TOPplaceエリア山形羽黒山のおすすめデートプランを紹介。スポットの魅力やアクセスも!
2024.05.14

羽黒山のおすすめデートプランを紹介。スポットの魅力やアクセスも!

山形県でスポーツデートが楽しめる「羽黒山」をご紹介します。山形県鶴岡市に位置する羽黒山(はぐろさん)は、古来より修験道の聖地として知られ、現在では東北でも有数のパワースポットとして人気のスポット。鶴岡駅からの直通バスで参道入口や山頂にアクセスできるため、山形を訪問の際はぜひ立ち寄ってみて下さい!

羽黒山とは

最上川や庄内平野をはじめとする、豊かな自然で知られる山形県庄内地方に位置する羽黒山。西暦593年の開山から今日に至るまで、1,400年以上にわたり多くの参拝者を受け入れてきた修験道の聖地です。

羽黒山の美しい森林のなかに続く参道を歩けば、歴史や自然のエネルギーを強く感じられます。パワースポットに関心のあるカップルのアクティブデートにおすすめですので、ぜひ訪れてみてください。

ACCESS

羽黒山へのアクセス・基本情報

名称
羽黒山
住所
〒997-0211
山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山
電話番号
0235-62-4727(羽黒町観光協会)
営業時間
24時間
定休日
年中無休
料金
無料
アクセス
(マイカー)山形道「庄内あさひIC」から自動車で約30分
(公共交通) JR鶴岡から庄内交通バス羽黒山町行きで約50分
駐車場
あり
公式サイト
http://www.dewasanzan.jp/publics/index/71/

羽黒山の魅力

魅力1修験道の聖地として1,400年の歴史を持つ東北屈指のパワースポット

西暦593年に第32代崇峻天皇の子・蜂子皇子が開山したとされる羽黒山

同じく庄内地方に位置する月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)とともに「出羽三山(でわさんざん)」と呼ばれ、古くから信仰されてきたスポットです。

それぞれが現在、過去、未来をつかさどるとされる三山を巡ることは、死と再生を辿る「生まれかわりの旅」であると古来より信じられており、江戸時代には「西の伊勢参り、東の奥参り」として、伊勢神宮参拝と並ぶ庶民の巡礼地として人気を集めました。

なかでも羽黒山は三山の神様を合わせてまつる「三神合祭殿」が設置されており、三山のなかでも特に重要なスポット。山内の自然と長い信仰の歴史によって育まれたエネルギーを求めて、今日でも多くの参拝客が訪れています。

魅力2歴史ある宿坊での宿泊や旬の山菜を使用した精進料理が体験できる

近年ヘルシー志向やベジタリアン向け料理の人気の高まりから注目を集めている精進料理。羽黒山の山頂に位置する「斎館」では、肉や魚を用いない本格的な精進料理のコースがいただけます。

仏教やその影響を色濃く受ける修験道では肉食が避けられていたため、植物性の食物だけでも十分な栄養が摂取でき、味にも満足できるよう精進料理が寺院や宿坊で発展しました。

羽黒山の斎館では、季節の山菜や旬の野菜をさまざまな工夫でおいしく仕上げた料理の数々がいただけるため、精進料理に興味があるカップルはぜひ試してみてください。

魅力3自然と歴史の魅力あふれる庄内地方の町をあわせて観光できる

羽黒山の位置する鶴岡市や隣接する酒田市には、独自の文化や歴史を感じるスポットが数多くあります。

東北や北海道の産品を、江戸や大阪に運搬する北前船の寄港地として発展した酒田市。

市内中心部には豪商「本間家」の旧家や、江戸時代から続いた料亭で「酒田舞娘」による艶やかな演舞が楽しめる「相馬樓」など、繁栄の面影を今に伝えるスポットが数多くあります。

アート好きのカップルにおすすめなのが、酒田市出身の写真家・土門拳の作品を展示する「土門拳記念館」

収蔵作品はもちろん、ニューヨーク近代美術館新館を手がけたことで知られる建築家・谷口吉生が手掛けた建物も必見です。

江戸時代に城下町として栄えた鶴岡市は、歴史的な建物を残しつつも幻想的なクラゲの展示が楽しめる水族館や、美しい田園風景を活かしたホテル「スイデンテラス」など、近年注目を集める新旧の魅力が詰まった街。

広大な庄内平野で育ったお米や野菜、日本海で水揚げされた魚介類など、地元の食材をふんだんに使用したグルメが楽しめる「食の都」としても知られ、名店も数多くあるため下山後のお食事におすすめです。

羽黒山のおすすめデートプラン

羽黒山で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。

今回おすすめしたいのは、杉並木の石段をのぼって羽黒山頂をめざし、三神合祭殿の参拝と精進料理のコースを体験するプラン。また下山後におすすめのデートスポットとして、クラゲの展示が人気の加茂水族館をご紹介します。

ぜひふたりで、心ゆくまで楽しんでください。

随神門をくぐり山内へ!国宝の五重塔を鑑賞したら2,446段の石段で山頂をめざそう

バスや自動車で羽黒山参拝の基点となる門前町にアクセス。美しい杉並木の参道を歩き、山頂をめざします。

参道の入口は約300年前に建てられた随神門。人と神様の世界を分ける役割があるとされる赤門を、厳かな気持ちでくぐり羽黒山の神域へと入りましょう。

随神門から石段を下ると見えてくるのが、鮮やかな朱色の神橋とその下を流れる祓川(はらいがわ)

かつて羽黒山を訪れた参拝者は、祓川で体を清め参拝に臨んだといわれています。橋の上からは白い水しぶきとともに流れ落ちる須賀の滝も眺められ、自然と信仰のエネルギーが強く感じられるスポットです。

神橋から少し進むと、国宝に指定された五重塔が杉並木のなかに現れます。

平安時代創建とされ、約600年前に再建された高さ29mの塔は、きらびやかな装飾や塗装がされない無垢な姿が周囲の自然と調和しているのが特徴。すぐそばには樹齢1,000年を超える「爺杉」もあり、長い年月にわたり共存してきた自然の巨木と人口の塔の姿に圧倒されます。

五重塔をじっくりと堪能したあとは、いよいよ本格的な上り道。随心門から山頂まで2,446段ある石段を上り、山頂の三神合祭殿をめざしましょう。

羽黒山の山頂に立つ三神合祭殿で参拝!昼食は斎館で本格的な精進料理のコースをいただこう

江戸時代に敷かれた長い石段を上り、羽黒山の山頂へ。三神合祭殿での参拝のあとは絶品の精進料理を堪能しましょう。

五重塔の先にある石段の上り坂は「一の坂」「二の坂」「三の坂」の3つに分かれています。最も段差が低い一の坂で足を慣らし、続く二の坂を上りましょう。

最も険しい二の坂を登った先では、お茶屋さんが営業しています。眼下に広がる庄内平野の絶景を眺めながら、名物の力餅とともに一息つきましょう。

お茶屋を出発し最も長い三の坂をこえるといよいよ山頂です。広大な境内に鎮座する三神合祭殿で参拝しましょう。

三神合祭殿は、出羽三山の三体の神様が合わせてまつられる全国的にも珍しい神社

他の二山が冬季は雪に閉ざされ参拝できないなか、標高の低い羽黒山では通年参拝が可能です。三山全ての神様のご利益があるとされる合祭殿で、ふたりの願いを伝えましょう。

三神合祭殿での参拝後は、斎館で精進料理をいただきます。

煮物、揚げ物、焼き物と、肉や魚なしでも満足できるよう創意工夫を凝らした料理はどれも絶品。春の山菜や秋のきのこなど、その季節の旬を感じさせる御膳で心も体も満たされます。

杉並木の参道を上り、合祭殿で参拝し、山の恵みを味わうことで羽黒山の自然や信仰の持つエネルギーに触れられる羽黒山。下山するころにはきっと穏やかな気持ちで満たされているでしょう。

下山後は鶴岡市内へ!加茂水族館でクラゲたちがゆらめく光景に心癒やされよう

羽黒山を楽しんだあとは、鶴岡市郊外の加茂水族館で幻想的なくらげの展示に心癒やされましょう。

1930年に「山形県水族館」としてオープンし、90年以上の歴史がある加茂水族館。

1997年に飼育員が偶然発見したサカサクラゲの赤ちゃんを育て展示したところ、好評を博したことがきっかけで、クラゲの展示に特化した水族館へと移行したそうです。2012年には、クラゲの展示種類数世界一としてギネス世界記録に認定されました。

そんな加茂水族館の目玉が、世界各地から集められ約60種のクラゲを展示する「クラネタリウム」。さまざまな特徴を持つクラゲが、水のなかをふわふわと泳ぐ姿が楽しめますよ。

クラネタリウムのなかでも必見なのが、直径5mの円形水槽のなかで約10,000匹のミズクラゲが泳ぐ「クラゲドリームシアター」。照明を落とした室内でライトアップされたクラゲたちの姿は幻想的で、いつまでも眺めていたくなります。

クラゲの観察だけでなく、クラゲの生態を紹介するプログラムやクラゲを使用したグルメも楽しめるクラゲづくしの加茂水族館。色とりどりのクラゲがたゆたう光景を心ゆくまで楽しみましょう。

まとめ

羽黒山は修験道の歴史に触れながら自然のなかでの山歩きが楽しめる、アクティブデートにおすすめのスポットです。自然と信仰のエネルギーあふれる羽黒山での参拝や、旬の素材を使用した精進料理を味わうことで、きっとふたりの絆も深まりますよ。

羽黒山は年間をとおして参拝可能なスポットですが、羽黒山の自然を堪能したい方には、新緑や紅葉の時期がおすすめです。

杉並木が美しい東北の森での山歩きを楽しみたいカップルは、春から秋にかけて羽黒山に出かけてみはいかがでしょうか。

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記事を書いた人

ENSPORTS Place編集部

カップルや夫婦のお出かけ、付き合う前の二人のデートにぴったりなスポットをご紹介します。 体を動かして楽しめるアクティブデートスポットを中心に、二人の仲がもっと深まる素敵なスポット情報をお届けしてゆきます。

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