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郡上八幡とは
郡上八幡は、岐阜県郡上市にある観光地です。
静かにウォーキングが楽しめるスポットで、夏には観光客で賑わっています。お散歩好きなカップルのまったりデートにおすすめです。
郡上八幡へのアクセス・基本情報
- 名称
- 郡上八幡
- 住所
- 〒501-4218
岐阜県郡上市八幡町鍛冶屋町
- 電話番号
- スポットによる
- 営業時間
- スポットによる
- 定休日
- スポットによる
- 料金
- スポットによる
- アクセス
- 郡上八幡駅から車で約4分
- 駐車場
- 郡上八幡旧庁舎記念館駐車場
郡上八幡の魅力
魅力1名水百選の第1号に選定された湧水を有する水の町
宗祇水(そうぎすい)は、環境省が選定した名水百選の第1号の湧水です。
名前の由来は室町時代の連歌の達人、飯尾 宗祇(いいおそうぎ)。彼が湧水のかたわらに庵を構えて愛用したことから、宗祇水と呼ばれるようになりました。
大正8年(1919年)に有志が集まり結成された宗祇倶楽部は、宗祇水奉賛会として現在も保全活動を続けています。
宗祇水をはじめ、清らかな水を感じられるスポットが多数ある郡上八幡。水のせせらぎや水を活かした地元スイーツなど、2人の夏のひとときを涼しくしてくれる仕掛けが満載の水の町です。
魅力2やなか水のこみち・いがわこみちなど、風情ある散歩コースが満載
やなか水のこみち、いがわこみちをはじめ、風情あるお散歩コースが満載なのも郡上八幡の魅力の1つ。
子どもたちが水路で遊ぶ声が響き、小さな足が水面を蹴る音はエネルギー満点。
水路のなかではスイカが冷やされ、子どもたちがお腹を空かせるのを待っています。そんな夏の風物詩たちは、2人に幼い頃の夏休みを思い出させるでしょう。
それだけ人々の生活に近い距離の水路にもかかわらず、いつ訪れても気持ちよく歩けるのは、住民の保全活動の賜物です。
玉石を敷き詰めた石畳、等間隔に並ぶ郡上踊りと描かれた街灯など、こみちの特徴の違いを2人で一緒に探してみてください。
魅力3願蓮寺や日吉神社など、徒歩圏内に伝統文化が豊富
郡上八幡城を中心に城下町として栄えた郡上八幡には、宗派や祭神の異なる神社仏閣がひしめき合っています。
信仰が多様化したのは、それだけ人の往来が激しかったからでしょう。現在も数多く残る神社仏閣が、当時の活気を伺わせます。
願連寺や日吉神社などの自然と背筋が伸びるような雰囲気のある神社仏閣が、ノープランで散策しても向かう先々で現れる文化密度の高さ。やはり全国京都会議公認の小京都は伊達ではありません。
2人で事前にコースを練ってもよし、筆者のように下調べなしで足の赴くままに歩いてもよし、色々な楽しみ方ができるホットスポットです。
郡上八幡のおすすめデートプラン
郡上八幡で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのはまったりウォーキングをメインに楽しむプラン!ぜひ2人で、心ゆくまで遊んでみてください。
宗祇水に郡上八幡の生活を見よう
これから歩きまわる水の町の生活を、宗祇水のほとりで味わいましょう。
郡上八幡には、豊富な水資源を生活に取り入れる「水舟」というシステムが現在も残っています。
水舟とは、段状の水槽に湧水や山水を引き込み、各段の水槽の水に異なる役割を与えるシステム。
現在は生活用水としての機能を果たしていませんが、観光客用に設置されている水舟もあり、中には湯飲みを置いてくれているところも。
水舟は町のあちこちに設置されていて、形も千差万別です。チェックポイントを回るように、2人で探してみるのも楽しいでしょう。
水舟はよく冷えているので、特に夏場はウォーキング中の水分補給にうってつけですよ。
やなか水のこみちを歩こう
やなか水のこみちの由来となったのは、野中稲荷神社です。かつては郡上藩を治めた遠藤家の屋敷と土地を守る屋敷神であったとされています。
江戸時代、この路地は裏田という遊郭へと続く抜け道だったそうです。歴史を知ってから通ると少しドキドキしませんか?
やなか水のこみちの特徴は「丸み」で、路地に敷きつめられた玉石の数はなんと8万個。玉石はすべて長良川と吉田川の石です。
水路に架かる橋の装飾にまで丸みのある、やなか水のこみち。パートナーと郡上八幡で写真を撮るなら、この可愛らしいこみちがおすすめ。
こみちをよく見ると、顔の描かれた小さな石を見つけられます。
初めて見つけた時は少し怖かったですが、慣れてくると愛嬌がありますよ。ぜひ2人で探して驚いてください。
いがわこみちも歩こう
不思議なアートを発見したら、 いがわこみちも歩きましょう。
やなか水のこみちから徒歩で約5分。少し歩くだけで、異なる雰囲気が味わえるのがうれしいですね。
写真で見る以上に路地の幅が狭いため、反対側から来る人とすれ違うのはギリギリでした。仲良しな2人も、路地は1列で歩きましょう。
水路を覆う建物は3ヶ所ある洗濯場の1つで、鯉のエサ(100円)も置かれています。
洗濯場から水路をのぞいてみると、色とりどりの鯉たちがゆらゆらと泳いでいました。
清らかな水の流れる音と鯉たちの彩りで涼やかでしたが、なにやらこちらに近づく黒い影が。その正体は、観光客がくれるエサを食べ過ぎたのであろうぽっちゃり鯉でした。
エサ売り場の真下、彼らにとってはバイキング会場に違いありません。
明宝ジェラートを食べよう
歩きまわって汗をかいたら、こだわり素材のジェラートでクールダウンはいかがですか?
筆者が訪れたのは、地元ジェラートを提供する明宝ジェラート郡上八幡店。
ミルク系のジェラートには飛騨牛乳、シャーベット系のジェラートには郡上の水が使われています。
ジェラートのベースに重要な牛乳と水、どちらも良質な材料がそろう岐阜県でのジェラート専門店の旗揚げは幸運だったそうです。
シングルからトリプルまで選べるので、筆者たちは2つずつ違う味にして、4つの味を楽しみました。
ジェラートは脂肪分が少ないため、罪悪感が和らぐスイーツ。食いしん坊なカップルは、トリプルを頼んでしまいましょう。
お好みでワッフルコーンも選べるので、2人でお気に入りの味を見つけてくださいね。
気になる神社仏閣を巡ろう
地元ジェラートを堪能したら、神社仏閣も巡ってみましょう。まずは浄土真宗大谷派の願連寺。
「おまえも死ぬぞ 釈尊」
覚えのある方もいらっしゃるでしょうか。仏教伝道協会が主催する「輝け!お寺の掲示板大賞2018」で大賞に選ばれたのが、願連寺の掲示板なのです。
この作品の登場が、賞レースの知名度を一気に高めたのかもしれません。
次に訪れたのは、酒造りの神様、大山咋神(おおやまくいのかみ)を祭る日吉神社です。京都の松尾大社も大山咋神を祭っているため、地続きの文化を感じられました。
他にも慈恩禅寺や岸劔神社(きしつるぎじんじゃ)など、魅力的な神社仏閣が多く残る郡上八幡はまさに文化の交差点です。
とりわけ神社は、祭神によってご利益もさまざま。2人のこれからの願いに合わせて、参拝するスポットを選ぶのも1つの楽しみ方です。
まとめ
郡上八幡は風情ある街並みで大人なデートが楽しめるスポットです。
まったりウォーキングができますので、きっと2人の絆も深まりますよ。お散歩好きなカップルは、夏に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部