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黒部峡谷とは
黒部峡谷は、富山県黒部市にあるV字峡谷です。
紅葉の時期には若いカップルや家族連れで賑わい、ワイワイとハイキングしながら絶景を楽しめるスポット。運動好きカップルのアクティブデートにおすすめです。
黒部峡谷へのアクセス・基本情報
- 名称
- 黒部峡谷
- 住所
- 〒938-0283
富山県黒部市黒部峡谷口11
0765-62-1011(黒部峡谷鉄道)
- 営業時間
- 宇奈月駅始発8時17分、欅平駅終発16時43分(時期による)
- 定休日
- 12月~翌4月中旬、営業期間中は無休
- 料金
- 大人:3,960円
小学生:1,980円
(時期による)
- アクセス
- 宇奈月駅からトロッコで約1時間20分
- 駐車場
- 駐車場なし
(宇奈月駅に普通車350台、バス30台収容できる有料駐車場あり)
黒部峡谷の魅力
魅力1誰でも気軽にハイキングできる
黒部峡谷は、誰でも気軽にハイキングを楽しめることが魅力のひとつ。
地名に「峡谷」とあることから、散策路のアップダウンが激しい道をイメージするかもしれません。しかし黒部峡谷は、比較的平坦な道が続くことで評判のスポットです。
実際60歳以上が対象のシニア割引もあり、老若男女問わずハイキングを楽しんでいます。
散策路も整備されており、コースによっては登山服を着用する必要のないコースもあるため、ハイキング初心者の方にもうれしいポイントです。
整備されているとはいえ、深いV字の峡谷ゆえに高さのあるコースを歩くことになります。柵を越えると危険が伴いますから、足元に配慮してハイキングを楽しみましょう。
魅力2奥鐘橋や人喰岩など見どころスポットが満載
黒部峡谷の2つ目の魅力は、奥鐘橋や人喰岩など見どころスポットが豊富なこと。
気軽にハイキングできる黒部峡谷には、思わず足を止めてしまうような絶景スポットが至る場所にあります。
たとえば上記の奥鐘橋は、欅平駅から歩いて約5分のところにある朱色の橋。高さは約34mもあるため、奥鐘橋からの壮大な絶景を堪能できます。
また紅葉の時期には、黄色やオレンジに色づく木々が黒部峡谷を色鮮やかによそおい、絶好の紅葉スポットが姿を現します。
紅葉好きカップルには、ぜひ訪れてほしいスポットです。
魅力3トロッコからの景色も魅力的
トロッコから魅力的な景色を味わえることも、黒部峡谷のおすすめポイントです。
さまざまな観光スポットが位置する黒部峡谷ですが、各スポットへはトロッコでしか行けません。しかしトロッコ乗車中にも、ハイキング中とはひと味違った絶景を堪能できるのです。
トロッコには窓のない席が設けられているため、爽やかな風を感じながらあたりの絶景を肉眼で直接満喫できるのもおすすめポイント。
しかしトンネルや、周囲との間隔が狭い道を通ることもあります。手や顔を車体の外に出すと危険ですから、景色を楽しむ際は身を乗り出さないよう注意しましょう。
黒部峡谷のおすすめデートプラン
黒部峡谷で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは「紅葉の時期に黒部峡谷の絶景をさまざまな角度から堪能しよう」をメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで楽しんでみてください。
トロッコからの景色を存分に満喫しよう
せっかくトロッコに乗るわけですから、まずは乗車中の景色を満喫しましょう。
紅葉はもちろんのこと、うなづき湖や新柳河原発電所などのスポットにも注目です。
上記の写真は、トロッコから望める紅葉の様子です。風に揺られながら紅葉を味わうことで、秋の訪れを肌で感じられることでしょう。
続いてはうなづき湖の様子です。エメラルドグリーンに輝く湖と爽やかな色に染まる紅葉は、まるで絵画の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気を感じさせてくれます。
こちらは新柳河原発電所の画像です。その姿は西洋のお城のようなデザインですから、発電所だと気づかないかもしれません。写真スポットとしても人気を集めていますから、忘れずに記念撮影をしましょう。
奥鐘橋から祖母谷地獄までハイキングしよう
トロッコで欅平駅まで来たら、奥鐘橋から祖母谷地獄までのコースをハイキングしてみましょう。
上記の写真は奥鐘橋。朱色の橋と周囲に広がる大自然との組み合わせは相性がバッチリで、黒部峡谷の壮大さを肌で感じられるスポットです。
そしてこちらは名前のとおり、まるで人を喰らう大波のような形をした岩、人喰岩です。人喰岩の下を通れますから、ぜひ写真を撮ってみてくださいね。
上記は祖母谷地獄付近からの景色です。深々と刻まれたV字の峡谷がはっきりと目視できるスポットですから、一度足を止めて絶景を堪能してください。
さらに足を運ぶと、ゴールの祖母谷地獄にたどり着きます。ひっそりと静かな空間に架かる橋に心が洗われます。歩いてすぐのところに祖母谷温泉もありますから、ハイキングで疲れた体を癒やすのもいいでしょう。
真っ暗なトンネルを手をつないで通り抜けよう
実は奥鐘橋から祖母谷地獄のコースでは、いくつかのトンネルを通るのですが、その長さと暗さには驚きです。
他の観光客の話し声が聞こえるとホッとするほどあたりが見えず、1人で歩くと怖さを覚える道と言っていいでしょう。パートナーとはぐれてしまわないよう、手をつないで出口を目指してくださいね。
暗いトンネルに抵抗があるかもしれませんが、光が差し込むゴール付近では、青の洞窟のような幻想的な風景が待ち受けています。怖い思いをしてよかったと思える景色ですから、ぜひ足を運んでみてください。
ちなみに比較的明るいトンネルにある、手すりのようなパイプの中には、温かい温泉が通っています。こちらもぜひ、触れてみてください。
山の幸を食べて名剣温泉に入って疲れを癒そう
ハイキングを楽しんだあとは、美味しいものを食べ、温泉で体を休めるのがおすすめ。
写真は奥鐘橋付近にある、猿飛山荘でいただけるイワナの塩焼きです。透きとおった黒部川で育ったイワナはまさに絶品で、黒部峡谷に来たなら外せません。
猿飛山荘でいただける山菜そばも逸品で、旨味が染み込んだ、シャキシャキ食感の山菜がハイキング後の体に活力をあたえてくれます。
また食事だけではなく、黒部峡谷の大自然が造り出した温泉にもぜひ入ってみてください。
奥鐘橋から15分ほど歩いた場所には、名剣温泉と呼ばれる温泉があります。山と紅葉に囲まれた自然豊かな空間で楽しめる露天風呂は格別で、ハイキングでたまった疲労も忘れてしまうことでしょう。
まとめ
黒部峡谷は、飛騨山脈が造り出した絶景を、ハイキングしながら楽しめるデートスポットです。
目的地に向かって一緒に足を動かし、フォトスポットで写真を撮ればきっと二人の絆も深まりますよ。
写真や自然、絶景が好きなアクティブなカップルは、ぜひ色鮮やかな紅葉が見られる時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部