいない生活をイメージする
相手がいない生活をイメージをするのも、恋愛感情がわからないときに試してほしい行動のひとつ。
「連絡が取れればいい」「いつかまた会えるなら平気」と思うなら、相手に特別な感情を抱いていないと判断できます。
好きな相手には「会いたい」という気持ちが強くなるため、相手がいない生活を考えると不安になったり悲しくなったりするなら恋愛感情があるといえます。
ふたりで話す機会を増やす
気になるものの、好きなのか確証を持てないのは、相手についてよく知らないことが原因の可能性があります。
ふたりで話す機会を増やすことで、相手との距離が縮まり、どんな人なのかより詳しく知るきっかけになります。
最初は好きなのかわからなくても、相手を深く知るうちに好きな気持ちに気づくケースは珍しくありません。
話していて「もっと知りたい」「居心地が良いな」と感じるなら、恋愛感情を抱いている可能性が高いでしょう。
相手の恋愛事情を調べる
気になる相手の恋愛事情を調べるのも、恋愛感情を抱いているのかわからないときに有効です。
好きな人の有無や、好きなタイプなど、恋愛に関する価値観を尋ねてみましょう。
恋愛感情がある場合は、相手に好きな人がいたり、好みのタイプが自分とかけ離れていたりすると悲しくなるものです。
さらに、恋愛事情を調べることで、相手に意識してもらえるきっかけになるかもしれません。
恋愛感情を見極めるには相手とどうなりたいかが重要
恋愛感情は特別な相手にしか抱かない感情です。
相手に対する気持ちが恋愛によるものかわからない場合は、自分がこれから相手とどうなっていきたいのか考えてみてください。
「もっと相手について深く知りたい」「関係を進展させたい」と思うなら、恋愛感情を抱いている可能性があります。
ほかにも、本記事でさまざまな方法を紹介しているので「好き」という感情を抱いているのか見つめ直してみてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部