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函館山とは
函館山は、函館市の南西部に位置する標高334mの山。
函館市内の夜景が見晴らせる絶景スポットとして知られており、一年をとおして国内外から多くの観光客が訪れる、北海道でも有数の人気観光スポットです。
市内中心部から近く、標高が低いことからハイキングスポットとしても人気の函館山。自然のなかで体を動かすことが好きなカップルの、アクティブデートにおすすめのスポットです。
函館山へのアクセス・基本情報
- 名称
- 函館山
- 住所
- 〒040-0000
北海道函館市函館山
- 電話番号
- 0138-23-3105(函館山ロープウエイ)
- 営業時間
- 10:00~22:00(函館山ロープウエイ)
※時期により運行時間は異なる
- 定休日
- なし(函館山ロープウエイ)
※例年秋に整備点検のための運休あり
- 料金
- 1,800円(大人往復)
900円(小人往復)
- アクセス
- (公共交通)市電と徒歩で函館山ロープウエイ山嶺駅まで約25分
(マイカー)函館駅から函館山ロープウエイ山嶺駅まで約10分
- 駐車場
- 近隣に有料パーキングが複数あり
- 公式サイト
- https://334.co.jp/
函館山の魅力
魅力1函館市内の中心部からお手軽ハイキングが楽しめる
展望台から望む夜景の美しさで知られ、連日多くの観光客が訪れる函館山。
山頂へのアクセスはロープウエイの利用が一般的ですが、市内中心部から複数の登山道が伸びており、気軽にハイキングが楽しめるスポットでもあります。
ハイキングコースはいずれも初心者向けで、1時間ほどで山頂まで登れるコースがほとんど。観光のついでに登るのにぴったりです。
一汗かいたあとに望む山頂展望台からの景色は格別で、一生忘れられない景色となるでしょ。
魅力2日本三大夜景に数えられる函館の夜景が堪能できる
函館を訪れたら見逃せないのが函館山から望む夜景。その美しさは「100万ドルの夜景」として知られるほか、香港、ナポリにあわせて世界三大夜景のひとつとしても挙げられるほどです。
中心部が大きくくびれる函館の独特な形状は、美しい夜景を生み出す要素のひとつ。くびれ部分の道路沿いの明かりが市内を縁取ることで、街の明るさと海の暗さのコントラストを際立たせています。
函館の夜景が最も美しいのは日没から20〜30分後と言われています。この時間帯が最も混雑するため、余裕をもって展望台に到着し、時間の経過とともに移りゆく景色を楽しんでみましょう。
魅力3夜の函館の散策を混雑を気にせず楽しめる
夜景のほかにも明治時代の面影を残すレトロな建築物、新鮮な海産物など、見どころたっぷりの函館は、国内外から年間450万人以上の観光客が訪れる北海道有数の観光スポット。
日中はどの観光スポットも大変混雑しますが、夜になると函館山周辺以外は行き交う人も少なくなり、静かな散策が楽しめます。
人通りの少ない市街地を走る路面電車やライトアップされた歴史ある建築物、クルーズ船の灯りが洋上に浮かぶベイエリアなど、昼間とは異なる表情を見せる函館の夜。ノスタルジックな港町の夜の風景を、ぜひ二人で楽しんでみてください。
函館山のおすすめデートプラン
函館山で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは、函館山へのハイキングルートのひとつ、観音コースで山頂に登り夜景を鑑賞、その後夜の函館を散策するプラン。ぜひふたりで、心ゆくまで楽しんでください。
市内中心部からスタート!観音コースで函館山の山頂をめざそう
函館市内からハイキングコースを利用して函館山山頂をめざします。
観音コースの登山口から函館山山頂までの所要時間は、40分から1時間ほど。日没前に到着できるよう、事前に日の入り時刻を確認したうえで登山開始時間を決めましょう。
登山口には路面電車駅の「函館どつく前」からのアクセスがおすすめ。坂道を約10分ほど登り、称名寺の裏手にある登山口からハイキング開始です。
観音コースの名のとおり、登山道上には観音像が点在します。一つひとつ表情の異なる観音様の像を楽しみながら、ゆったりと歩きましょう。
海岸線に近く、見晴らしが良いのも観音コースの魅力のひとつ。沖合に浮かぶ船やその先の松前半島の山々が、夕日に赤く染まる風景を楽しめます。
林道を抜けると、山頂へと向かう車道と合流します。ここまで来ると山頂まであと一息です。
海の景色と観音めぐりを楽しみながら、ハイキングが楽しめる観音コース。危険な箇所も少ないため、ハイキング初心者でも気軽に楽しめるでしょう。
山頂到着!展望台から絶景の夜景を鑑賞しよう
函館山山頂に到着したら展望台に登り、北海道でも屈指の美しい夜景を鑑賞しましょう。
函館山頂には複数のビュースポットがありますが、なかでも夜景鑑賞におすすめスポットは屋上にある展望ラウンジ。夜景の時間帯は混雑するスポットのため、山頂に着いたら早めにベストスポットを確保しましょう。
今回筆者が訪れた際は、日没の30分ほど前からスタンバイ。太陽が沈み、茜色の空が徐々に紺色へと変わっていく「マジックアワー」の函館も絶景です。
日没が近づくにつれ、少しずつ街に明かりが灯りはじめます。
日没から30分ほど経過するころには街全体に明かりが灯り、夜の闇とのコントラトが一層強くなります。函館の独特の地形と市街地の明かりが織りなす幻想的な夜景を、心ゆくまで堪能しましょう。
ロープウェイで下山し、異国情緒漂う夜の函館を散策しょう
美しい夜景を満喫したあとはロープウエイで下山、夜の函館の街を散策してみましょう。
ロープウエイを下り北西に5分ほど歩くと、美しくライトアップされた函館ハリストス正教会やカトリック元町協会など歴史ある教会建築が現れます。明治時代から国際的な港として栄えた函館らしい異国情緒あふれる風景です。
教会群から少し歩くと見えるのが八幡坂。
海に向かって真っすぐと伸びる美しい道は、函館山と並ぶビュースポットで「はこだて冬フェスティバル」の期間中はイルミネーションで美しく彩られます。青空のなかで眺める八幡坂も大変美しいため、ぜひ昼夜で見比べてみてほしいスポットです。
八幡坂を下りると金森赤レンガ倉庫を中心とするベイエリアに到着。ライトアップされたロマンティックな赤レンガ街を散策できるほか、新鮮な魚介料理やご当地グルメが楽しめる飲食店もあります。函館の夜を存分に堪能しましょう。
夜景以外にも見どころたっぷりの函館の夜。日中とは異なる表情を見せる函館の街で、二人きりの素敵な時間を過ごしてください。
まとめ
函館山はお手軽ハイキングと美しい夜景が楽しめるデートにおすすめのスポットです。二人で楽しくハイキングをしたあとに山頂からの絶景を堪能すれば、きっとふたりの絆も深まりますよ。
函館山からの夜景は空気が澄んでいる冬場が最も美しいのですが、ハイキングと組み合わせるなら雪解け後の初夏から秋にかけての訪問がおすすめ。
山歩きと夜景鑑賞の両方を満喫したいカップルは、6月から10月ごろに函館山を訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部