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堂ヶ島とは
堂ヶ島は、静岡県賀茂郡にある景勝地です。
海のレジャーが楽しめるスポットで、特に3月〜9月は多くの観光客で賑わいます。海好きなカップルのアクティブデートにおすすめです!
堂ヶ島へのアクセス・基本情報
- 名称
- 堂ヶ島
- 住所
- 〒410-3514
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
- 電話番号
- スポットによる
- 営業時間
- スポットによる
- 定休日
- スポットによる
- 料金
- スポットによる
- アクセス
- 伊豆急 下田駅から東海バスで約60分
長泉 沼津ICから車で約90分
- 駐車場
- 堂ヶ島周辺に4ヶ所の無料駐車場あり
堂ヶ島の魅力
魅力1トンボロ現象、全国でも珍しい海を割る自然の芸術
トンボロ現象は、堂ヶ島で見られる、全国でも珍しい海を割る自然の芸術です。
「トンボロ」とは、陸地から離れた島と陸地を結ぶ砂州(さす)を指すイタリア語。日本では、石や岩の堆積によって形成される浅瀬が、干潮時に海上へ姿を現すことを「トンボロ現象」と言います。
堂ヶ島は1年を通して見どころ満載の景勝地ですが、日中にトンボロ現象が発生する3月〜9月が狙い目。干潮の前後約1時間がチャンスです。
潮位が十分に下がった場合に限り、歩いて三四郎島まで渡れます。そのチャンスをめがけて、二人の足で自然の芸術を歩きましょう。
魅力2堂ヶ島マリンの遊覧船で行く海の冒険
堂ヶ島マリンの遊覧船に乗り込めば、海への冒険にくり出せます。
西伊豆でクルーズや遊覧船のサービスを提供する堂ヶ島マリン。時間と予算に合わせて、柔軟に楽しめる3種類のコースが用意されています。
当日の飛び込みでも参加しやすいコースもあるので、堂ヶ島を訪れたらぜひ利用しましょう。
海のレジャーは得てして天候に左右されるもの。お出かけ当日にならないと分からない天候は、デートの大きな不安要素の1つですよね。
ですが堂ヶ島には、雨の日も楽しめる「サンセットプラザ堂ヶ島」というショッピングゾーンがあります。万が一雨が降ってしまった場合、サンセットプラザ堂ヶ島でショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
魅力3堂ヶ島で洞くつめぐり!天窓洞は短歌に詠まれる神秘
天然記念物に指定されている天窓洞は、短歌にも詠まれる神秘的な洞くつ。昭和10年(1935年)に天窓洞を訪れた与謝野鉄幹・晶子夫妻が短歌を残した絶景です。
「島の洞 御堂に似たり舟にして 友の法師よ 参れ心経」鉄幹
「堂ヶ島 天窓洞の 天窓を 光てくだる 春の雨かな」昌子
引用元:堂ヶ島温泉郷公式サイト
与謝野夫婦が詠んだ詩の意味を二人で話しあえば、きっと今まで見えてこなかった堂ヶ島の魅力が浮かび上がるでしょう。
白い凝灰岩で形成される天窓洞。その地下に広がる海蝕トンネルは、船も難なく通れるほどの大きさです。
それほどトンネルが大きくなるまで岩肌を削り続けた海の満ち引き。そんな神秘の源である自然のエネルギーを、ふたりで船の上から間近で感じてみてください。
堂ヶ島のおすすめデートプラン
堂ヶ島で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。今回おすすめしたいのは、他のスポットとはひと味違う海のレジャーをメインに楽しむプラン!
ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみてください。
トンボロ現象を利用して三四郎島へ歩いて渡ろう
堂ヶ島に到着したら、まずはトンボロ現象を利用して三四郎島へ歩いて渡りましょう。干潮の前後約1時間、時間が限られるアクティビティなので、最優先で挑戦するのがおすすめ。
筆者は、西伊豆観光協会のWEBサイトで公開されている潮位表を活用して、三四郎島へ歩いて渡れる時間を確認しました。到着して最初に三四郎島渡りができるよう、時間を合わせて現地へ向かいましょう。
トンボロ現象で現れる道は、通常の砂浜とは勝手が違い、堆積した石や岩がゴロゴロしているため、足元に注意が必要です。
しかしながら、海の狭間の陸地、あまり類を見ないアングルから撮る写真は映えること間違いなし。パートナーと手を取り合いながら、三四郎島まで進んでくださいね。
堂ヶ島マリンの遊覧船で海を行こう
時間制限のある三四郎島を訪れたら、次は堂ヶ島マリンの遊覧船に乗り込みましょう。
堂ヶ島マリンでは3つのコースが提供されていますが、おすすめは当日でも参加しやすい「洞くつめぐり遊覧船コース」です。
筆者が当日弾丸で乗り込んだ遊覧船は、見どころのガイドを聞きながら海上を回れました。10:00~16:00の時間帯をベースに、フレキシブルに運行されているので、それほど時間を選ばないのもおすすめポイント。
土日祝限定の定期便「プレミアムクルーズ」や、週末限定1便の「ジオサイトクルーズ」は本数こそ限定されますが、航行時間が長く見応えはばっちり。
それぞれのプランは楽しみ方が異なりますから、二人でプランを比較して決めてみてください。
天窓洞を下から覗いてみよう
断崖絶壁を間近に見られる海上散歩を楽しんだら、いよいよ天窓洞へ向かう洞くつめぐりの始まりです。
海蝕トンネルの入り口は3つ。特に天窓洞へ続く南口は全長約147m、自然が造り上げた超大作です。
遊覧船が洞くつの奥へ進むにつれ、ゴツゴツとしたむき出しの岩の天井が迫ってきます。二人一緒に見上げれば、気分はまさに冒険家。
ワクワクが膨らんだ二人を待つのは、天窓洞から洞くつ内に差し込む光です。一気に神秘的なムードに包まれ、言葉を呑んでしまうでしょう。
洞くつの天井が丸く抜け落ちて形成された天窓。
そこから差し込む光は、季節・時間・気候によって水面の色に変化をもたらすのだとか。同じ色は二度とない自然の神秘を、二人で確かめてみてくださいね。
サンセットプラザ堂ヶ島で遊ぼう
トンボロ現象への挑戦に始まり、海上と天窓洞の冒険を終え、そろそろお腹が空いてくる頃でしょう。
腹ペコな二人におすすめしたいのが、サンセットプラザ堂ヶ島です。
筆者がランチに選んだのは、サンセットプラザ堂ヶ島の1階「シーサイドレストラン Windy」。シーサイドレストラン Windyは、店内から海が臨めるオーシャンビューが魅力のレストランです。
看板メニューはズバリ鉄板めし。タコライスはガーリックペッパーの効いたスパイシーな一品でした。
筆者が訪れた日は快晴だったため他のスポットを優先しましたが、ぜひ伊豆トリックアート迷宮館にも足を運んでみてください。45ものトリックアートが二人を待ちうけていますよ。
まとめ
堂ヶ島は海を満喫するデートが楽しめるスポットです。
他のスポットとはひと味違う海のレジャーができますので、きっと二人の絆も深まりますよ。海好きなカップルは、3月〜9月に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部