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岐阜城とは
岐阜城は、岐阜県岐阜市にある歴史的建造物です。
新緑や紅葉の季節には登山客や観光客で賑わい、汗を流しながらお手軽登山が楽しめるスポット。運動好きなカップルのアクティブデートにおすすめです。
岐阜城へのアクセス・基本情報
- 名称
- 岐阜城
- 住所
- 〒500-0000
岐阜県岐阜市天主閣18
- 電話番号
- 058-263-4853
- 営業時間
- 9時30分~17時30分(10月17日~3月15日は16時30分まで)
- 定休日
- 年中無休
- 料金
- 大人(16歳以上)200円
小人(4歳以上16歳未満)
- アクセス
- 東海道本線「JR岐阜駅」下車
JR岐阜駅ターミナル12・13のりば 岐阜バスN系統(長良橋経由)乗車、約14分
- 駐車場
- 岐阜公園堤外駐車場 310円(1日単位、1時間までは無料)
岐阜城の魅力
魅力1JR岐阜駅からアクセス抜群の中心地で登山が気軽に楽しめる
岐阜城は、JR岐阜駅からアクセス抜群の岐阜市内で、観光ついでに登山もできるのが魅力の1つ。
駅から岐阜バスに乗り、車窓からの景色を2人で楽しんでいれば、乗り換えなしでふもとの岐阜公園に到着します。
標高が3,776mある富士山に登ろうと思うと相応の装備が必要ですが、岐阜城の座す金華山(きんかざん)の標高は329m。
気候もふもとと大差なく、動きやすい服装と水分があれば、簡単に登山に挑戦できます。アクセスのよさと登りやすさで親しまれているスポットです。
(ちなみに、完全在宅で運動不足の筆者でも、頂上まで登れましたよ。)
魅力2岐阜城・金華山・長良川、欲張りセットの絶景
長良川(ながらがわ)プロムナードには、岐阜城・金華山・長良川を一望できる欲張りセットの絶景が待っています。
大きな山はその一座のみで人間を圧倒させる迫力がありますが、金華山の魅力は周りの風景との調和。頂に岐阜城がそびえ、金華山は季節の移ろいで趣を変え、清らかな長良川はどこまでも伸びていきます。
岐阜市に住む筆者はこの風景とともに学生時代を過ごしました。夏から秋にかけては鵜飼船のかがり火も並ぶ、まさにふるさとの風景。
欲張りセットの絶景は、登山のモチベーションを上げてくれることでしょう。
魅力3織田信長も見ていた歴史ある360°の大パノラマ
岐阜城天守閣、360°の大パノラマは織田信長も見ていた歴史ある景色です。
織田信長は、斎藤道三の居城であった稲葉山城を攻略。当時の「井の口」の地名を「岐阜」に改称し、城の名前も「岐阜城」に改めました。実は織田信長は「岐阜」の名付け親なのです。
天守閣を回れば、これまた織田信長公と縁がある名古屋へ続く濃尾の大平野が広がっています。登山を一緒に頑張った2人には、名古屋駅のJRセントラルタワーズまで見えるご褒美の絶景が待っていますよ。
「岐阜」の発祥地である岐阜城、360°の大パノラマは一見の価値ありです。
岐阜城のおすすめデートプラン
岐阜城で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは、お手軽登山をメインに楽しむプラン!ぜひ2人で、心ゆくまで遊んでみてください。
長良川プロムナードで下から岐阜城を見てみよう
「岐阜公園歴史博物館前」の2つ先にある「鵜飼屋」で下車して、 まずは長良川プロムナードを歩いてみましょう。
プロムナード(promenade)はフランス語で「散歩の場所」という意味。長良川の右岸は散策ができるように整備されており、写真にあるようなベンチも多く設置されています。
2人で腰掛けると、見えるのは少し低い位置から見上げる金華山と岐阜城。目の前には大きな長良川、かすかに聴こえるせせらぎが、大切な人との時間を緩めてくれます。
長良川右岸プロムナードエリアでは、マルシェや夜市も不定期で開催されており、人々の憩いの場になっています。到着した時に催し物で賑わっていたら、予定外に寄り道してみるのもまた一興ですね。
川のほとりを満喫したら、さっそく登山へ出発です。
めい想の小径(水手道)を登って頂上を目指そう
金華山の登山が初めての2人には2.3kmのコース、「めい想の小径(水手道)」がおすすめ。岐阜公園内に登山道の入り口があるため、分かりやすいのもうれしいポイントです。
道中、大自然がむき出しの急勾配がいくつかありますが、ここが最大のポイント。手を取り合ったり互いを気遣ったり、さりげないスキンシップが生まれそうですよね。
冒険気分で一緒に登り、心の距離をもっと縮めましょう。
道中に入り口が現れる「馬の背登山道」は最短ルートですが、初心者の方にはおすすめしません。
「老人・幼児には無理です」という注意書きの下には、説得力のある岩肌。よりハードな冒険を求めるカップルにはおすすめできますが、2人の状況に合わせてコースを選択しましょう。
次はいよいよ、冒険の果てに2人を待つ絶景をくわしくご紹介します。
岐阜城の天守閣から岐阜市を一望しよう
岐阜城の天守閣へ行くには、入場券の購入が必須です。山頂からの景色もステキですが、せっかくなので天守閣まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
上階へ続く階段の裏手に記念スタンプがこっそり置いてあります。筆者は記念スタンプを見つけると、こぞって押すのがお決まり。
入場券の裏に押せば、2人のささやかな思い出になりますよ。
城内の資料館を抜けて天守閣へ出ると、眼下には大地を割って悠々と流れゆく長良川と、足元に迫る金華山の木々。橋を渡る車の小ささを見ると、2人で登ってきた高さを実感します。
ぎふ金華山リス村で可愛いリスたちと触れあおう
ぎふ金華山リス村は、可愛いリスたちへのエサやり体験ができる施設。
リス村の起こりは昭和11年、岐阜公園を中心に開催された「躍進日本大博覧会」です。見せ物のタイワンリスの一部が金華山に逃げ込んだことで野生化したと言われています。
人間と触れ合えるよう訓練されたタイワンリスたち。エサやり体験では、皮手袋の上に飼育員さんがエサを乗せてくれるため、誰でも間近でリスが見られます。
手の上で一心不乱にエサを頬張るリスたちには、小動物の可愛さと同時に生命力が感じられました。大切な人とエサやり体験をすれば、パートナーの笑みもこぼれることでしょう。
リスたちを愛でたら、そろそろ下山しましょう。
ぎふ金華山ロープウェーでゆっくり景色を楽しもう
元気いっぱいのカップルは下山も徒歩でよいと思いますが、ぎふ金華山ロープウェーでゆっくり景色を楽しみながら降りるのもおすすめ。
360°ガラス張りのゴンドラで行く約4分の空中散歩。登山で見るものとは違った金華山の顔が見られます。
ロープウェーを利用されないカップルも、ふもとの乗り場に併設の「山麓売店」にはぜひお立ち寄りください。
併設の売店ながら、岐阜の銘菓から武将グッズまで品揃えは市内でも随一。筆者のような日本酒好きの方は、地酒コーナーでの目移りにご注意ください。
まとめ
岐阜城はお手軽登山で絶景まで楽しめるスポットです。
フットワーク軽く登山に挑戦できますので、きっと2人の絆も深まりますよ。運動好きなカップルは、登山シーズンに訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部