片思いは楽しいことばかりではなく、辛く苦しい思いも多いもの。
「脈がなさそう」「他の異性と仲良くしているのが辛い」などといった辛い思いは避けては通れません。
あまりに辛くて「こんな思いをするなら、もう諦めてしまいたい」と考えてしまうことはありますよね。
この記事では片思いを諦めるべきタイミングや方法、諦めるべきではない片思いについても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
片思いを諦めきれない理由

諦めてしまえば楽になるのがわかっているのに諦められない、それが片思いです。
ではなぜ、そんな辛い思いをしてまで相手のことを思い続けてしまうのでしょうか。
ここでは、片思いを諦めきれない理由について解説します。
他の異性が目に入らないほど好きだから
他の異性が目に入らないほど好きになってしまうと、片思いを諦められないことがあります。
他の異性のことを好きになってしまえば、今の片思いを忘れることはできるはず。
しかし、あまりに好きすぎて他の異性に興味が湧かないため、好きな気持ちがなかなか消えないのです。
「こんなに好きになれる人は二度と現れないかもしれない」と思う気持ちから、どうしても諦められません。
脈ありっぽい言動をされるから
片思いが諦めきれない理由のひとつに、相手から脈ありだと勘違いしてしまうような言動をされるというものがあります。
- 自分に対してだけ優しい
- 二人での食事や遊びに誘ってくる
- 「一緒にいると楽しい」「安心する」など好意をほのめかす発言をしてくる
こういった言動で勘違いさせられるため、せっかくの諦めようとしている気持ちが期待に変わってしまうのです。
恋愛に対する経験値が低いほど、真意を測りかねて諦められなくなります。
毎日のように顔を合わせる関係だから
毎日のように顔を合わせる関係にある場合、片思いを諦めきれなくなる傾向にあります。
顔を合わせてしまうため、どうしても相手のことを忘れることができません。
顔を合わせるということは、それだけコミュニケーションをとる機会も増えます。そのため、会う度に相手の好きなところを再認識してしまうのです。
近くにいればいるほど、諦めることが難しいのも辛いところですね。
納得いくまで頑張っていないと感じるから
納得いくまで頑張っていないと感じる場合にも、片思いを諦めるのが難しくなります。
「気持ちを伝えたらひょっとして…」「もっと魅力的になれば可能性があるかも」という気持ちに引き止められてしまうのです。
「もうこれ以上やれることはない」というところまで頑張ったなら、僅かな期待感もなくなって諦められるもの。
しかし、そうは思っても結局行動に移せず、いつまでも堂々巡りになってしまうのです。
好きな気持ちが執着心に変わっているから
片思いを諦めきれなくなる理由として、好きな気持ちが執着心に変わっているというものがあります。
最初は純粋に好きだった気持ちが、いつしか依存に近い執着心に変わっているのです。
こうなってしまうと相手の気持ちを考えることができなくなり「片思いの相手に好きになってもらう」という目的が「片思いの相手を手に入れる」に変わってしまいます。
執着心というものは簡単に消えないため、相手を手に入れるまで思い続けてしまうことも少なくありません。
片思いを諦めるべきタイミング

辛い片思いをただ闇雲に諦めようとして失敗していませんか?
しかし、諦めるのが難しい片思いも、適したタイミングを逃さないことで諦めやすくすることができるのです。
ここでは、片思いを諦めるべきタイミングについて解説します。
片思いを諦めるべきタイミング
- 相手にパートナーができたとき
- 辛い気持ちが上回っていると感じたとき
- 物理的に会わなくなったとき
- 告白してはっきり断られたとき
- 誘いを断られたとき
相手にパートナーができたとき
片思いの相手にパートナーができたときは、これ以上ないほどの片思いを諦めるタイミングといえます。
少なくとも、現状であなたのことを一番に思っていないのは間違いないからです。
気持ちに区切りをつけるのに、これほど適したタイミングはなかなかありません。好きな人の幸せを応援してあげましょう。
辛い気持ちが上回っていると感じたとき
片思いを諦めるべきタイミングのひとつに、辛い気持ちが好きな気持ちを上回っていると感じたときがあります。
辛い気持ちが上回って毎日苦しい思いが続いているなら、そこが片思いを諦めるタイミングです。
恋が叶う可能性が高いならまだしも、脈なしだとわかっているなら諦める方向で考えるべき。
恋愛は辛い思いをするためにするのではなく、幸せな気持ちになるためにするものですよ。
物理的に会わなくなったとき
物理的に会わなくなったときも、片思いを諦めるのに適したタイミングといえます。
人間というものは、どれだけ好きな気持ちが大きくても、まったく会わなくなった相手のことは少しずつ忘れていくようにできているからです。
そのため、意識的に思いださないようにすることで、気持ちが薄れていく時間を短くすることができます。
相手に関係あるものを目につかない場所にしまうなど、情報を遮断するのがおすすめです。
告白してはっきり断られたとき
告白してはっきり断られたときも、片思いを諦めるのにふさわしいタイミングです。
告白を断られたということは、相手にあなたを思う気持ちがないということ。
「今はまだ恋人を作る気がないだけかも」などと自分に都合よく解釈せず、断られたという事実を受け入れましょう。
それでもまだ諦められないのであれば、相手が結婚するまで引きずることになりかねませんよ。
誘いを断られたとき
片思いを諦めるべきタイミングのひとつとして、誘いを断られたときが挙げられます。
異性から誘われると、少なからず相手からの好意を考えるもの。それを考慮に入れながら断られたのですから、まず脈はありません。
ただし「その日は無理だから他の日でも良いかな?」などと代案を出してくるようなら、好意的であると判断できます。
片思いを諦める方法

片思いはどうしても諦めるのが難しいものです。
しかし、少しでも諦めやすくして、辛い気持ちから早く開放されるための方法がいくつかあります。
ここでは、片思いを諦める方法を紹介します。
片思いを諦める方法
- 何かに没頭する
- 完全に距離を置く
- 友人に客観的な意見をもらう
- 告白してはっきりさせる
- 新しい出会いを探してみる
何かに没頭する
片思いを諦める方法として、相手のことを考えなくなるほど何かに没頭するということがあります。
何かに没頭して相手のことを考える時間を減らすことで、少しずつ諦める気持ちが持てるようになります。
執着心に近い気持ちになっている場合は特に有効で、一気に気持ちが冷めることも。
趣味や仕事など、没頭できることならどんなことでも良いので試してみてください。
完全に距離を置く
完全に距離を置くことでも、片思いを諦めることができます。
会わない、連絡しないのはもちろん、相手に関連する物も目に入らない場所にしまってしまいましょう。
SNSをフォローしている人は、ミュートにしてタイムラインに出てこないようにするのがおすすめ。
仕事でどうしても顔を合わせる場合でも、必要最低限の仕事の話に留めるようにしましょう。
友人に客観的な意見をもらう
友人に客観的な意見をもらうことも、片思いを諦めるのに有効です。
「恋は盲目」といわれるように、恋をしていると客観的な視点が持てなくなります。信頼できる友人に客観的な意見をもらうことで、見えなかったものが見えてくるようになるのです。
ポイントは、言いづらいことであっても、あなたのためを思ってハッキリ言ってくれる友人に頼むこと。厳しいことを言ってもらったほうが、諦める方向に気持ちが向かいやすくなりますよ。
告白してはっきりさせる
片思いを諦めたいなら、告白してはっきりさせましょう。
片思いが諦められないのは、相手の気持ちがわからないことが大きな要因です。告白して相手の気持ちを聞けば、すべてがハッキリします。
気持ちを伝えるのは勇気がいりますし、相手の気持ちを聞くのはとても怖いもの。しかし、たとえ振られたとしても、諦めがついて次の恋に向かうのが早くなるのは大きなメリットです。
「諦めるために告白したらOKをもらえた」なんてこともあるので、いつまでも引きずるくらいなら思いきって告白することを考えてみてください。
新しい出会いを探してみる
片思いを諦めたいなら、新しい出会いを探すのがおすすめです。
片思いの相手のことしか考えられなくなると、せっかく恋のチャンスがあっても逃してしまいます。諦めたい気持ちがあるのなら、思い切って新しい出会いに賭けてみましょう。
今は、友人の紹介や合コン、マッチングアプリなど、新しい出会いを見つけるのはそう難しくない時代です。
さまざまな魅力を持った異性と出会うことで「他にもこんなに素敵な人がいるんだ」と気づくことができますよ。
諦めるべきではない片思いはある?

片思いが辛いからといって、すべて諦めなければならないわけではありません。
同じ片思いでも、簡単に諦めるべきではない片思いもあるのです。
ここでは、諦めないほうが良い片思いについて解説します。
一度も気持ちを伝えていない場合
一度も気持ちを伝えて伝えていない場合は、まだ諦めるべきではありません。
どうせ諦めるなら、告白してから諦めても同じこと。何も行動に移さずに諦めてしまうのは、あまりにもったいないことです。
告白すれば、可能性が高くないとしても付き合える可能性はあります。
たとえ振られてしまったとしても、勇気を出して告白したことはあなたの大きな経験になるでしょう。
知り合ってから日が浅い場合
知り合ってから日が浅い場合も、片思いを諦めるのは早いといえます。
知り合ってから日が浅いということは、片思いの相手はあなたのことをそれほど知りません。今は手応えがなくても、時間をかけて知ってもらうことで好意を持たれる可能性があります。
積極的にコミュニケーションを図ってあなたのことを知ってもらい、その上で手応えがないのなら、そこで初めて諦める選択肢を考えるべきです。
また、相手をよく知ることで、あなたの恋心が冷める可能性もありますよ。
相手に恋人を作る余裕がない場合
相手が恋人を作る余裕がない状況にあるなら諦めるのは早いかもしれません。
あなたのことをどう思っているかではなく、相手の状況的に無理なだけであって、時間が解決して上手くいくこともあるからです。
仕事が忙しい場合や、恋人と別れて次の恋が考えられない場合など、恋愛モードではない状況は意外とあるもの。
そんなときは友人や同僚として相手を支えてあげましょう。大変な時期に支えてくれたことで、あなたへの気持ちがより好意的に変わるかもしれませんよ。
友人として親密な関係を築けている場合
友人として親密な関係を築けている場合も、簡単に片思いを諦めるべきではありません。
友人として親密な関係を築けているということは、少なくとも人として好意を持たれているということ。
あまり手応えがないとしても、今の関係が壊れるのを恐れているだけということもあるからです。
相手との関係に気をつけながら、少しずつ相手の気持ちを探っていきましょう。
- 恋人ができた
- 他に好きな人がいるとわかった
- その気がないということがわかった
こうしたハッキリとした状況になったなら、そのときが諦めるべきタイミングです。
相手から連絡や誘いがある場合
相手から連絡や誘いがある場合にも、片思いを簡単に諦めないようにしましょう。
連絡や誘いがあるということは、友人や同僚としての好意は持たれているはず。特に遊びや食事の誘いがあるのなら、あなたと一緒にいることに楽しさや心地よさを感じている証拠です。
今はまだ異性としての好意ではなくとも、あなたの努力次第では十分異性として好意を持ってもらえる可能性はあります。
二人で過ごす時間を大切にして、自分が納得いくまで頑張ってみましょう。
辛い片思いを乗り越えて幸せな恋を手に入れよう
この記事では、片思いを諦めるべきタイミングや方法について解説しました。
人を好きになるのは素敵なことです。それがたとえ叶わなかったとしても、素晴らしい経験であることに変わりありません。
辛い片思いを乗り越えれば、きっと大きく成長した自分がそこにいるはず。どうしても片思いが辛いなら、勇気を出して次の恋に向かいましょう。
この記事を参考にして、幸せな恋を手に入れてくださいね。