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平泉とは
平泉は、岩手県西磐井郡にある世界遺産です。
紅葉の時期や雪の降る時期には若いカップルや幅広い年齢層の観光客で賑わい、数多くの遺跡や庭園、寺院を楽しめるスポット。歴史好きなカップルのアクティブデートにおすすめです。
平泉へのアクセス・基本情報
- 名称
- 平泉
- 住所
- 〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町
- 電話番号
- 0191-46-2110(平泉観光協会)
- 営業時間
- 各スポットによる
- 定休日
- 各スポットによる
- 料金
- 各スポットによる
- アクセス
- 東京駅から平泉駅まで、約3時間
- 駐車場
- あり
平泉の魅力
魅力1歴史ある寺院や庭園、遺跡が多数残されている
平泉の魅力の一つ目は、歴史ある寺院や庭園、遺跡が多数残されていることです。
11世紀末に奥州藤原氏によって築かれた平泉には、中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)、無量光院跡(むりょうこういんあと)など、世界遺産に登録されている貴重な寺院や庭園が至る場所に存在します。
そのほかにも、達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)や源義経最期の地と言われている高館義経堂(たかだちぎけいどう)などの歴史スポットもあります。
平泉を散策すれば、10世紀前の世界にタイムスリップした気分を味わえるでしょう。
魅力2雪景色が綺麗
雪景色が綺麗な点も、平泉の魅力のひとつ。
平泉観光のおすすめ時期は、紅葉の綺麗な秋とされることが多いのですが、実は雪の降る冬の時期もおすすめです。
平泉に残る寺院や庭園の多くは広い作りですから、壮大な景色を楽しめます。その景色に真っ白な雪が加われば、まるで水墨画の世界に迷い込んだと錯覚してしまうような神秘的な光景が待っています。秋の平泉とはまた違う、幻想的な平泉を満喫できるでしょう。
しかし冬の平泉は、地面が滑りやすくなるため、足元には十分注意してくださいね。
魅力3盛り出し式わんこそばが食べられる
平泉の魅力を語るには、盛り出し式わんこそばも外せません。
岩手県のわんこそばは、長野県の戸隠そばと島根県の出雲そばとともに日本三大そばの一つに数えられています。平泉を訪れた際には、ぜひ食べていただきたい一品です。
おすすめは平泉駅からすぐのところにある駅前芭蕉館。わんこそばは持っているお椀に次々とそばを入れていくスタイルが有名ですが、駅前芭蕉館では盛り出し式わんこそばという少し違ったスタイルを楽しめます。
盛り出し式わんこそばは、一口サイズに盛られたそば入りのお椀を数十個受け取り、数種類の薬味と合わせて自分のペースでいただけるもの。わんこそばをゆっくり食べたいカップルにおすすめですよ。
平泉のおすすめデートプラン
平泉で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは「散策しながら歴史ある庭園や寺院を巡ろう」をメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで楽しんでみてください。
毛越寺境内を散策しよう
平泉を訪れた際は、ぜひ毛越寺の境内を散策してみましょう。
中でも注目すべきスポットは大泉が池(おおいずみがいけ)。毛越寺はその昔、中尊寺を上回るほどの広さと美しさがあったと言われていますが、度重なる火災の影響で全ての建物が焼失してしまいました。
その中でも大泉が池は、作庭当初の姿のまま残されている貴重な風景ですから、当時の毛越寺の姿へと想像を膨らませてみると、より平泉を楽しめるでしょう。
また冬の時期の大泉が池は白銀に輝き、墨で描いたような風景も楽しめますから、写真を撮影も忘れずに。
そのほかにも、毛越寺の中心伽藍だった金堂円隆寺跡(こんどうえんりゅうじあと)や嘉祥寺跡(かしょうじあと)など、見どころスポットがたっぷりですから、毛越寺を思う存分堪能してくださいね。
達谷西光寺と雪との神秘的な風景を写真で撮ろう
平泉観光をするうえで、達谷西光寺(たっこくせいこうじ)もおさえておきたいスポットの一つです。
上記の写真は達谷窟毘沙門堂の様子。岸壁の岩屋に建てられた貴重な造りですから、しっかりと写真に収めてくださいね。
こちらは達谷窟毘沙門堂の手前にある蝦蟇ヶ池辨天堂(がまがいけべんてんどう)。朱色の建物と白く染まる雪との相性はばっちりで、目の前にある凍った蝦蟇ヶ池が加われば、そこには神秘的な風景が広がります。
続いては顔面大佛の様子。一見何もないと思われる岸壁を注意深く観察すると、源義家が掘ったとされる大佛の顔を発見できます。平泉に訪れた際には、チェックしてみては。
中尊寺を巡りながら金に輝く金色堂を目指そう
平泉を訪れるなら、外せないスポットが中尊寺。中でも注目は金色堂ですから、金色堂に向かいながら中尊寺を楽しみましょう。
上記は弁財天堂(べざいてんどう)の様子。雪で白く染められた景色は、思わず息を飲んでしまうほど幻想的です。
こちらは旧履堂。現在の場所に移築されるまでは、金色堂を雪や風から守るために存在したとされる重要な建物です。
こちらが注目スポット、金色堂です。中尊寺建設当初の姿のまま残っている唯一の建物で、堂の内外には金箔がぎっしりと押されています。
また金色堂には、奥州藤原氏初代清衡、二代基衡、三代秀衡の御遺体と四代泰衡の首級が安置されています。
貴重な建造物ですが、残念ながら金色堂の堂内は写真撮影禁止です。ここで中の様子をお伝えできないので、実際に足を運び、しっかりと目に焼き付けてくださいね。
目的地に向かう道中に広がる雪景色や観光スポットを楽しもう
目的地に向かう道中にも、神秘的な雪景色や観光スポットがたくさんありますから、楽しみながら散策しましょう。
上記は伊豆権現堂(いずごんげんどう)の様子。白く染まる雪と朱色の鳥居が組み合わさり、幻想的な空間が作り出されています。伊豆権現堂を背景に、二人で写真を撮ってみるのもいいアイデアです。
こちらは達谷西光寺に向かう途中に現れた雪景色です。その美しさに、思わず寒さを忘れて足を止めてしまいました。
続いては無量光院跡の様子。浄土庭園の最高傑作との評判で、世界遺産にも登録されています。壮大な景色を、間近で堪能してくださいね。
こちらは高館義経堂。源義経の最期の地と言われており、自刃した義経を思い松尾芭蕉が句を詠んだことでも有名なスポットです。歴史好きカップルなら、外せないスポットでしょう。
まとめ
平泉は、数多くの寺院や庭園、遺跡を楽しめるデートスポットです。
歴史について二人で調べてみたり、間近でその歴史に触れたりすれば、きっと二人の絆も深まりますよ。
歴史が好きなカップルは、ぜひ雪景色の美しい冬の季節に訪れてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部