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篠島とは
篠島は、愛知県の南知多にある離島です。
1年を通して家族連れや若いカップルで賑わい、のんびりと島巡りが楽しめるスポット。海が好きなカップルの、まったりデートにおすすめです。
篠島へのアクセス・基本情報
- 名称
- 篠島
- 住所
- 愛知県知多郡南知多町篠島浦磯28
- 電話番号
- スポットによる
- 営業時間
- スポットによる
- 定休日
- スポットによる
- 料金
- スポットによる
- アクセス
- 師崎港から名鉄海上観光船で約10分
伊良湖港から名鉄海上観光船で約20分
- 駐車場
- なし(師崎港にあり)
篠島の魅力
魅力1日本トップクラスのしらすの漁獲量
愛知県はしらす漁が盛んで、その漁獲量は全国でもトップクラスです。なかでも篠島は年間約3,000トンものしらすを水揚げしており、漁港単位で見ると日本でも上位の漁獲量を誇ります。
しらす漁が盛んなだけあり、島内では新鮮な生しらすを提供する店舗が点在していました。新鮮だからこそ感じる食感と、独特な苦みと甘みはクセになるほどの絶品でした。
しらすは鮮度が落ちるのが早く、都心のスーパーでは購入できない珍しい食材ですから、篠島を訪れる機会があればぜひ食べてみてください。
魅力21,000年の歴史があるおんべ鯛奉納祭
篠島は近年、若者向けのBBQ会場やライブイベントが増える一方で、歴史的な価値や文化を持つ場所です。
たとえば毎年開催される「おんべ鯛奉納祭」では、塩漬けにした鯛を1,000年以上にわたって「伊勢神宮」へ奉納し続けています。
おんべ鯛の起源には複数の説がありますが、伊勢神宮を創建した倭姫命(やまとひめのみこと)が篠島を訪れた際、鯛の漁を見て感動し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)へ奉納することを決めたという逸話が有力とされています。
「おんべ鯛奉納祭」は、毎年10月12日に行われており、餅投げや抽選会、ライブイベントなどで盛り上がるため、近代と歴史の交わった特別なお祭りにカップルで参加し、ぜひ二人の特別な想い出にしてください。
魅力3愛知を代表する釣りスポット
篠島は愛知県の離島で、知多半島と渥美半島を結ぶ場所に位置しており、季節によってアジやカレイ、メバル、アオリイカなど、さまざまな魚が釣れます。
フェリーを使えばわずか15分ほどで本土からアクセス可能で、気軽に島釣りができるスポットとして釣り人から人気を博しています。休日の早朝になると釣り人で賑わいを見せ、臨時便のフェリーが出るほどでした。
釣竿のレンタルを行っているため、釣り道具を持っていない方でも気軽に挑戦できまるのがおすすめポイント。ぜひ大自然を全身で感じ、スポーツフィッシングという新しい扉を開いてみてはいかがでしょうか。
篠島のおすすめデートプラン
篠島で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは釣りや海産物、海に浮かぶ夕陽など孤島の海をメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで遊んでみて下さい。
フェリーに乗って篠島へ
篠島は本土から約10kmほど離れた離島であるため、アクセスは主に高速船かカーフェリーを利用します。
高速船は小型ですが、海上を波打ちながらぐんぐんと進んでいくため迫力があり、ちょっとしたアトラクションのようでした。
一方カーフェリーは大型のため、2階や屋上から海が優雅に眺められ、のんびりとした船旅を体験できます。
高速船は師崎港(もろざきこう)と河和港(こうわこう)、伊良湖港(いらごこう)にありますが、カーフェリーは師崎港からしか出ていませんから、どの港から出発するかしっかりとご検討くださいね。
釣り天国で魚釣り体験をしよう
篠島にある「篠島釣り天国」は、釣り初心者にもぴったりの場所です。
「釣り天国」は愛知県の海上釣堀で、篠島周辺で釣られた魚が港内に作られた生け簀で泳いでおり、鯛・ハマチ・ヒラメなどの大物が多く放流されています。
生け簀の魚はエサにすぐ食いつくため、釣りの経験が少なくても簡単に釣りの醍醐味を体験できますよ。
料金は道具のレンタル代も含めて2時間で4,000円で、釣った魚は5匹まで持ち帰り可能。エサ付けや血抜きのサービスなどが提供されるためコストパフォーマンスもバッチリです。
篠島訪問の際には、ぜひ「篠島釣り天国」で楽しい釣り体験をお試しください。
名物しらす丼を食べよう
篠島を訪れたなら、篠島名物「生しらす丼」もしくは「釜揚げしらす丼」をぜひ食べてみてください。
どちらも美味しいですが、魚や磯の香りが好きな方は「生しらす丼」をおすすめします。生しらす丼が有名なのは「ちりめん亭」です。
ご飯が見えないほどに盛られた獲れたての生しらすは大きくぷちぷち感があり、臭みがほとんどない甘みのある味で頬が落ちる美味しさでした。
一方「釜揚げしらす丼」は、揚げたてホクホクにもかかわらず、ぷちぷち感も残る不思議な感覚で、生しらすよりも万人受けする印象です。
どちらも食べたくて悩む方は、生しらす・釜揚げしらすの「ハーフ丼」や生しらす・釜揚げしらす・しらすの天ぷらの「三色丼」を選びましょう。
島一周サイクリングをしよう
篠島でスポーツデートを楽しむなら、島一周のサイクリングがおすすめ。島内は1周約8.2kmですから、徒歩で約2時間、自転車なら約1時間でまわれます。
自転車は入港してすぐにある「島の駅SHINOJIMA」やレンタル専門店「篠島デューテラス」でお手軽に借りられるため、持参する必要がないのも魅力のひとつです。
「篠島デューテラス」では、自転車をはじめ、キックボードやバギーなどもレンタルできます。キックボードに乗って童心に帰るもよし、バギーで二人きりの空間を保ちながら島を巡るのもよし。
ぜひレンタルを利用して、充実した島めぐりをしてみてくださいね!
日本夕日百選に選ばれた夕日を見よう
篠島の夕陽は「日本夕陽百選」に選ばれ、その美しさで多くの訪れる人を魅了しています。
夕陽百選に選ばれたのは「歌碑公園(かひこうえん)」から「東海の松島」を見下す景色。夕陽と松島が重なる時間帯はとても神秘的でした。
歌碑公園は、夕陽スポットのほか「万葉歌碑」や江戸時代の燈台(とうだい)などがあり歴史的な価値が高いという一面も持ちます。
船着場から歌碑公園へは、徒歩約20〜30分とすこし遠いものの、オレンジ色に染まった大海原と松島・夕陽のセットはデートをロマンチックに締めくくるのにぴったりなため、篠島旅の最後にぜひ訪れてみてください。
日没の時間を事前にチェックすると、デートプランが立てやすいですよ。
まとめ
篠島は孤島でのスポーツデートが楽しめるスポットです。
釣りやサイクリングができますので、きっと二人の絆も深まりますよ。海や夕陽が好きなカップルは、春か秋の涼しい時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
だいだい