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知床とは
知床は北海道斜里町のオホーツク海に突き出た半島で、世界自然遺産に登録されています。
夏の時期やヒグマがよく観察できる活動期にはカップルや家族連れ、写真家で賑わい、体を動かしながら自然を満喫したり、野生動物を観察したりできるスポット。自然が好きなカップルのアクティブデートにおすすめです。
知床自然センターへのアクセス・基本情報
- 名称
- 知床自然センター
- 住所
- 〒099-4356
北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地
- 電話番号
- 0152-24-2114
- 営業時間
- 夏季:4月20日〜10月20日 8:00〜17:30
冬季:10月21日〜4月19日 9:00〜16:00
- 定休日
- 年末年始・12月毎週水曜日
- 料金
- 無料
- アクセス
- ・女満別空港から車で約2時間10分
・斜里バスターミナルから斜里バス知床線で約1時間10分
- 駐車場
- 一般車182台(無料)/大型バス5台(無料)
知床の魅力
魅力1体を使って知床の大自然を肌で感じられる
知床を語るなら、知床の大自然を肌で感じられることは外せません。
知床に広がる壮大な大自然は、その姿を見るだけでも順分に満足できます。しかし中には、自然のパワーをその身で体感できるスポットもあります。
たとえばカムイワッカ湯の滝では、実際に滝の中を歩けるため、まるで冒険家になったような気分になれます。ほかにもオロンコ岩では岩の上を登れますから、知床の大自然を存分に味わえるでしょう。
魅力2野生動物を間近で見られる
野生動物を間近で見られることも、知床の魅力のひとつ。
人の手がほとんど入っていない知床は、多くの野生動物が生息していることでも有名です。中でもエゾシカやキタキツネとの遭遇率は高く、観光地内や山道など至る場所でそのたくましい姿を見られます。
また知床はヒグマの生息地としても知られており、運が良ければ川で鮭を獲るヒグマに出会えます。
しかしヒグマは山道や観光地でも出現することがあり、時として人を襲うことも……。走るスピードも非常に速いため、目撃してもむやみに近づかないよう注意しましょう。
魅力3知床八景や天に続く道など見どころスポットが満載
最後に紹介する知床の魅力は、見どころスポットが豊富なことです。
たとえば知床八景と呼ばれる8つの観光スポットでは、自然が作り出した絶景が広がっています。ほかにも、まるで空まで続いているような、一直線に伸びた天に続く道なども、多くの観光客で賑わいを見せています。
数々の観光スポットは、車一台あれば回りきれる距離にあり、観光プランを立てやすいのも魅力的。
さらに見どころは自然だけでなく、現地の料理も知床の強みですから、海鮮料理や鹿料理をぜひ食べてみてくださいね。
知床のおすすめデートプラン
知床で遊ぶときの、おすすめデートプランをご紹介します。
今回おすすめしたいのは「野生動物を探しながら知床の絶景を堪能しよう」をメインに楽しむプラン!ぜひ二人で、心ゆくまで楽しんでみてください。
天に続く道・オシンコシンの滝・オロンコ岩に行ってみよう
知床に訪れたなら、ぜひ天に続く道と呼ばれている観光スポットに足を運んでみてください。天に続く道は、全長約28kmにもおよぶ直線道が、曲がることなくはるか彼方まで伸びています。
その名のとおり、そのまま進んでいけば天まで登って行けるのではと思わされる絶景が広がります。広大な土地をもつ、北海道ならではの絶景です。
上記は知床のおすすめ観光スポット、オシンコシンの滝。約30mの高さから落ちる大量の水は、迫力満点です。階段を登れば、近距離でその力強さを眺められますから、知床の自然からパワーをもらいましょう。
続いての写真は、オロンコ岩からの景色です。岩といっても高さはなんと約60m。その頂上からは、青色に輝くオホーツク海やウトロ漁港、天気がよければ知床連山を望めます。階段は少々急ではありますが、二人で励まし合いながら登ってみてください。
フレペの滝を目指して草原をハイキングしよう
続いて訪れたいのはフレペの滝。雪解け水や雨が地下を流れ、高さ約100mもの断崖の割れ目から静かに流れ落ちるその様子は、圧巻の景色であると同時に心も癒されます。
フレペの滝へは知床自然センターの駐車場から約20分歩く必要がありますが、その道中も圧巻の景色が待ち受けているため心配はいりません。
緑に色づく草原が360°広がり、まっすぐに伸びる道やグネグネ曲がった道があったりと、開放感たっぷりの絶景があなたを待ち受けています。ハイキング気分も味わえますから、20分がむしろ短く感じてしまうほどですよ。
二人で周りの景色を楽しみながら、フレペの滝を目指してくださいね。
ヒグマに気をつけながら知床五湖を散策しよう
知床五湖にも、ぜひ足を運んでみてください。
壮大に広がる原生林の中に、一湖〜五湖の5つの湖が存在しています。散策しながら幻想的な風景を楽しめるのはもちろん、天気がよければ知床連山が湖に映し出される様子も見られます。
地上遊歩道と高架木道の2つの散策コースがあり、前者は有料、後者は無料で楽しめるコースです。
おすすめの地上遊歩道コースでは、一湖〜五湖すべての湖を見られるため、知床五湖を余すところなく楽しめます。地上遊歩道コースは全周約3kmにおよびますから、体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみましょう。
ただし知床五湖は、ヒグマの出没率が高いスポットです。クマ避けの鈴をつけたり手を鳴らしたりして、あなたの存在をヒグマに伝えることも大切です。
カムイワッカ湯の滝の中を登ってみよう
カムイワッカ湯の滝はその名前にもあるとおり、湧き出た温泉が川に混ざり、お湯の流れる珍しい滝です。
カムイワッカ湯の滝では滝の中に入り、まるで沢登りをしているような体験ができます。温泉の混ざった滝の温かさや、自然が造りだす圧巻の風景を肌で直接感じられる貴重な機会ですから、濡れても問題のない格好で自然を満喫してください。
しかしカムイワッカ湯の滝は特別な整備が施されておらず、時に滑落事故も発生します。とくに地面がぬかるんでおり滑りやすいため、滑りにくい靴を準備したり、お互いや周りの人と協力したりしながら楽しんでくださいね。
野生の動物を探してみよう
知床では至るところで野生動物と出会えますから、訪れた際には可愛い動物たちも探してみてください。
上記は知床五湖の高架木道で発見した、メスのエゾシカです。知床の雄大な緑が広がる景色に、野生の鹿が映るその光景は、まさに自然のすべてが詰まっています。
続いての画像は、カムイワッカ湯の滝に向かう途中で出会ったオスのエゾシカです。馴染みのある茶色の毛ではなく、黒の毛を身にまとったエゾシカで、立派なツノをこしらえた様子とその佇まいは、かっこよさとともに目を疑うほどのインパクトがあります。
まとめ
知床は、大自然や野生動物を間近で満喫できるデートスポットです。
自然が造りだす圧巻の景色の中を散策したり、野生動物を一緒に探したりすることで、きっと二人の絆も深まりますよ。
アクティブで動物が好きなカップルは、ぜひ緑の美しい夏や、野生のヒグマがよく観察される5月〜初夏に訪れてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
ENSPORTS Place編集部