TOPplaceエリア山形立石寺のデートプランを紹介!スポットの魅力やアクセスも
2023.09.07

立石寺のデートプランを紹介!スポットの魅力やアクセスも

山形市でスポーツデートを楽しめる立石寺(りっしゃくじ)をご紹介します。アクティブな参拝デートを楽しみたいカップルにピッタリ。山形駅から電車で15分のスポットですので、ぜひ立ち寄ってみて下さい!

立石寺とは

立石寺は、山形県山形市にあるお寺です。

一年を通して家族連れや若いカップルで賑わい、わいわいとミニ登山が楽しめるスポット。山登りが好きなカップルのお寺巡りデートにおすすめです。

ACCESS

宝珠山阿所川院立石寺へのアクセス・基本情報

名称
宝珠山阿所川院立石寺
住所
〒999-3301
山形県山形市山寺4456-1
電話番号
023-695-2843
営業時間
8:00~16:00(12〜3月は15時まで)
定休日
無休
料金
拝観料大人300円
中学生200円
4歳~小学生100円
アクセス
JR山寺駅→徒歩10分で山寺登山口
駐車場
駐車場あり
公式サイト
https://www.yamaderakankou.com/index.html

立石寺の魅力

魅力1松尾芭蕉が読んだ俳句の聖地

立石寺は、平安時代前期(西暦860年)に天台宗の天台座主第三世慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって建立された寺院です。

立石寺は歴史ある場所で、江戸時代に活躍した俳句の聖人、松尾芭蕉(まつおばしょう)が訪れたことで有名です。誰もが一度は聞いたことのある名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ聖地とも言われています。

この俳句は、山寺の壮大な風景に触れた感動から生まれたもので、「ああ、何という静けさだ。岩にしみ込むように蝉の声が聞こえてくる」という意味が込められています。

本来は耳に響くはずの蝉の声さえ遠く感じるほど、立石寺の風景は壮大で静寂と評価された景色を、ぜひ二人でご覧になってください。

魅力21,015段の石段の先にある絶景

立石寺は、険しい山道の山頂に建てられていることから、親しみを込めて「山寺(やまでら)」とも呼ばれています。

山門から頂上にある奥之院までの石段が合計で1,015段もあり、急な傾斜もあるため、登りやすい靴を履いていきましょう。

片道約50分の登山のご褒美は、奥之院からの絶景です。特に「五大堂」から見る景色は素晴らしく、標高159mから見下ろす山々と集落の景色は、登山の疲れを癒してくれるでしょう。

登り切った達成感と、心が穏やかになる喜びを感じるため、ぜひ立石寺を訪れてください。若いカップルにとって、喧騒から離れた立石寺から見た景色は、特別な想い出になるでしょう。

魅力3山寺こんにゃくなどの山形グルメが食べられる

引用:”山寺と紅花文化を楽しむ

立石寺の特産品として、「山寺こんにゃく」という美味しいグルメがあります。

山寺こんにゃくは、玉こんにゃくを醤油出汁で煮込んで串に刺したもので、シンプルながらも濃厚な味わいが楽しめました。

玉こんにゃくは、立石寺を創建した慈覚大師円仁が、中国から漢方薬としてこんにゃくを持ち帰ったことから広まったと言われています。

地元では、玉こんにゃくを食べると1,015段の石段を登るための力が湧いてくることから「力こんにゃく」とも呼ばれ親しまれていました。

ぜひ、登山前に玉こんにゃくを食べ、エネルギーをチャージしてから立石寺の山に挑戦してみましょう。

立石寺のおすすめデートプラン

立石寺で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。

今回おすすめしたいのは絶景を見るためのミニ登山をメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみて下さい。

根本中堂(こんぽんちゅうどう)で参詣しよう

立石寺を訪れた際は、まず本堂である「延暦寺根本中堂」で参拝しましょう。

根本中堂は国指定の重要文化財に指定され、堂内には比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)から分灯された「不滅の法灯」が1,000年以上も灯り続けています。

この不滅の法灯には「互いを尊重しあう心を持って一隅を照らす人となる」との願いが込められているのだとか。

ありがたい教えを授かりに、登山前は根本中堂へご挨拶に伺いましょう。厳かで神秘的な雰囲気に、心が落ち着きますよ。

芭蕉像を見よう

根本中堂から登山口までの道中に、松尾芭蕉の像が設置されていました。

江戸時代に活躍した俳聖、松尾芭蕉は、国語の教科書にも取り上げられるほどの文学の巨星であり、かの有名な「おくのほそ道」の著者でもあります。

「おくのほそ道」では、立石寺を「美しく静かな景観で、心が澄み渡っていくことだけが感じられる」と評価しています。芭蕉の言葉に触れ、その美しい表現力に感嘆しながら、山頂から広がる風景を楽しんでみてください。

そこからは、きっと時を超えた松尾芭蕉の俳句が心に響いてくるでしょう。

山門から登山を始めよう

奥之院を目指す場合、まず「山門」へ向かいましょう。ここが登山のスタート地点で、約1,015段の石段を登り切れば、そこには素晴らしい絶景が広がっています。

山門から奥之院までの約50分間は、ただ登るだけでなく見どころも満載のため、楽しみながら山頂を目指せました。

特に参道の中腹にそびえ立つ「仁王門(におうもん)」を、目にした瞬間は、その壮大な姿勢と美しさに圧倒され心が静まり返ります。

山門の脇には、お守りを受け取れる授与所も設置されていますから、帰りに立ち寄ってみてくださいね。

五大堂から絶景を眺めよう

立石寺の山頂には、「五大堂(ごだいどう)」という名の五大明王(ごだいみょうおう)を祀る特別な道場が立っています。

この五大堂は崖の上に建てられており、立石寺で最も素晴らしい景色を楽しめます。雪の日に見た景色は、水墨画のようにモノクロで美しい雪景色が一望でき、一生忘れられない想い出となりました。

四季を通して立石寺の美しさが楽しめますが、特におすすめなのは秋の紅葉です。立石寺は紅葉の名所として有名で、山全体が鮮やかな紅色に染まります。

ぜひ、1,000年以上も変わらぬ雰囲気が漂う、五大堂からの美しい景色をお楽しみください。

山形名物のずんだ餅を食べよう

立石寺の麓には、地元の新鮮な食材を使用したお食事処が立ち並んでいます。

カフェのような雰囲気の中、ひと休みをしたければ、お休処「対面石(たいめんせき)」に立ち寄りましょう。

グルメのなかでも特におすすめなのが、生麹ずんだ餅です。和菓子の道明寺を生麹で包みこみ、蒸した後にたっぷりのずんだ餡をのせています。

枝豆を潰し切っていないゴロゴロとした食感がたまらなく贅沢で、甘さ控えめのため食べやすく、どの年代の方も美味しくいただける絶品でした。

立石寺を訪れた後、山から下りてきた疲れを癒しに、ぜひ対面石に立ち寄ってみてください。のどかな風景に癒されながら、カップルでゆったりとしたひとときを楽しめるでしょう。

まとめ

立石寺はミニ登山デートが楽しめるスポットです。

お寺巡りと高台からの絶景を堪能できますので、きっと二人の絆も深まりますよ。山登りとお寺参りが好きなカップルは、紅葉が彩る頃に訪れてみてはいかがでしょうか。

array(24) { ["ID"]=> int(2402) ["id"]=> int(2402) ["title"]=> string(6) "daidai" ["filename"]=> string(10) "daidai.jpg" ["filesize"]=> int(90908) ["url"]=> string(68) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai.jpg" ["link"]=> string(38) "https://www.ensports.com/place/daidai/" ["alt"]=> string(0) "" ["author"]=> string(1) "2" ["description"]=> string(0) "" ["caption"]=> string(0) "" ["name"]=> string(6) "daidai" ["status"]=> string(7) "inherit" ["uploaded_to"]=> int(0) ["date"]=> string(19) "2023-07-25 01:27:14" ["modified"]=> string(19) "2023-07-25 01:27:14" ["menu_order"]=> int(0) ["mime_type"]=> string(10) "image/jpeg" ["type"]=> string(5) "image" ["subtype"]=> string(4) "jpeg" ["icon"]=> string(67) "https://www.ensports.com/place/wp-includes/images/media/default.png" ["width"]=> int(512) ["height"]=> int(512) ["sizes"]=> array(18) { ["thumbnail"]=> string(76) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai-150x150.jpg" ["thumbnail-width"]=> int(150) ["thumbnail-height"]=> int(150) ["medium"]=> string(76) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai-300x300.jpg" ["medium-width"]=> int(300) ["medium-height"]=> int(300) ["medium_large"]=> string(68) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai.jpg" ["medium_large-width"]=> int(512) ["medium_large-height"]=> int(512) ["large"]=> string(68) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai.jpg" ["large-width"]=> int(512) ["large-height"]=> int(512) ["1536x1536"]=> string(68) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai.jpg" ["1536x1536-width"]=> int(512) ["1536x1536-height"]=> int(512) ["2048x2048"]=> string(68) "https://www.ensports.com/place/wp-content/uploads/2023/07/daidai.jpg" ["2048x2048-width"]=> int(512) ["2048x2048-height"]=> int(512) } } だいだい

記事を書いた人

だいだい

東海地方を中心に、カップルや夫婦、家族の想い出に残るフォトジェニックスポットを中心にご紹介しています。 カメラ雑誌『CAPA CAMERA』やCANON主催『Canonウィークリーフォトコンテスト』などのフォトコンテスト入賞経験あり。 まったりとした時間の中、2人の仲がもっと深まるような素敵なスポットをお届けしてゆきます。

一覧に戻る