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武蔵国分寺公園とは
武蔵国分寺公園は、東京都国分寺市にある都立公園です。
春や夏の時期には家族連れや若いカップルなどで賑わい、ウォーキングやランニングが楽しめるスポット。自然が好きなカップルの、のんびりデートにおすすめです。
武蔵国分寺公園へのアクセス・基本情報
- 名称
- 武蔵国分寺公園
- 住所
- 〒185-0024
東京都国分寺市泉町2-1-1
- 電話番号
- 042-323-8123(武蔵国分寺公園サービスデータ)
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- なし
- 料金
- 無料
- アクセス
- 西国分寺駅から徒歩7分
- 駐車場
- あり
武蔵国分寺公園の魅力
魅力1一周500mの芝生広場や野鳥が住む森をはじめとした豊かな自然
武蔵国分寺公園は、都内とは思えないほど豊かな自然が広がる、まさに都会のオアシスです。
公園のシンボルともいえる一周500mの芝生広場では、ピクニックやボール遊びをする人たちでいつもにぎやか。
一方で木々が生い茂る「野鳥の森」では、森林浴をしながら野鳥観察ができます。よく目をこらしながら散策すれば、アオゲラやシジュウカラをはじめとした可愛い鳥との出会いもあるかもしれません。
また春は桜、夏はノウゼンカズラなど、季節によってさまざまな花が見られることも武蔵国分寺公園の魅力の一つ。2人で園内の豊かな自然を満喫しながら、のんびり歩いてみてください。
魅力2涼を感じながらリラックスできる水辺が豊富
武蔵国分寺公園は、多くの水辺を有していることも特徴です。
円形の芝生広場のすぐそばには「武蔵の池」と呼ばれる広い池があり、ベンチに座りながらのんびり池を眺められます。武蔵の池でカルガモやカワセミを一緒に見つける瞬間は、2人だけの特別なひとときになるでしょう。
また武蔵国分寺公園の南東口にある「お鷹の道・真姿の池湧水群」は、「東京都の名湧水57選」の一つに選ばれている湧水で、森の中を静かに流れる湧水が訪れる人に癒しを与えます。
芝生や森といった景色を楽しみつつ、水辺でのんびりリラックスしてはいかがでしょうか。
魅力3かつて国分寺が建てられていた歴史深い地
武蔵国分寺公園がある地域は、かつて国分寺が建てられていた歴史ある地域でもあります。
平安京を都としていた奈良時代の中頃、聖武天皇が仏教の力で国を安定させようとする「鎮護国家」の思想のもと、全国に国分寺の建立を命じました。その名残が、武蔵国分寺公園の周囲に残っています。
当時の建物はすでに失われてしまいましたが、建物の配置は残っており、国分寺があった頃の様子を想像しながら散策すると歴史のロマンを感じられるはず。
深い歴史が根付いた場所にあるというのも魅力の一つの武蔵国分寺公園を散策することで、東京の歴史について知る良い機会になるかもしれません。
武蔵国分寺公園のおすすめデートプラン
武蔵国分寺公園で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは水と緑と歴史を感じるウォーキングデートをメインに楽しむプラン!ぜひ2人で、心ゆくまで遊んでみてください。
西国分寺駅前のカレーハウス すぷ〜んでカレーを食べよう
武蔵国分寺公園に行く前に、西国分寺駅で腹ごしらえをしてはいかがでしょうか。
西国分寺駅北口を出て徒歩1分の場所にある「カレーハウス すぷ〜ん」は、西国分寺駅周辺で人気のカレー屋さんです。玉ねぎを2時間炒めて作る濃厚な欧風カレーが名物で、旨みがたっぷり詰まったマイルドな味わいと、あとから追いかけてくるスパイシーな辛さがやみつきになります。
カレーハウス すぷ〜んでは三元豚を使ったカツカレーや、トロットロの角煮を乗せたカレーも人気です。彩り豊かな見た目のカレーも多く提供されるため、SNS映えする写真も撮れるかもしれません。
円形の芝生広場でのびのびと足を伸ばそう
ランチを食べ終えたら、いよいよ武蔵国分寺公園に向けて出発です。まずは武蔵国分寺公園で一番の名所ともいえる、円形の芝生広場に行ってみましょう。
ここが東京であると忘れてしまいそうなほど、たくさんの緑と開けた青空が2人を迎えてくれます。2人で芝生に座って足を伸ばせば、開放的で心地よい気分になること間違いなし。
芝生でリラックスしたあとは2人でベンチに腰掛け、武蔵の池を眺めながら穏やかな時間を過ごすのも素敵です。心地よい静けさの中で、自然と会話が弾むかもしれませんね。
野鳥の森で森林浴をしよう
芝生広場で開放的な気分を味わったあとは、2人で森林浴を楽しんでみてはいかがでしょうか。
芝生広場から道路を挟んで向かいの遊歩道を進むと、野鳥の森が見えてきます。
この「野鳥の森」は国分寺崖線に沿って広がる森林で、森の中を歩いているとモズやシジュウカラをはじめとした鳥たちと出会えるかもしれません。また鳥以外にも、キツネノカミソリをはじめとした植物も見どころです。
森の中はほとんどが日陰のため夏でも涼しく、散策しやすいのも魅力の一つ。ぜひ2人で手をつなぎながら、都心の喧騒を忘れてゆっくり歩いてみてください。
お鷹の道・真姿の池湧水群で静かな湧水に癒されよう
野鳥の森から崖を降りていくと、水が流れる静かな小道にたどり着きます。この小道は「お鷹の道」と呼ばれており、江戸時代にこの地域が尾張徳川家(おわりとくがわけ)の御鷹場(おたかば)とされていたことが名前の由来です。
お鷹の道を流れる綺麗な水は、崖下にある「真姿の池」を起源とする湧水。お鷹の道と合わせた環境の良さを理由に、東京都の名湧水57選の一つに指定されています。
お鷹の道を歩く2人の耳に届くのは、崖下へ流れる水の音とときどき聞こえる小鳥のさえずり。ゆっくりと2人で歩いていれば、自然とリラックスした気分になることでしょう。
さらに真姿の池には弁財天が祀られているため、ぜひお参りしてみてはいかがでしょうか。
武蔵国分寺跡を見に行こう
お鷹の道を抜けて右へ歩くと、武蔵国分寺跡が見えてきます。
「国分寺」という地名が示すとおり、この地域は奈良時代に聖武天皇によって国分寺が作られた場所。当時の建物は1333年に起こった「分倍河原の戦い」によって焼失しましたが、建物の配置は現在も残っています。
「仏教で国を護ろうとした聖武天皇が一体どんな思いでこの場所に国分寺を建てたのか」あるいは「この地域で暮らしていた人たちが国分寺にどんな思いを持っていたのか……」。当時に思いを馳せながら歩くと、まるで2人で歴史の一部に触れているような、歴史が持つロマンを感じられるはずです
歴史を感じながら2人で散策すれば、自然とお互いの考え方や感じたことを共有できて、より仲が深まるかもしれませんね。
まとめ
武蔵国分寺公園は水と緑と歴史を感じるウォーキングデートが楽しめるスポットです。
2人のペースでのんびりとお散歩が楽しめますので、きっと2人の絆も深まりますよ。
自然やウォーキングが好きなカップルは、春や夏の時期などに訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部