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公園 2023.11.10

地獄谷野猿公苑のデートプランを紹介!スポットの魅力やアクセスも

長野県の山深いエリアでスポーツデートが楽しめる「地獄谷野猿公苑」をご紹介します。湯田中温泉や渋温泉など、歴史ある温泉地からほど近い地獄谷野猿公苑は、温泉に入る猿が観察できることで知られる人気スポット。手軽に雪道歩きも楽しめるため、自然や動物が好きなカップルにピッタリです。自動車でのアクセスが可能なほか、湯田中温泉からバスも出ているため、ぜひ立ち寄ってみてください!

地獄谷野猿公苑とは

長野県山ノ内町にある地獄谷野猿公苑は、野生のニホンザルの観察を目的に設置された公園です。

冬には猿が温泉につかる姿が見られることで知られ、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

地獄谷野猿公苑では、気持ちよさそうに温泉につかるニホンザルを間近で観察できる貴重な体験が可能。周辺の温泉街での滞在と合わせて、一度は訪れてみたいスポットです。

ACCESS

地獄谷野猿公苑へのアクセス・基本情報

名称
地獄谷野猿公苑
住所
〒381-0401
長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
電話番号
0269-33-4379
営業時間
夏季(4月~10月)8:30~17:00
冬季(11月~3月)9:00~16:00※変動あり
定休日
年中無休
料金
18歳以上:800円 
小学生~高校生:400円
6歳未満:無料
アクセス
(自動車)上信越自動車道 信州中野ICから車で約25分
(公共交通)湯田中駅から路線バスで約15分
駐車場
あり
公式サイト
https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/

地獄谷野猿公苑の魅力

魅力1世界から注目を集めるスノーモンキーに会える

地獄谷野猿公苑の魅力は何といっても、温泉に入浴する野生のニホンザルが見られること。

雪の降るなか、露天風呂につかる猿たちの姿は、「スノーモンキー」として知られ、各国から多くの観光客を集めています。

もともとは戦後の開発により住みかを失ったニホンザルとの共存の場をめざし、設立された地獄谷野猿公苑。あるとき子猿が公苑近くの人間用の露天風呂に入り、それをまねして大人の猿も温泉に入るようになったといわれています。

現在は衛生面の事情から、猿専用の露天風呂が整備され、寒い時期になると数十頭の猿が温泉につかる姿が見られます。

1998年の長野オリンピックを機に、国外のメディアで地獄谷野猿公苑が取り上げられる機会が多くなり、雪の時期は外国人の訪問客のほうが多いほど。表情豊かなニホンザルの姿は、国籍問わず多くの人に愛されているようです。

世界的にも貴重な温泉に入る野生の猿たちと出会える地獄谷野猿公苑。表情豊かなニホンザルたちを、心ゆくまで観察してみましょう。

魅力2手軽に雪道ハイキングが楽しめる

最寄りのバス停や駐車場から猿たちの集まる野猿公苑までは、約1.6kmの遊歩道を歩きます。長野の森林のなかでの雪道ハイキングが楽しめるのも、地獄谷野猿公苑のスポットの魅力です。

整備された遊歩道は起伏も少なく、危険な箇所もないため、アイゼンや登山靴といった本格的な雪山装備は不要。とはいえ途中凍結した箇所がある可能性があるため、長靴や滑りにくいソールの靴を持参しましょう。

雪の降り積もる杉並木の一本道を30分ほど歩くと、ニホンザルが集まる野猿公苑に到着。気持ちよさそうに温泉につかる大人猿や、元気にはしゃぐ愛らしい子猿たちをじっくりと観察できますよ。

魅力3風情ある温泉街での宿泊や散策が楽しめる

上林温泉や湯田中温泉、渋温泉など、歴史ある温泉街に囲まれたエリアに位置する地獄谷野猿公苑。スノーモンキー鑑賞を堪能したあとは、温泉街の宿泊や散策も楽しんでみましょう。

たとえば湯田中温泉は、長野電鉄の駅からの良好なアクセスが魅力的。大型でモダンな温泉宿が多いのが特徴で、旅館内でゆっくり過ごしたいカップルにおすすめです。

一方温泉街での散策を楽しみたいカップルには、渋温泉がおすすめ。湯田中温泉に隣接するこちらの温泉街は、石畳の細い路地の両脇に木造の温泉宿や食事処、お土産屋といった店舗が軒を連ねるレトロな街並みが特徴。

町内には古くから町の人が守ってきた9つの公共浴場があり、渋温泉の宿泊客は無料で楽しめます。

地獄谷野猿公苑のおすすめデートプラン

地獄谷野猿公苑で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。

今回おすすめしたいのは、地獄谷野猿公苑で温泉につかるニホンザルをじっくりと観察したあと、夜の渋温泉の散策を楽しむプラン。ぜひ二人で、心ゆくまで楽しんでください。

雪の林道を歩き、猿に会いに行こう

まずは雪の降り積もる林道を歩き、ニホンザルの集まる野猿公苑をめざしましょう。

野猿公苑へ向かう遊歩道には公共交通、自動車のいずれでもアクセスが可能。自動車でアクセスする場合、積雪の可能性があるため、雪道タイヤの準備が必要です。

遊歩道入口からは、約1.6kmの林道歩き。遊歩道に積もる雪を踏む感触を楽しみながら、二人でゆったりと歩きましょう。

しばらく歩くと左手に見えてくる大きな木造の建物が、1864年創業の老舗温泉宿である後楽館

後楽館の露天風呂に猿たちが入浴するようになったのが「スノーモンキー」のはじまりです。日帰りの入浴も可能な後楽館には、今でも時々猿たちが入浴にやってくるのだとか。

温泉につかる猿たちを観察しよう

約30分の雪道を歩くと、いよいよ野猿公苑に到着。入口で入場料を支払い、猿たちに会いに行きましょう。

野猿公苑に入ると、あちこちで自由にすごすニホンザルの姿が見えてきます。そんな猿たちを観察しながら、奥にある猿用の露天風呂に向かいましょう。

仲良く毛づくろいをしたり自然のなかを走り回ったりと、自由に行動する野猿公苑のニホンザル。基本的には人がいても気にせず活動していますが、近づきすぎると警戒されるため、適度な距離を心がけながら観察するのがおすすめです。

猿専用の温泉は、公苑奥の階段を上った先にあります。石造りの立派な温泉につかるニホンザルたちは、多くの見物客に囲まれているのをまったく気にしていない様子でした。

雪の降る寒さのなかで入る温泉が気持ちいいのは人間と同じのようで、その表情をみているだけで心がほっこりとしてきます。

今回訪問した際は多くの猿が温泉に入っていましたが、日によっては一匹も入浴していないことも。寒い日のほうが入浴する猿が多い傾向にあるため、スノーモンキーを見たい場合は真冬に訪れるのをおすすめします。

温泉の状況は野猿公苑の公式ホームページからライブカメラで確認することもできるため、参考にしてみてください。

夜の渋温泉を散策してみよう

地獄谷野猿公苑で猿たちが気持ちよさそうに温泉につかっているのを見ると、ついつい自分たちも温かい温泉に入りたくなるはずです。野猿公苑を楽しんだあとは、渋温泉で良質な温泉と風情ある温泉街の散策を楽しんでみましょう。

レトロな街並みが人気の渋温泉。温泉街にある旅館と外湯は、すべて100%源泉かけ流しの温泉のため、良質な温泉を心ゆくまで堪能できます。

9つある外湯は、宿泊者なら無料で入浴可能。温泉好きなカップルは旅館で販売している祈願手ぬぐいを購入し、各共同浴場の外に置かれたスタンプを押しながら外湯をめぐってみましょう。

九湯すべてをめぐったあとに温泉街にある渋高薬師で祈願すれば、満願成就のご利益があるのだとか。

夜の渋温泉では、情緒ある温泉街のそぞろ歩きが楽しめます。やさしい光に照らされた石畳や趣のある木造の建築物はロマンティックですが、なかでも必見なのが老舗旅館の「金具屋」です。

国の有形登録文化財にも指定される金具屋は「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルのひとつと言われることも。夜の闇に幻想的に浮かび上がる堂々とした姿は、一見の価値があります。

古き良き温泉街の風情を今に残す渋温泉は、のんびり散策デートにおすすめのスポット。どこか懐かしさを感じる温泉街を二人で歩けば、きっと忘れられない旅の思い出になりますよ。

まとめ

地獄谷野猿公苑は温泉につかる野生のニホンザルが観察できる、デートに大変おすすめのスポットです。

猿たちを眺めるだけでも楽しいのですが、風情ある街並みで人気の渋温泉での宿泊や散策と組み合わせれば、よりすてきな旅行になるでしょう。

地獄谷野猿公苑は年中散策が楽しめるスポットですが、温泉に入る猿が観察できるのは寒い時期だけです。温泉に気持ちよくつかる猿たちを見てみたいカップルは、1月から2月ごろに地獄谷野猿公苑を訪れてみてはいかがでしょうか。

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記事を書いた人

ENSPORTS Place編集部

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