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直島とは
直島は、香川県の小さな島です。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島の直島は、アートの島として国際的に知られ、年間をとおして多くの人が訪れます。
自然と調和した屋外アートめぐりや、世界的に有名な建築家が手がけた美術館での芸術鑑賞が楽しめるスポット。
アートや建築に関心のあるカップルや、島の自然を楽しみながらサイクリングしたいカップルのアクティブデートにおすすめです。
直島へのアクセス・基本情報
- 名称
- 直島
- 住所
- 〒761-3110
香川県香川郡直島町
- 電話番号
- 087-892-2299(直島町観光協会)
- 営業時間
- 各スポットによる
- 定休日
- 各スポットによる
※地中美術館、家プロジェクト等は月曜定休
- 料金
- 各スポットによる
- アクセス
- (岡山から)宇野港から船で約20分
(香川から)高松港から船で約60分
- 駐車場
- スポットによりあり
- 公式サイト
- https://naoshima.net/
直島の魅力
魅力1自然と調和した屋外アートや古民家を利用したアート作品が楽しめる
アートの島として知られる直島。直島では風景に調和した屋外アートや、国内外のアーティストが古民家再生を手がけた「家プロジェクト」が楽しめます。
島内には島の原風景を活かした数々の屋外アートが点在しますが、とくに有名なのは現代アーティスト草間彌生の手がけたカボチャのオブジェ。フォトジェニックなスポットのため、記念の写真を撮影するのにぴったりです。
また島内の7つの古民家をアートとして再生した「家プロジェクト」も人気のスポット。集落内にある古民家をめぐりながら、島に暮らす人々の生活をのぞいてみるのも楽しいですよ。
さまざまなアーティストの作品に触れながら島めぐりを楽しめる直島は、二人のデートにおすすめのスポットです。
魅力2有名建築家の手がけた4つの美術館
島内には4つの美術館がありますが、すべて有名な建築家である安藤忠雄氏が設計したもの。建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞の受賞歴もあり、海外でも知名度の高い安藤氏の建築を堪能できることも直島の魅力です。
それぞれの美術館の展示作品も、印象派の巨匠から現代を代表するアーティストの作品まで、見ごたえのあるものばかり。
一度の訪問で全てをめぐるのは難しいため、どの美術館を訪問するか、事前に二人で相談するのがおすすめです。
魅力3瀬戸内の小さな島でゆっくりとした時間が過ごせる
岡山や香川からアクセスしやすい直島は、もちろん日帰りデートも可能ですが、島内に宿泊し、ゆっくりと滞在するのがおすすめです。
直島には沖縄のような大規模なリゾートホテルがない代わりに、ミュージアムと一体化したホテルや世界中の旅行者が集まるゲストハウス、島の方が営む民宿など、魅力的な宿泊施設が多くあります。予算や二人の好み、デートスタイルにあわせて宿を選んでくださいね。
国内外から多くの旅行者が集まる直島も、夜や早朝には静かな時間が流れます。瀬戸内の穏やかな海をながめながら、素敵な時間を堪能してくださいね。
直島のおすすめデートプラン
直島で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは、レンタサイクルで島内の屋外アートや美術館をめぐるプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみて下さい。
船で直島に渡り、レンタサイクルでの島めぐりを始めよう
直島には3つの港がありますが、宮浦港を起点とするプランがおすすめ。
宇野港から約20分、高松港からは約60分の船旅は、瀬戸内の美しい海を眺めているうちに、あっという間に終わってしまうほどですよ。
直島に到着したらまず訪れたいのが、宮浦港に設置されている草間彌生作の「赤カボチャ」。同氏が手がけた「黄カボチャ」とならぶ、直島を代表する屋外アート作品です。
内部は空洞のため、中に入ることも可能。写真に映えるスポットですから、ぜひ二人の記念の1枚をカメラにおさめてくださいね。
「赤カボチャ」を堪能したあとは、港の近くのレンタサイクルショップへ。通常の自転車と電動自転車の2種類から、好きな自転車を借りましょう。
島内は急な坂道が多いため、体力に不安がある方には電動自転車がおすすめです。自転車を借りたら、島内のアートをめぐるショートトリップの始まりです。
島の自然を満喫しながら屋外アートや家プロジェクトをめぐろう
直島の主要観光スポットは、開始地点の宮ノ浦エリア、島の中心的な集落の本村エリア、ミュージアムや「黄かぼちゃ」をはじめとする屋外アートが集中する美術館エリアの3つです。まずは、本村エリアに向け出発しましょう。
のどかな島の風景を眺めながら20分ほど自転車をこぐと、本村エリアに到着。本村エリアでは、国内外のアーティストが7つの古民家の再生を手がけた「家プロジェクト」を楽しめます。
いずれの作品も魅力的ですが、安藤忠雄が手がけた建物内で、空間そのものを利用した作品が楽しめる「南寺」はとくに人気。ハイシーズンは待ち時間が発生するため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
「家プロジェクト」を堪能したあとは、美術館エリアへ移動しましょう。途中屋外アート作品も点在しているため、道中も充実した時間を堪能できますよ。
古民家や自然など、島の原風景を利用したアートが楽しめるのは直島ならでは。サイクリングをしながら、素敵な作品を探してみましょう。
有名建築家の手がけた美術館で心ゆくまで作品を堪能しよう
直島には4つのミュージアムがありますが、いずれも設計を手がけたのは建築家の安藤忠雄。海外でも評価の高い安藤氏が設計した美術館が、一つの島で4つも楽しめるのは直島ならではの体験です。
地中美術館は直島を代表するミュージアムで、連日多くの旅行者が訪れます。建物の大半が地下に埋まっており、島の美しい景観を損なわないよう設計されているのが特徴的。
展示内容はどれも秀逸ですが、印象派を代表する画家モネの「睡蓮」は必見の1枚です。
白一色の展示室には照明はなく、明かりは天窓から降り注ぐ自然光のみ。時間や天候、季節の移り変わりによって絵の見え方も変わるため、何度訪れても新鮮な体験ができるスポットです。
安藤忠雄氏の手がけたミュージアムで、アート作品を堪能できるのも直島の魅力。心ゆくまで作品を鑑賞したあとは、その日の宿に向かいましょう。
なお、地中美術館の入場はオンライン予約制です。人気の施設ですから、早めに予約することをおすすめします。
2人のスタイルに合わせた宿泊施設に泊まろう
直島には多くの見どころがあるため、お泊りデートがおすすめ。以下では直島を代表する、3タイプの宿泊先を紹介します。予算や二人の旅行スタイルにあわせ、滞在先を選んでくださいね。
- ベネッセハウス
安藤忠雄氏設計のベネッセハウスでは、ミュージアムの中にホテルが併設されています。客室内や共有部分でアート作品が堪能できるほか、真夜中や早朝のミュージアムを独占できるのも宿泊者の特権。ゆっくりと贅沢な滞在をしたいカップルにおすすめです。 - ゲストハウス
低予算で宿泊できるのが特徴。ドミトリー(相部屋)が中心ですが、外国人旅行者の利用も多く、国際交流が楽しめるのも魅力の一つ。コストを抑えたい、他の旅行者との交流を楽しみたいカップルにおすすめです。 - 民宿
お手ごろな価格で宿泊でき、島の野菜や瀬戸内の魚を使った食事が楽しめるのが魅力の民宿。地元の方と交流したいカップルにもおすすめです。
せっかくのお泊りデートですから、宿で過ごす時間も充実させたいですよね。二人のスタイルにあわせた宿に宿泊し、素敵な時間をお過ごしくださいね。
夜の直島でゆっくりとした島時間を楽しもう
せっかく宿泊するのですから、ぜひ夜の直島も楽しみましょう。観光客でにぎわう日中とはまたちがう、ゆっくりとした時間を楽しめますよ。
夜におすすめのスポットは、宮ノ浦エリアの入浴できるアート作品『I♡湯(あいらぶゆ)』。現代アーティスト大竹伸朗の世界観が色濃く反映された銭湯で、ネオンの輝く大胆な外観に驚かされること間違いなし。
観光客だけでなく、地元の方も利用していますから、湯舟に浸かりながら地元のお話を聞いてみるのもいいアイデアですね。
『I♡湯』で旅の汗を流したあとは、宮浦港を散歩してみましょう。お昼に見た屋外アートも、夜にはまた異なる表情を見せてくれます。
昼はにぎやかな宮浦港も、夜は静か。波の音を聞きながら、二人でゆったりとした時間をお過ごしください。
まとめ
直島は瀬戸内の小さな島で自然とアートが楽しめるおすすめのデートスポットです。
自転車での島めぐりや美術館でのアート鑑賞が楽しめますので、きっと二人の絆も深まりますよ。
直島は年中楽しめるスポットですが、気候が穏やかな時期がサイクリングにおすすめです。現代アートや建築に興味があるカップルは、春や初夏に直島を訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部