スキー・スノボデートは、冬に恋人と過ごすのにぴったりなデートプラン。白い雪が降り積もるゲレンデは、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
またスキーやスノーボードはウェアや道具を用意するため、準備段階から気分を高められるのもポイント。またスキー場によってはグルメや温泉など、スキーやスノボ以外を楽しめる場所もあります。
とはいえ「スノボデートって楽しめるの?」「仲良くないとハードルが高く感じるけど、付き合う前のデートにはありなのかな?」と疑問に思うことでしょう。
そこで当記事では、スキー・スノボデートの魅力や楽しみ方を紹介します。服装や髪型、注意点もまとめていますので、旅行気分を味わえるスキー・スノボデートに足を運んでみてください。
目次
スキー・スノボデートの魅力をチェック
スキー・スノボデートは、旅行気分を満喫できる冬のデートスポット。まずは、スキー・スノボデートの魅力について詳しく紹介します。
ゲレンデではロマンチックな雰囲気を味わえる
ゲレンデはロマンチックな雰囲気を演出してくれるため、2人の親密度を高めるのにはぴったり。
このようなシチュエーションこそ、いつもとは異なる自分を見せられるうえ、より素敵に見せてくれるでしょう。またウェアは普段なかなか着る機会がないため、新鮮味があり魅力的に感じるものです。
スキー・スノボデートは新たな魅力をアピールできる場でもあり、お互いの気分も高められるチャンスですよ。
非日常を体験できる人気のデートスポット
スキー場によっては、景色の綺麗な場所やフォトスポットなどのおしゃれなエリアもあります。
一面に広がった雪景色を目の前にすると、気持ちも高まるでしょう。また夜景の綺麗なゲレンデや、イベントが開催されている場所など、スキー・スノボデートも地域によってさまざま用意されています。
さらに近場のスキー場であっても旅行気分を味わえて、2人だけの思い出が増えるのもスキー・スノボデートが人気な理由の一つです。
リフトで物理的な距離が縮まる
スキー・スノボデートでは、リフトやゴンドラに乗って山頂まで向かいます。リフトに乗ると、物理的に距離が縮まりやすいのが魅力のひとつです。
またリフトやゴンドラから見る景色を、お相手と共有できるのもうれしいポイント。天気が恵まれた日の広々としたゲレンデは、まさに絶景です。
隣には恋人がいて、開放的な大自然を味わえるのが、スノボデートの魅力です。
日帰りや温泉への宿泊など、旅行プランが立てられる
スキー・スノボデートは、宿泊や日帰りなどのプランを立てられるのも魅力的。
近場のスキー場で気軽にデートするも良し、宿泊施設が用意されているゲレンデでゆっくり過ごすも良し。遠出する分、柔軟にプランを組みやすいのが嬉しいポイントです。
またスキーやスノボは、思いのほか疲れるアクティビティです。特に初心者であれば、ゲレンデでひと滑りした後に移動するのはなかなかつらいかもしれません。
スノボで一汗流した後、温泉宿に宿泊すれば、格別の時間を過ごせるでしょう。
お泊まりデートの経験がないカップルにとって、宿泊を伴うスキー・スノボデートは彼氏・彼女の新たな一面を見られるかもしれません。お互いをより身近に感じられるようになり、2人の距離を一気に近づけられるでしょう。
付き合う前のカップルにもおすすめ
ある程度仲が深まった段階なら、スキー・スノボデートは付き合う前カップルにもおすすめです。
ゲレンデマジックという言葉があるように、スキー場での姿はより魅力的に見えるもの。一説によると積もった雪がレフ板のようにはたらき、顔をはっきりと見せてくれるからなんだとか。
さらにスキーウェアやキャップなど、いつもと違った雰囲気を演出できるため、お相手をドキッとさせられるかもしれません。
またリフトやゴンドラで自然と距離も近くなったり、ボディタッチもしやすかったりと、2人の仲を深められる要素がたっぷり。
ただしスキー・スノボデートはスキー場への移動なども含め、少なくとも半日以上かかるデートプランです。そのため1、2回目のデートで着実に距離を縮めてから選ぶことをおすすめします。
スキー・スノボデートの服装やコーデ、髪型
スキー・スノボデートは防寒対策が欠かせないため、服装や髪型にも気を配る必要があります。
寒さを気にせずに思い切り楽しめるよう、服装や髪型、さらにメイクのポイントについても紹介します。
ワンサイズ大きめのウェアを選ぶ
スキー・スノボのウェアは、普段のサイズよりもワンサイズ大きめのウェアを選ぶのがおすすめ。スキー・スノボは体を大きく動かすスポーツですから、多少余裕がなければ少々窮屈かもしれません。
女性であれば、ワンサイズ大きめのウェアを選ぶことで小柄な印象もあたえやすいはず。
またウェアを選ぶ際には見映えだけでなく、保温性やはっ水性など、機能面も大切です。雪山は厳しい環境が待っているため、相応の準備を怠らないようにしましょう。
お相手と一緒にウェアを選んでみると、服装の好みなどもわかり楽しいですよ。またおしゃれなウェアをレンタルできるスキー場もありますから、初めてのスキー・スノボデートならレンタルも検討しましょう。
ニット帽と相性の良い髪型にする
スキーやスノボ中はニットをかぶるのが一般的ですから、髪型を決めすぎる必要はありません。
たとえどれだけワックスをつけても、どれだけスプレーで固めても、滑っているうちにある程度潰れていきます。
スキーやスノボの最中はもちろん、転倒しても気にならない髪型を取り入れましょう。たとえば男性ならサラ髪のマッシュ、女性ならふんわりとしたまとめ髪がおすすめ。低い位置での三つ編みやツインテールなどは、ニット帽も被りやすく可愛らしさも演出できます。
キメキメのスタイルよりも、ナチュラルスタイルでいかにカッコよく、可愛くできるかがスキーやスノボでの見せ所です。
日焼け止めやメイク道具はウォータープルーフタイプが便利
ロマンチックな雰囲気のゲレンデは屋外ですから、日焼け対策は怠らないようにしましょう。
ウォータープルーフタイプのものを選ぶと、スキーやスノボによる汗や雪で濡れても落ちにくく便利です。
さらにメイク崩れが心配な方は、コスメもウォータープルーフタイプを使うと良いですよ。
スキー・スノボデートを成功させるための作法
スキー・スノボデートを成功させるためにも、楽しみ方を紹介します。
「スキー(スノボ)デートに誘われたけど、失敗しないか不安だ…」という方は、以下の作法を覚えておきましょう。
更衣室やレンタル品が充実したスキー場を選ぶのが重要
スキー・スノボデートのスキー場選びに迷ったときには、更衣室などの設備が充実したところを選びましょう。
スキー場によっては設備が古く、更衣室がない、もしくは更衣室が小さいこともあります。とくにお相手が身だしなみに気を遣うタイプなら、きれいな更衣室があることは重要な要素のひとつです。
またレンタル品が充実していれば、万が一グッズを忘れた時にも借りられますし、広々としたレストランが備わっていれば昼食に困ることもありません。
問題を起こさないためにも事前にリサーチし、きちんと相談してスキー場を選びましょう。
スノーボードや防寒グッズなどの必要なアイテムを事前に用意する
スキー・スノボデートに必要なアイテムは、事前に用意しておきましょう。
一例ではありますが、上記のアイテムは持参するのがおすすめです。
スキー場には、厳しい環境が待ち受けていますから、防寒グッズは優先的に用意しましょう。たとえばカイロを多めに持参し、お相手が寒そうにしているときにさり気なく差し出せば、好印象をあたえられるはずです。
忘れ物がないか、出発前にもう一度確認するのがおすすめです。
お相手がスノボ初心者なら、一緒に楽しむことを目的にする
お相手がスキーやスノボ初心者だった場合は、2人一緒に楽しむことを目的にしましょう。
スキーやスノボは、慣れやコツが必要なスポーツです。初心者にもかかわらず「こうやって滑るだけなのになんでできないの?」と厳しく教えてしまえば、お相手は「初めてなんだからうまく滑れるわけないじゃん……」と、感じるかもしれません。
また無理に難易度の高いコースを選ぶと、滑り切るだけで精一杯となり、気まずい雰囲気になりかねません。
そのためスキー・スノボデートでは、とにかく初心者のお相手が楽しんでいるか、疲れていないかなどの様子を伺うことを一番に考えましょう。
お相手がスキーやスノボが楽しめていないと感じたら、休憩を取ったり傾斜のゆるいコースを選んだりしてみてください。
滑れない時間も上手に思い出にする
どちらかがうまく滑れないのなら、その時間も含めて楽しむことをおすすめします。
うまく滑れずにふてくされたり「くそっ!」と感情をあらわにしたりしては、お相手はマイナスな印象を抱くかもしれません。
そうなってはせっかくのスキー・スノボデートも嫌な思い出になるはずです。
「スノボって難しいね〜」「また転んじゃったよ!笑」と、滑れない時間も思い出にしてみてください。
お相手の体力・経験に合わせてこまめに休憩を取る
スキーやスノボ初心者の場合は、お相手の体力や経験に合わせてこまめに休憩するようにしましょう。
お互い経験者なら問題ありませんが、とくにスキーやスノボ初心者は滑ってばかりいると次第に疲れてきます。また気温も低く、次第にゲレンデにいるのが辛くなるかもしれません。
そのためたとえば温泉施設が付いていたり、イルミネーションが人気だったりするスキー場など、スキーやスノボの他にも楽しめるスポットがあるところを選ぶのもおすすめです。
「大丈夫?まだ滑れそう?」と、こまめにコミュニケーションを取りながらスキーやスノボを楽しみましょう。
お相手が上級者なら、一人で滑る時間を作ってあげる
逆にお相手がスキーやスノボの上級者の場合、一人で気兼ねなく滑る時間を作ってあげるのも作法の一つです。
スキーやスノボを教えてもらうのも幸せなひと時ですが、自分のペースで思い切り滑れる時間をあたえるのも忘れてはいけません。
付き合って日が浅かったり、付き合う前であったりすれば自分からは言い出しにくいため、ぜひ「私1回休憩してるから、思いっきり滑ってきて!」と声を掛けてみてください。
スキー・スノボデートで失敗しないために注意したいこと
スキー・スノボデートは非日常を味わえる楽しみもありますが、それに伴った注意したいこともいくつかあります。ここではスキー・スノボデートの注意点を4つ紹介します。
悪天候だとスノボデートを楽しめないかも
スキー・スノボデートは、悪天候に見舞われる可能性が高いデートプランでもあります。
山の天候は変わりやすく、吹雪いてしまえば滑れない場合も。天候が悪い中ゲレンデに行っても、楽しめなければ意味がありません。
スキー・スノボデートのプランを立てる際は、当日の天候だけでなく、風の強さもしっかりと確認するのが大切。もし悪天候が予想される場合は、天候に左右されないデートプランに変更しましょう。
コース選びには注意
スキー場には難易度に応じた復数のコースがあります。もしも初心者なら、上級者コースなどを選ぶのは避けましょう。
上級者コースには急傾斜やコブなど、初心者には酷なコースが待ち受けています。結局滑れずに歩いて下る……なんてことにならないよう、経験に見合わないコースを選ぶのはリスクがあります。
スキー・スノボデートでは、傾斜の緩やかな初心者向けコースを選ぶのが一番です。
彼氏・彼女の滑りを褒める
ゲレンデでは高い確率で、滑りが上手なボーダーに会うでしょう。しかし、「あの人すごく上手!」「あの子すごい可愛い……」など口にするのは当然NGです。
とくに男性は気になる女性に対し、良いところを見せたいと思う人も少なくありません。いくら他のボーダーが上手な滑りを見せても、他の男性を褒めるのは控えましょう。
また女性は自身のスキーウェア姿を褒めてほしいものです。にもかかわらず別の女性に見とれてしまえば、多くの女性は幻滅するはずです。
スキー・スノボデート中は、お相手に注目して褒めるのが大切ですよ。
独りよがりな滑りをしない
スキー・スノボが得意で思い切り滑りたいと思っても、お相手を置いていくような滑りはやめましょう。
スキーやスノボに熱中しすぎて自分勝手な行動ばかりとっては、せっかくのスキー・スノボデートを台無しになります。あくまでもデートであり、2人で楽しむという目的を忘れてはいけません。
お相手に良いところを見せたい気持ちはわかりますが、スキー・スノボデートでは2人で滑りながら楽しみましょう。
よくある質問
最後にスキー・スノボデートに関するよくある質問に回答します。
Q.スキー・スノボデートに行けたら脈あり?
もし気になる方と一緒にスキーデートやスノボデートに行けたのなら、脈ありの可能性が高いかもしれません。
スキーデート・スノボデートは、ほぼ1日を要するプランです。眼中にない人と1日中過ごせるかというと、そう簡単なことではありませんよね。
もちろん単純にスキーやスノボに興味がある場合や、あなたを友だちとして好意を抱いていることも考えられます。スキーデート・スノボデートへの誘いをOKされたからと言って油断せず、少しずつ距離を縮めていきましょう。
Q.スノボでダブルデートはあり?
スノボはダブルデートにもおすすめのプランです。仲のいい友人たちとゲレンデに向かえば、より一層デートが盛り上がるはずです。
またスノボの後に温泉に泊まるなど、旅行を計画するのも楽しいかもしれません。修学旅行のようなワイワイしたデートを楽しみたいなら、ダブルデートも検討してみてください。
Q.スノボに誘われたけど行きたくない…。どうすればいい?
スノボデートに誘われたものの行きたくない時は、気持ちを正直に伝えてみるのがおすすめです。
たとえば「スノボ初心者でうまく滑れないので、他のデートにしてもいいですか?」と相談してみましょう。この時、デートの代替案を提示できると、お相手の受ける印象も柔らかくなりますよ。
まとめ
スキーデートやスノボデートは、一面に白い雪が降り積もるロマンチックな雰囲気の中、非日常を味わえるおすすめのデートプラン。
しかしスキーやスノボ初心者にとっては、ただ寒くて辛いだけになる可能性もあります。そこで温泉施設が付いていたり、イルミネーションの綺麗だったりする場所を選ぶなど、他にも楽しめるようなゲレンデ選びが大切。
お相手を思いやる気遣いも忘れずに、2人の距離を縮められるスキー・スノボデートを楽しみましょう。
あわせて他のアクティブなデートも検討したい方は、下記の記事も参考にしてくださいね。
記事を書いた人
ENSPORTS magazine編集部