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清澄庭園とは
清澄庭園は、東京都江東区にある都立庭園です。
四季を問わず晴れた日には家族連れやカップルで賑わい、由緒ある庭園が楽しめるスポット。ゆっくりした時間を過ごしたいカップルの、のんびりデートにおすすめです。
清澄庭園へのアクセス・基本情報
- 名称
- 清澄庭園
- 住所
- 〒135-0024
東京都江東区清澄3-3-9
- 電話番号
- 03-3641-5892(清澄庭園サービスセンター)
- 営業時間
- 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
- 定休日
- 年末・年始(12月29日~翌年1月1日)
- 料金
- 一般150円
65歳以上70円
- アクセス
- 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅下車 徒歩3分
- 駐車場
- なし
清澄庭園の魅力
魅力1由緒ある回遊式林泉庭園
清澄庭園は、江戸時代の大名の下屋敷を三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎が買い取り、造園した日本庭園。国指定名勝ではありませんが、東京都指定名勝となっている文化財です。
泉水・築山・枯山水を主体にした回遊式林泉庭園で、池の周囲を回りながら景観を楽しめます。
ゆっくりと園内を1周するのにおよそ40分から1時間。その間に綺麗なお庭の景観、植物、野鳥に出会えるでしょう。
日本庭園と聞くと難しく感じますが、お庭を構成する水(池)・石・植物・構造物(灯籠など)・建造物などの要素ごとに観るのがおすすめです。
園内は静かで落ち着いているため、心安らぐ散歩タイムになるでしょう。入園料が150円なのもうれしいポイント。
魅力2日本各地から取り寄せて配置した名石の数々
清澄庭園は、岩崎家が自社の汽船を用いて日本全国の石を集めた名石の庭園です。紀州青石・備中御影石・佐渡赤玉石・伊豆磯石・伊予青石など、全国の名石が庭に置かれています。
他にも、敷石や橋、磯渡りの石など園内には無数の石が配置され、さながら「石庭」のようです。
普段の生活ではまじまじと眺めることのない「石」ですが、せっかくなのでじっくり見てみてください。産地・大きさ・形・色など、しっかり見てみるとそれなりに趣を感じるはずです。
魅力3文化やアートを堪能できる魅力的な周辺環境
清澄白河駅周辺には、文化的施設が充実しており、多くの江戸の文化に触れられます。
江戸の町並みを再現した深川江戸資料館では、江戸時代にタイムスリップした錯覚を覚えるでしょう。
日本五大銘飯に数えられる深川めしも清澄白河で味わえます。深川めしとは葱とアサリを味噌で煮込んで、アツアツのご飯にぶっかけて食べる漁師めし。深川めし専門店の深川宿はいつも賑わっています。
江戸の文化だけでなく現代美術専門の「東京都現代美術館」も近隣にあり、多彩なアートを見られます。
また近年はコーヒーの聖地として認知されつつあり、多くのコーヒーファンが通うカフェ文化の街としての盛り上がりを見せています。
清澄庭園のおすすめデートプラン
清澄庭園で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは文化と芸術で心安らぐのんびりデートをメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみてください。
清澄庭園を散策しよう
庭園に入ると都内とは思えない、緑があふれた別世界を感じられます。周囲には高層ビルなどはなく、見晴らしが良いため開放感いっぱい。
左手に大正記念館を眺めながら、時計回りで巡ってみましょう。
庭園内で目に入るのはなんといっても中央にある大きな池。
涼やかさや奥行きを感じる池にはカルガモ・コイ・亀・すっぽんなどが生息しており、3つある中島にはアオサギ・ゴイサギ・カワウ・キンクロハジロ・ユリカモメなど多くの野鳥を観ることもできます。
普段目にすることのない鳥たちは、あなたが東京にいるということを忘れさせてくれるはず。
また庭園内では四季折々の植物も観られます。色とりどりの花を見ればきっと心が踊るはず。
お気に入りの景色を見つけたら、二人でインスタ映えする写真を撮ってみてください。
団体客がいる場合もありますが、園内は落ち着いて静かなため、ゆっくりと歩きながら散歩をするには絶好の環境です。慌ただしい日常では話せないことも、自然と話せるかもしれません。
園内は足場が悪いところもありますので、ヒールの高い靴は不向きです。歩きやすい靴で散策を楽しみましょう。
コーヒーの聖地でコーヒーブレイク
現在、清澄白河はコーヒーの聖地と呼ばれるほど個性的なカフェが多く存在しますが、そのきっかけはブルーボトルコーヒーが2015年にこの地に上陸したことにあります。
清澄白河に来たからにはサードウェーブコーヒーのブームを作った「ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ」に足を運んでみましょう。
倉庫をリノベーションした店内は天井が高く、開放感があります。
おしゃれなコーヒーグッズがたくさんあるため、お相手と一緒に選んだりプレゼントしたりするのも良いですね。おそろいのグッズを買うのもおすすめです。
なお、サードウェーブ系のコーヒーは酸味が特徴的です。
あらかじめお相手には酸味が強い旨教えてあげておいてください。お二人の関係性によっては、何も言わずに飲んでもらい、びっくりさせるのもありかもしれません。
深川江戸資料館で江戸文化に触れてみよう
清澄白河駅から徒歩3分の場所にある深川江戸資料館に立ち寄ってみましょう。
地下1階から地上2階までの3フロア吹き抜けで、天保年間ごろの深川の町並みを復元した「情景再現、生活再現展示」が常設されています。
町並みと共に、音響や照明によって江戸の一日が再現されているため、二人で江戸時代にワープした気分を味わってみましょう。
展示説明員がいらっしゃるので、しっかりと説明を受けるのも良いですが、おすすめは何も考えずに二人で江戸時代を満喫する「江戸生活シミュレーション」です。
ぜひ、二人で江戸の街の八百屋に買い物に行き、おでん屋やお蕎麦屋に行ってみてください。
東京都現代美術館でアートを感じよう
デートの最後は江戸時代から現代に戻り、東京都現代美術館で締めましょう。
清澄白河駅から徒歩10分ほどの木場公園内にあるこの美術館では、戦後からの現代美術の流れを展望できます。
美術館デートというとどこか「高尚」なイメージでとっつきにくいかもしれませんが、あらゆる層に向けたテーマやジャンルごとに展示がされているため、知識などはなくても楽しめるでしょう。
展示物が自分にはどう見えるのかをしっかりお相手に伝えてみましょう。感想を伝え合えると、お互いの感性がよくわかり、今後の付き合いにも良い影響がでることは間違いないですね。
まとめ
清澄庭園は日本文化に触れながら散歩デートが楽しめるスポットです。
周辺の深川江戸資料館や東京都現代美術館を併用することで、多くの文化やアートに触れる散歩ができるため、きっと二人の絆も深まりますよ。
お互いの感性を知りたい付き合いたてのカップルは、週末に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部