CONTENTS
奥日光とは
参拝客でにぎわう日光東照宮からさらに北、急坂として知られるいろは坂を超えた先に広がる奥日光。標高2,486mの男体山とその裾野に広がる中禅寺湖を中心とした奥日光エリアは、その冷涼な気候と豊かな自然によって、年間を通して多くの観光客をひきつけています。
大自然のなかでのハイキングや、湖畔での名建築めぐりなど、その楽しみ方はさまざま。自然や建築に関心があるカップルにぜひおすすめしたいスポットです。
奥日光へのアクセス・基本情報
- 名称
- 奥日光
- 住所
- 〒321-1661
栃木県日光市中宮祠
- 電話番号
- 0288-22-1525(日光市観光協会)
- 営業時間
- 年中無休
- 定休日
- 年中無休
- 料金
- 無料
- アクセス
- (自動車)東京から車で約3時間
- 駐車場
- あり※スポットによる
奥日光の魅力
魅力1標高1,200mの地で四季折々の風景が楽しめる
日本の秘境百選にも選定される奥日光。標高1,200mを超えるこの地には、雄大な山々や湖をはじめ、滝や池沼、森林など多様な自然風景が広がります。
そんな奥日光に一年で最も観光客が訪れるのが秋。関東有数の紅葉スポットと知られる奥日光では、湖畔や山裾、湿原など、至るところで鮮やかに染まる木々が鑑賞できます。
秋だけではなく、高原植物や花々が咲きほこる春や夏、あたり一面の雪景色や氷瀑など、自然の織りなす美しい風景が楽しめる冬も魅力的な奥日光。四季をとおして雄大な自然に心いやされるスポットのため、ぜひお出かけしてみてください。
魅力2初心者から上級者まで楽しめる豊富なトレッキングコース
奥日光での代表的なアクティビティはトレッキング。
日本百名山にも選ばれる男体山や日光白根山を登る本格的な登山から初心者向けのハイキングまで、自身のレベルに合わせて山歩きが楽しめます。
手軽に山歩きを楽しみたいカップルには、戦場ヶ原の自然豊かな湿原をめぐるハイキングがおすすめ。湿原内に設置されている木道を歩きながら、貴重な高山植物や野鳥の観察が楽しめます。
ぜひ二人に合ったプランを、相談してみてくださいね。
魅力3名建築の残る中禅寺湖畔
奥日光エリアに広がる中禅寺湖周辺は、その冷涼な気候と美しい自然風景が評価され、明治以降外国人の避暑地として愛されてきました。
各国の大使は中禅寺湖周辺に別荘を建設しており、そのうちイギリス大使とイタリア大使の別荘が近年になって復元、一般公開されています。
外観もインテリアも大きく異なる2つの別荘ですが、いずれも中禅寺湖に向けて広縁が設置され、湖を中心とする景観が生かせるようデザインされています。かつて大使やその家族達が愛してきた風景をぜひ堪能してみてください。
奥日光のおすすめデートプラン
奥日光で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは、中禅寺湖畔でのレトロ建築めぐりと奥日光でのハイキングや名瀑めぐりを満喫するプラン。ぜひ二人で、心ゆくまで楽しんでください。
中禅寺湖湖畔でのレトロ建築をめぐろう
まずは中禅寺湖畔のレトロな名建築を訪れ、国際リゾートとしてにぎわった当時に思いをはせてみましょう。
最盛期には40以上の大使や外交官の別荘が建設された中禅寺湖畔。近年イタリアとイギリス大使の別荘が復元され、一般公開されています。
イタリア大使館の別荘は歴代大使が使用した建物を復元したもの。杉の皮で彩られた外壁と、湖に向けて設置された解放感ある広縁が特徴で、ユニークなデザインながらも、周囲の自然とうまく調和しています。
一方英国大使館の別荘は明治期の英国大使アーネスト・サトウの個人別荘として建設された建物を復元したもので、黒い板張りの外観が特徴。内部には当時の英国文化を紹介する展示があるほか、2階のカフェでは、湖畔の風景を堪能しながら英国大使館シェフ監修の紅茶とスコーンのセットがいただけます。
美しい湖畔の自然を味わいながら、往時の雰囲気が楽しめる2つの旧別荘。湖畔の絶景を眺めながら、それぞれの国の文化や歴史に親しめるおすすめのスポットです。
戦場ヶ原でのハイキングを満喫しよう
戦場ヶ原周辺は、さまざまな動植物が生息する自然の宝庫。初心者でも楽しめるハイキングコースを歩きながら、その雄大な自然を堪能してみましょう。
約350種類の植物が自生し、貴重な水鳥や野生動物の生息地としても知られる戦場ヶ原。豊かな自然が楽しめるハイキングコースが無数にありますが、竜頭の滝から湯川に沿って湯元温泉まで歩くコースがとくにおすすめです。
約8kmのこちらのコースを歩けば、滝や渓流、湿原、湖と、奥日光の自然が存分に堪能できます。
ゴールの湯元温泉は、日光の奥座敷として知られる自然に囲まれた温泉街。日帰り湯もあるため、温泉でハイキングの疲れをいやしましょう。
雄大な自然を堪能できる戦場ヶ原は、初心者にもおすすめのハイキングスポット。自然のなかでの山歩きが好きなカップルはぜひ訪れてみてください。
奥日光の名瀑めぐりを楽しもう
迫力ある滝が手軽に楽しめるのも、奥日光の魅力のひとつ。日本三名瀑のひとつにも数えられる華厳の滝が有名ですが、それ以外にも魅力的な滝が数多くあります。
竜頭の滝は、奥日光を代表する名瀑のひとつ。
約200mにわたり流れる滝が下流で大岩によって二分され、勢いよく滝つぼに流れ落ちる様子が竜の頭のように見えることからこの名前がつけられました。
紅葉の名所としても知られる竜頭の滝沿いには遊歩道が整備されており、上流から下流まで異なる表情を楽しめるのが魅力です。
落差70mを誇る湯滝は、奥日光の滝のなかでも最も迫力ある滝のひとつ。
湯ノ湖から流れる水を下流の湯川に勢いよく注いでおり、滝つぼの観瀑台からはその迫力ある流れを間近に体験できます。
華厳の滝と合わせて奥日光三名瀑として知られる竜頭の滝と湯滝。もちろん車やバスでもアクセスできますが、戦場ヶ原ハイキングとあわせて楽しむのがおすすめです。
まとめ
奥日光は雄大な自然のなかでの散策が楽しめる、デートにおすすめのスポットです。
美しい自然のなかでのハイキングや中禅寺湖畔でのレトロ建築めぐりをいっしょに楽しめば、きっと二人の絆も深まりますよ。
奥日光は年中散策が楽しめるスポットですが、紅葉が美しい秋が特におすすめです。標高が高いため、9月下旬ごろから少しずつ秋の色に染まっていき、10月にはいってから見頃を迎えます。
美しい自然のなかでのデートを楽しみたいカップルは、10月上旬から中旬ごろにかけて奥日光を訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部